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3003C 北斗星 ツインデラックス「オロネ25-500(北)」カーテンパーツ取付説明書

北斗星8号車、ツインデラックスの「オロネ25-500」用カーテンパーツです。ツインデラックス個室カーテン、通路側ブラインドを再現することができます。


パーツ構成

ツインデラックス個室カーテン×9(内、予備1)
ツインデラックス個室レースカーテン×9(内、予備1)
ツインデラックス個室カーテン全開状態×10(内、予備2)
通路側ブラインド×11(内、予備1)、車掌室(荷物準備室)ブラインド×1
ツインデラックス上段用寝台シーツ×8
ツインデラックス下段用寝台シーツ×8

組み立て手順

【カーテンパーツの閉じ具合の目安】
個室側カーテンについては、ブラインドとは違って全開の場合でも窓から見えていました。寝ている個室や在室している個室は全閉、半閉状態、もしくは全開だけどタッセルで束ねていない状態で再現するとそれらしくなると思いますのでご参考ください。
また、取り付け方にも記載しましたが、全閉だけどレースカーテンだけ少し開いているなどを混ぜるとより表情が豊かになります。
上段寝台用の小窓については、個室側カーテンといっしょに閉じてしまってもよいかと思います
通路側のブラインドは、閉じるとき以外は窓から見えることがないため、全開の場合は取り付ける必要はありません。昼夜を問わず違い開けっ放しだったようです。

デッキ側にある寝台側の小さな小窓はオーディオ準備室という小部屋だったようで、ブラインドを下ろしたままだったようなので全閉状態のブラインドを取り付けて下さい。

ツインデラックス個室カーテン、レースカーテン

B寝台個室はカーテンもしくはブラインドのみでしたが、A寝台個室になると、カーテンとレースカーテンも取り付けられていました。
こちらのカーテンパーツセットでも、カーテンとレースカーテンの組み合わせを再現できます。

ツインデラックス個室カーテンの全閉状態を表現する場合
まず、カーテンとレースカーテンを切り出します。

カーテンとレースカーテンを切り出す

窓の外から見て、レースカーテン→カーテンの順番になりますので、金色のカーテンパーツの両端に細く切った両面テープを貼り付けます。その上からレースカーテンのパーツを張り合わせます。

カーテンパーツの下側には、それぞれ折り返しの表現があるので一応上下の向きにはお気をつけください

レースカーテンの上側と左右に、細く切った両面テープを貼り付けます。

中央を除いた、上、左右に細く切った両面テープを貼り付ける

窓を表から見ながら裏面から貼り付けます。
小窓までカーテンが掛かってしまっていますが、開けたい場合はカーテンの角を切り落とすことで、上段寝台の小窓が開いている様子を再現できます。
ただ、上段寝台を再現すると窓に上段寝台がかかってしまう場合がありますのでご了承ください。

カーテンを取り付けた様子

ツインデラックス個室カーテンの半開状態を表現する場合
ツインデラックス個室カーテンを少し開いた状態にする場合は、カーテンの左右を残す形で切り出します。その際に、少し斜めにカットすると自然な感じになります。
また、レースカーテンとカーテンの開いている量に差をつけることで、様々な表情を表現することもできます。
ここでは、レースカーテンよりもカーテンを少し多めに閉じている状態を再現します。

カーテンとレースカーテンの中央をそれぞれカットする

カーテンとレースカーテンをそれぞれ切り出します。

切り出したカーテンとレースカーテン

カーテンとレースカーテンを貼り合わせ、さらにレースカーテンに窓ガラス固定用の両面テープを貼り付けます。

両面テープを貼り付けている様子

カーテンは窓の左右から閉めることができましたので、左右それぞれに貼り付けます。その差異、表面から見ながらカーテンの角度などを調整するとより良くなります。

カーテンの張り出し具合、斜め具合を調整して貼り付ける

ツインデラックス個室カーテンの全開状態を表現する場合
カーテンをタッセルで束ねた状態の全開状態を表現する場合、「カーテン/開」のパーツを切り出します。
先に、カーテンシートにある状態で、カーテンの窓内側を切り抜きます。カーテンの形に沿って切り抜くため補助線入れていません。細かい切り抜きになり恐縮です。。

切り抜き後のカーテンパーツ

余白部分に両面テープを貼り付け、それぞれ下段窓ガラスの左右に貼り付けます。こちらも貼りながら張り出し具合や斜め具合を調整して表情をつけます。

窓ガラスパーツに貼り付けた様子

通路側ブラインド

ブラインドパーツを切り出します。
半閉状態を再現する場合、パーツの下面に「ブラインドの持ち手」を表現しているので、パーツの下を残して上部を適当なサイズで切り落とします。

左が全閉状態、右が半閉状態

ブラインドの両端に両面テープを貼り付けます。
小ネタですが、細かいパーツを取り付けるときにはカッティングマットに両面テープを貼ってから、適当な大きさに切り出すとサイズを調整しやすいです。

両面テープを貼り付けた状態

両面テープを貼り付けたら、窓ガラスパーツに貼り付けます。裏から見るとわかりにくいので、表面から見ながら貼り付けると位置調整がしやすいです。
ブラインドの下部に持ち手があるので、それを意識しながら貼り付けるといい感じになります。
個室車の通路側ブラインドは、夜間走行時も通常はあまり閉めることがなかったようなので、取り付けなくても良いかなとは思います。通路側の表現の変化をつけるのにいくつか閉じるか半閉にするかをしても良いかな程度になります。

通路側にブラインドを取り付けた様子。試作品だったので、ブラインドの持ちての表現がなく幅も狭めだったので両面テープが見えてしまっていた

寝台シーツ

入線時にはシーツが敷かれた状態でしたので、再現する場合は寝台シーツを取り付けてください。外から見たときにせっかく再現した寝台がわかりにくくなるので良し悪しという感じです。

寝台シーツ。他の個室と違って、枕+浴衣は窓側、布団は通路側にセットされていたあったようだ

上段寝台用、下段寝台用で幅が違いますので、それぞれにあった寝台シーツを取り付けてください。取り付ける際、通路側に枕やシーツ、ハンガーの印刷が来るように取り付けてください。
なお、裏の全面に両面テープを貼って取り付けてしまうと、外すときに印刷面も剥がれてしまう可能性があるので、小さく細切れにした両面テープで軽く貼るだけにしたほうが良いかと思います。

上下寝台にシーツパーツを取り付けたサンプル

完成例

取り付けた状態のサンプルです。

寝台側カーテン
通路側ブラインド(試作品の為、持ち手表現がない)
オーディオ準備室のブラインド。ここは基本的に閉じっぱなしだったようです

関連リンク

内装クラフトシート取付説明書

この車両を含む内装クラフトシートセット


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