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ブランドバック買取比較


しまい込んで使っていないバッグを買い取り屋にもって行った記録。

しばらくしまい込んでいたので、表面の艶がなくなり、うっすらとカビっぽしシミができてしまったカルチェのバッグ。

10年位前に海外で一目ぼれして買ったもの。
私にしては、かなり高い買い物で、10万以上はしたと思う。
でも、なかなか持って出かける場がなくて、数回しか使わないうちに、シミが出始め、さらに使えなくなってしまった。

そのうえ、数えるほどしか使っていないというのに、知らない間に結構おおきなキズもつけてしまって、しかもかなり目立つ前面に・・・致命的。

そんなわけで、捨てられないまますっかりタンスの肥やしになっていた。
コロナでこもっていた間にいろいろと断捨離をはじめたタイミング、修理ができると知り、2か所ほどにもっていった。
が、やはり、修復しても元通りは難しいし、艶のある塗装がはがれてしまう可能性があるということでいずれも断られてしまい、「いよいよ捨てるしかないな~」と覚悟を決めたタイミングで、自宅ポストに買い取り屋のチラシが入ってきた。

「どうせ捨てるつもりだったのだし、持って行ってみるか?」と・・・

ポストに入っていたのは、聖蹟桜ヶ丘にある「タイムレス」
ちょうど数日後に出かける予定があったので、ついでにに寄ってみようと思っていた当日、今度は新聞折り込みで別の買い取り屋のチラシが。。。
この際なので、2店舗行ってみよう!

というわけで、1店舗目の買い取り「タイムレス」
カルチェとともに、「どんなに汚れていても大丈夫」といううたい文句に、後押しされて、値段が付くだけラッキーという気持ちで、だいぶ使い込んだコーチのバッグも一緒に持って行った。

担当は感じの良い若い女性だったが、ちょうど先客が入ったばかりのようで、「30分ほどお待ちいただくことになりますが、、、」といわれたのでバッグを預けて食べ損ねていた昼食を取りに店をでた。

おそばを食べて店に戻ると、先客は帰った後で、私のバッグを査定してくれていたのだが、、、
「コーチはファクトリー物が出てから、なかなか値段がつかず、こちらのバッグも傷みもあるもので、100円でとなります。
「カルチェのほうは、高級なものと思うのですが、こちらの傷と、やはり少しカビが出ているので、1000円となります。こちらでよろしければ、身分証明書をご提示いただけますか?」

ということで、合わせて1100円なら、もう1店舗持って行ってからにしようと思い、その旨を伝えて店を出た。

京王SCは、京王パスポートカードの会員だと平日1時間は駐車場が無料なのだけど、ここは買取してもらわなかったので駐車券はもらえず、先客がいて時間がかかったこともあり、駐車場料金が200円くらいかかった。

続いて京王堀之内の「おたからや」へ。

ドン・キホーテの敷地内のプレハブ小屋で、入っていくと衝立の向こうから、60歳くらいのおじさまがのっそりと出てきた。
「これは何というブランドですか?」と買取のお店なのに、コーチもカルチェも知らないの?とビックリ。
(ただし、天の邪鬼な私は一目でわかるタイプは買わないので仕方ないかもしれないが。。。)
「カルチェとコーチです」というと、「海外で買われたんですか?」と。
コーチはアウトレットで買ったのだけど、カルチェは海外なので「はい」と返事し、パシャパシャスマホで写真を撮りまくるオジサマと世間話をしていた。
カルチェの内側はレオパード柄なのだけど、皮が固いタイプということもあって中をうまく撮れずに苦戦しているので、手助けをして広げたりしてあげた。

しばらくすると、「いくらぐらいで引き取ってほしいですか?」と聞くので、「全然想像つかないです。買ったのはそこそこ高かったんですがね・・・」と答えてみた。高く言えば高く買い取ってくれるわけでもないだろうけど、なんて答えたらよかったのかなぁ。

撮った写真をどこかに送って問い合わせをしたのだと思うけれど、10分ほどで、「コーチは、700円、カルチェは11000円」と査定された。
さっきの店とずいぶん違う!10倍以上。

店によってこんなに違うとは、もう1店舗くらい見てもらってから決めようかと思い、その旨伝えて店を後にした。

ちなみに、こちらも駐車券は対象外。でも、30分以内なら無料ということで、料金はかからなかった。
もう1店舗は自宅近くでみてもらおうと、翌日買い物のついでに持っていったのは、駅前のマグレブイーストにある「わかば」という買取店。

中に入ると、若い男性がでてきて、「20分ほどお時間いただけますか?」というので、買い物をしてから戻ってみるとこちらでは「コーチが500円、カルチェは2000円」の2500円だった。

もう1店舗行くかどうか迷ったけれど、もうちょっと面倒になって、結局2店舗目にいったおたからやに数日後に持っていった。

オジサマはすっかり自分がいくらと査定したのか忘れていて、(ほかはもっと高いと思っていたのかもしれない)吹っ掛けちゃおうかと思ったけれど、どうせ捨てようと思っていたのだし、、、と正直に言われていた金額を伝えると「気持ち上乗せ」と言って13,000円(300円おまけ!)で引き取ってくれた。

3年くらい前に、某買取チェーンの接客コンテストで、お客役としてあれこれ交渉する役をやったことがあるのだけど、そのチェーン店では、その場でじっくり査定して、ずいぶん交渉の余地があったりしたので、今回もそんなつもりで行ってみたら、その場で査定するのではなくて、本部(かどこかわからないけど)に聞いみるのだね。
窓口にいる人は、そんなに目利きである必要はないみたい。
なんなら、おたからやのおじさまみたいに、ブランドなんて全然わかんなくてもできちゃう!

今回は、そんなこんなでちょっとした社会勉強をしてきてみたのでした。


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