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8月② 記憶違いだったミュシャ展

8月24日、娘を誘ってミュシャ展に出かけた。パラミタで開催されることを知った日からぜひ行きたいと思っていた。それはパンフレットをみた瞬間、懐かしい~!昔チョコに入っていたあのカードの絵だぁと思ったから。入館すると同世代の方が多いように感じた。みなさんもきっとわたしと同じで懐かしく思っているのかな・・

パラミタミュージーアム

この美術館はイオンの岡田文化財団によって管理運営されていて、ガーデンでは季節の花や樹木も楽しめる。入場料は1000円だが、4枚セット3000円は期限もないためオトク!入り口では見事な百日紅がお出迎え!

装飾のためのデザイン

今で言うくすみカラーが素敵。この絵のトーンがハイクラウンチョコに入っていたカードのような・・。

書籍「装飾アルバム」より「花言葉」1900
書籍「リトグラフ資料集」より図版 1900

演劇ポスター

ミュシャを有名にし女優サラ・ヴェルナールの演劇ポスター。「ハムレット」や「ヒヤシンス姫」など8作品展示されていたが、近くでみると女優だけでなく周りのデザインや色使い、書体などすべてがおしゃれ💙パリのポスター収集家たちの間で取り合いになったのも納得!

左/「ジスモンダ」1894  右/「椿姫」1896
「ジスモンダ」の説明

その他のポスター

ポスター「《スラブ叙事詩》展」1928 折り曲げて保管されていたポスター

印刷用銅板

銅板「四季・秋」1900とその箱

パッケージデザイン

いよいよお菓子のパッケージの展示!日本のチョコのカードなんてないわよね~。(^_^;) 素敵なカンカン💕!100年以上も前のもの。今は捨てることがいいことのように言われているけど、ずっとしまっておくことも大切なこと・・シャンパン風味のビスケットってどんな味だったのかな??

ルフェ―ヴェル=ウティール社 ビスケット(ブドワール)缶のパッケージ1900
奥/ルフェ―ヴェル=ウティール社 ビスケット(プティ・ボルドー風味)缶のパッケージ1900 手前/ホイットマン社 チョコレート(お好み詰め合わせ1ポンド)缶のパッケージ1923
ルフェ―ヴェル=ウティール社 ビスケット(シャンパン風味)缶のパッケージ1900

プロダクトデザイン

ウビガン社(フランス香水メーカー)香水瓶の箱 1900

唯一無二のオリジナル作品

挿絵原画「蚊のお話」クサヴィエ・マルミエ著『おばあさんのお話』①1892 水彩
挿絵原画「蚊のお話」② 蚊が擬人化されてるぅ(笑)
油彩画「エリシュカ」1932
水彩画「クリスマス」 まるで写真みたい!!

パンフレットにマルチ・アーティストの先駆者と書かれていた。確かに挿絵画家から始まり、ポスターや装飾パネルなどの商業デザインもパッケージから切手や紙幣のデザインまで多岐にわたる。中でも「黄道十二宮」のポスターや四季によって違う女性が描かれた4枚の装飾パネルは心に残った。また多くの作品にきれいな植物が溶け込むように描かれているのが印象的だった。

そして、今回のキッカケになった森永ハイクラウンは・・・。さすがにそんな話はどこにもなく、娘に話してもハイクラウンが何ぞや??の世代(~_~;) 結局、わたしの記憶ちがいということで終わらされた。。帰宅後ネットで調べてみると同じような投稿を発見👀 やはり記憶違いだったのだろうか。。

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