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オンラインサロンにおける実名か匿名か問題

オンラインサロンでは実名での登録を推奨している事が多いです。

これは、もともとオンラインサロンのコミュニティプラットフォームとしてFacebookグループが使用されていた事が大きな理由だと『FacebookグループよりLINEオープンチャットを檄推しする理由』という別の記事でも書きました。(ぜひそちらの記事もお読みください)

しかし、オンラインサロンが始まった2012年から10年、実名主義である必然性は薄れて来ているように感じています。

実感したのは、最近仕事のオンライン会議などで初対面の人がハンドルネーム(クリエイターネーム)で自己紹介される機会が結構あって、その際に、何の違和感もなかった事です。(他の参加者も普通でした)もちろんオンライン会議だけのことではなく、あるオンラインサロンのオフ会に参加した際の挨拶でもオンラインサロン上のハンドルネームの方が実名よりもピンと来ることが多くなりました。昔は「ハンドルネームなんてちょっとオタクっぽくて恥ずかしい」とか言う人もいましたが、今はむしろそういう考え方の方が時代に即していないと思います。

そう考えると実名であるべき理由は特にないのではないかとすら思えてきます。

ここで、オンラインサロンの構造的な話を少しだけさせてください。

オンラインサロンは、大きく分けて『顧客管理&決済管理』を行う部分と会員がコミュニケーションを行う『コミュニティプラットフォーム』部に分けられます。今後、匿名にしてもいいと考えているのは後者(コミュニティプラットフォーム)の話であって、前者は必ず実名でなければいけません。(オンラインサロンの会費決済はクレジットカードを使った決済が一般的ですが、そこでは匿名は使えませんので未来永劫実名です)これまでのオンラインサロンは前者(顧客管理&決済管理)はもちろん、後者(コミュニティプラットフォーム)でも実名が基本とされてましたが、今後は後者に関しては匿名にすることがスタンダードになるのではないかと思います。

これからオンラインサロンを始めようと考えているみなさまには「オンラインサロンは実名登録であるべき」という古い考え方を捨てていただき、匿名で自由闊達にコミュニケーション出来る場を作っていただければと思います。



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