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#技術書典

「5年放置すれば問題は時間が解決してくれる」Community Drive 第1回再録 高橋征義さん⑦

「5年放置すれば問題は時間が解決してくれる」Community Drive 第1回再録 高橋征義さん⑦

お金だけポンと出してスポンサーになってもあまりメリットが無い鹿野:規模が大きくなってくるとそのあたりはなかなか難しいですね。
高橋:規模が大きいのと、やはり仕事でやるのには向かないのかなと。好きな人が集まってわいわいやってるのと、企業としてきちんとしないとというところの切り分けがすごく難しいです。
スポンサー担当の対応に関しても、企業が企業として対応するのとちょっと違うわけですよ。その辺のニュアン

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「車輪はどんどん再発明されるべき」Community Drive 第1回再録 高橋征義さん⑥

「車輪はどんどん再発明されるべき」Community Drive 第1回再録 高橋征義さん⑥

すごく無駄だけどみんな1から勉強するしかない法林:高橋さん自身のコミュニティとの関わりという観点で、今後の目標のようなものはありますか?
高橋:イベントについては、目標はまったくないですね。
高橋:割とRubyKaigiに関しても技術書典に関しても、完全にリーダーシップを取ってるわけではないんです。RubyKaigiだったら、今は松田さんがチーフオーガナイザーですし、技術書典は日高さんを中心に回っ

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「商業出版に見合わないくらい先端の技術が集まる技術書典」Community Drive 第1回再録 高橋征義さん⑤

「商業出版に見合わないくらい先端の技術が集まる技術書典」Community Drive 第1回再録 高橋征義さん⑤

技術を広めたい、知りたいというモチベーション鹿野:出版社の書籍がなかなか売れなくなってるっていう状況がある一方で、こういう盛り上がりがあるという点についてはどんな印象がありますか?
高橋:技術書典はどちらかというと技術を広めたいとか、技術を広く知りたいという声に応えましょうというイベントの主旨なので、本を出版したいという気持ちもあるのだけれど、それとは別に、それ以前に、それ以上に、情報を発信したい

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「秋葉原という「場」のパワー」Community Drive 第1回再録 高橋征義さん④

「秋葉原という「場」のパワー」Community Drive 第1回再録 高橋征義さん④

技術コミュニティの受け皿としての技術書典法林:Rubyの話からはちょっと離れて、もう1つお伺いしたいのは技術書典のことです。
高橋:2016年にスタートしてこれまでに3回実施しています。(注:変則的だった「超技術書典」を除く)
法林:はじめたきっかけを教えてください。
高橋:TechBoosterの日高さんからお話がありまして。
法林:そうなんですね。高橋さんといえば、技術書のイベントに出たりする

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