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【D-Lab.】#002 レビュー

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【D-Lab.】
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おおしまやすゆき です。

「D-Lab.」#002の動画を先日投稿させて頂きました。
作業用BGM・BGVとしてよろしければどうぞ。


#002 で何描こう?

#001では 、描く必要に駆られてブログの添絵としてのイラストを制作しました。
#002の収録は #001のすぐ後、つまり月始めなので、まだブログの添絵を描く時間ではありません。
どうしようかな、一枚普通にイラスト描こうかなと考えていましたが、それも何か面白くない。

前回の絵を描いて持った所感はこちら。

A:何となく意図していたものは描けたが、気に入ってくれる人が少なそう
B:女の子:やはり「顔」にまだまだ苦手意識がある

Aに関しては主に完成度の側面からそう思ったのかもしれません。
普段描いているイラスト作品は何カ月もかけてゆっくり描いていくものですので、「あっという間に描けてしまった感」に物足りなさを感じているのかなとも思いました。

描き込む時間を増やすだとか、絵だけに集中する環境で描く、などである程度払拭出来そうですし、もしかしたらこの企画ではAよりも先にB:「顔」の苦手意識を払しょくさせた方が気持ちが晴れやかになるかな、と感じました。

そこで#002では人の絵の模写をしていってみようかなと考えました。
時間とか期間を決めて、前々から気になって保存していた人様の絵を並べ、端から模写を、模写する工程を録画することにしました。

全部で3日くらいに渡って4時間程行いました。


模写したデータはこちら。

画像1


何となく意識して感じ取っていったのはこういう要素です。

・目の形状:どんなものが多いかな
・バランス:顔に対してどのように配置されているのかな
 └ サイズ
 └ 位置
・表情としてはどんなものが多いかな
 └ 眉・鼻・口との相関
 └ 顔全体の角度
・ポーズ、色、絵全体のシチュエーションらとのバランス:性格やストーリーの表現


それぞれ、深く追求してみたり、ただ単に形を真似てみたり。
顔を描く時にどの部位からどんな方向に線を走らせるか、といった自分なりの描き順があると思うので、その描き順に適応させた状態でもある程度コピー出来ているか、みたいなことを意識しながら行いました。



自分の中の好きが見つかってくる

模写を続ける中で、自分の好き、とか変化が見つかってきました。

まつ毛の厚み表現に対する抵抗
 └ 暑く表現すること自体、昔はめちゃくちゃ抵抗があったが、近年は漫画的表現のイラストでスタンダードになりつつあるのでかなり減ってきている、いや最近はむしろ好き

あご
 └ 下あごの長さはどんどん短くなっている印象:自分の絵も相当短いのにそれ以上に
   ⇒ 幼い印象になりがち + 頭頂部、後頭部でバランスを取るので頭部全体が大きくなりがち ⇒ 体とのバランスのとり方が今まで経験したことのないものになってきている印象

こういう要素を持った絵を可愛く魅力的に描けていらっしゃる方たちは、確実に今の自分と違う感性やバランス感覚の持ち主だ、と。

そして、そういった新しい感覚を受け入れられるかには、自分自身の精神的な状況だとか、すんなり受け入れられる波があったりしますから、やはり勉強したいな、というモーションにある「D-Lab.」のアクションを行っている今のうちにぜひとも吸収したいな、と思います。

更にそういう周りのエッセンスを受け入れやすい今だからこそ、自分が持っていない周りのの感覚を好きになれます。
まずそういう心的状況になれていることが嬉しく、自分に取って数年前は持ち合わせていなかった新しい感覚です。

