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帯締めに向きはある?ある!

帯締め、あの、帯の真ん中に見える紐、帯を止める役割のある紐ですね。

帯締めの裏表は、なんとなく、見れば分かります。着物ど初心者の私でもわかるので、おそらく誰でも分かります。裏表どちらでも使えるというものもあるみたいですけれど、まあ、表にしてヘンかどうかは感覚で分かると思います。ヘンと思う方の面は表にしないように締めれば良いわけです。

しかし、謎だったのは、左右差がある帯締めに、左右の決まりがあるかどうかでした。左右差があるというのは、片方だけ色が変わっていたり、豪華になっていたり、多めに金糸銀糸が入っていたりということです。
この豪華な方を身体の右左どちらに来るように締めるのかについて、決まっているのか、決まっているとしたらどちらにするのか分からない、と思っていました。

着付け教室で質問して解決しました。

帯締めを締める向きは決まっていています!
派手な方・豪華な方が、身体の左側に来るようにします。締める前から左側に派手な方が来ていれば、締め終わった後も左側です。それが基本だそうです。

なるほど。また学びました!

しかし、ここで新しい疑問が。なぜ、左が豪華な方なんでしょうか?(笑)気長に答えを探したいと思います。
ま、そんなことを言い出したら、なぜ自分から見て左を上に着るのか(これを右前と呼ぶ、ややこしい、、)など、ありとあらゆる疑問が噴出しますね。
同じ着るものである洋服だって、考え出したら色々疑問があります。例えば女性と男性でなぜボタンの向きが逆なのかなど。
ひとまず、現代の社会ルール上、そういうことになっていると受け止めないときりがないですね。

受け止めた上で、どうしてそのようなルールになったのか、ヒントがそのうちどこかで見つかったら拾い上げようと気長に構えておきたいと思います。

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