受け入れて、今の自分の絵柄と折り合いが付けられるようになるなど、自分のものに出来るかは今、そして「D-Lab.」に掛かっている、と言った感じ。



自分のものになる

・意識せずすんなり描けるか
・ぱっと頭の中に表現できるか

くらいまでいけば「自分のものになった」と言えるかもしれません。

逆を言うと、

・資料を参照しながらでないと描けない
・描こうとした時に心が不安に引っかかる

状態では自分のものになったとは言い難いかなと感じます。

そう考えると、今回の収録時間である4時間という時間はとても短く、これを何回も繰り返す必要がありそうです。

「今の自分の絵柄」と言うのも、今までそういったことを繰り返して来た結果だと思いますし、自分の好きと嫌いを取捨選択してきた結果ですので、「描けるようになりたいな」という意識があるなら、意識的に繰り返す必要はありそうです。

ただし「模写」だけを繰り返してもきっと習得は難しい。
今までも「作品(=実践)」を描くことによって得られた経験値の大きさはすさまじく、今回もそこには期待したい。


ということで練習も大切だけど「作品(=実践)」もやってみるか、ということで、動画の後半は模写を踏まえて一枚絵を描いてみることにしました。



実践!

今回のルールはこんな感じ。

・女の子を登場させる
・顔、特に目に意識を集中させて描く
 └ 最悪、それ以外が疎かになってしまってもOK
・自分が「かわいい!」と思えるまで表情はいじり続ける
 └ ただし、最終的にはシンプルな表現に落ち着かせる
・あんまり模写のことを意識し過ぎない
 └ 楽しく描く ⇒ 個人的にかわいい絵が生まれやすい

こんなことを掲げつつ、挑戦。
期間は3日くらいで、時間は3時間ちょっとでした。



#002 模写:女の子の顔

そして。
そんなことを考えながら模写したり、作画してみたものをまとめた動画がこちらになります。




感想

力が入り過ぎたと言いますか、意識し過ぎて思った通りにならなかった部分も多々ありますが模写して感じた「目」を意識したイラストとしてこういう絵が描けて良かったかな、と。

そしてやはりシチュエーション、女の子の性格、顔以外のポージングや仕草との兼ね合いもとても大事だと感じましたし、「目に意識を置く」という目標を持ったことで、ほぼ女の子一人という構図にも関わらず本当に集中して楽しく描かせて頂くことが出来ました。

…恐るべし「D-Lab.」の効果。


細かく感じたのは次の通り。

・「最近の流行り」っぽい絵の要素が出せているかは微妙なので、やはり今後も今回感じたこと得たことを繰り返し意識して描いていきたい
・この絵のシチュエーションだと、もしかしたら女の子は現実世界の服を着ていた方が良かったかも:調べることを怠った(=自分のものになっていない)ので、次回は現実世界の服を勉強したい
・構図や背景にまで意識が行けば良かった

意識しつつ、続けていきたいなと。

総じて今回は楽しかったです。
動画素材が多くなりすぎて、編集に多少時間がかかり過ぎてしまいました。
今後も続けれらるように、そこはセーブしていきたいです。



配信データ

★note記事への添付データの容量の都合と、配信源を一元化したい理由から、データはpixivFANBOXでのみの配布と致します。

[鼻先キッス] データに関しまして
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pixivFANBOX該当記事に添付された、圧縮したデータをダウンロードして下さい
ファイル名:DLab_#002_moto_A4.zip
ファイル容量:61.7MB

▼上記を解凍したデータの詳細です
ファイル名:DLab_#002_moto_A4.psd
制作:Adobe PhotoshopCC 2020(CC 2020独自の機能は使用しておりません)
容量:111.1MB
イラストサイズ:2976×4175ピクセル(216×303mm)
カラー形式:RGBカラー
状態:レイヤー未統合
ご注意:あくまで個人でご使用頂きたく、転載、二次使用を固く禁じます
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最後に

いかがでしたでしょうか・・!
「かわいい!」と言って頂ける絵が描けるように今後も今回のような内容のアクションは定期的に続けていきたいなと思います。

次回に繋がる絵の問題点も出てきたので、粛々と続けてみようと思います。
投稿ペースもまだ決め切っておりませんが、だいたい週間ペースに出来ればいいなと考えています。

では、また次回。

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