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「一年間、ありがとうございました。」行政書士&エンターテイナー 依田花蓮

東京は春爛漫、桜吹雪が舞い散る季節となっております。

そんな中、無事に当コラム1年間の連載期間が満了いたします。
1年前、念願叶ってコラムの執筆依頼を頂戴した時、どれほど嬉しく・誇らしく思ったことか。

全11作品を振り返ると、一番反響が大きかったのは 第6回の
「ゴミを捨てに行くときでも、名刺をお持ちなさい」でしょうか。

個人的には、兄のことを書いた 第9回「働く男」、行政書士仲間の結婚式余興に本気で取り組んだエピソードを綴った第7回「本気と書いてマジと読む」がお気に入りです。

再度お読み頂けたら嬉しいです。

最近、“ 2足のわらじーズ ”というタイトルでコラムを執筆してきた私に相応しい内容のオフィシャルサイトを立ち上げました。
https://www.yoda-karen.com/

これからはこのサイトを起点として、自分に与えられた才能を活かすべく色々な草鞋を履いて人生を歩んで行きたいと思います。

最後に、一年間ご愛読下さった皆様へ。いつも私を支えてくれている、大切な言葉を贈り物として書き記したいと思います。
「夢を失うよりも悲しいことは 自分を信じてあげられないこと」
平原綾香さん Jupiterより

一年間、まことにありがとうございました。皆々様に、幸多かれ。

◆筆者プロフィール
行政書士&エンターテイナー 依田花蓮
新宿にて「行政書士よだかれん事務所」を営む。2017年末まで、夜は六本木にてショーレストラン香和(かぐわ)に出演。行政書士として事務所を営み、LGBT研修・講演講師として登壇。歌・踊り・芝居のエンターテイナーとして舞台にも立つことも。もやは2足以上の活躍です。


ニューハーフの方はおもしろい。
音楽をやっていたおかげで、学生時代から彼女たちの底知れぬ魅力に触れることができました。

当時はまだまだ「あやしげな人種」という認識が強かったのですが、今や、ゴールデンタイムにも多くのニューハーフタレントさんが登場し、お茶の間を沸かせています。「おもしろい」という感覚は一般的になったのかも。

さて、どうして彼女たちはあんなにおもしろいのか。ずっと不思議でしたが、花蓮さんのコラムを読んでいくと、少しずつその謎が解明されていく1年間でした。

おもしろさの根源は、彼女たちの「本気」にあると思うのです。花蓮さんはとにかく全てにおいて本気。仕事も遊びもそれ以外も。

マイノリティである、ということは社会的に寄りかかれるものが少ない、またはない、ということです。まさに裸一貫。とにかく全てにおいて本気にならないと権利や地位を獲得することは不可能。

歴史を教えていると、「権利」を求めた戦いが多く出てきます。名誉革命だったり、アメリカ南北戦争だったり。どうも私は花蓮さんの姿をそこに重ねてしまいます。

日本国憲法には、自由と権利を維持するには我々の不断の努力が必要

と記載がありまして。様々な権利を声高に叫ぶ世の中ではありますが、はて、自分はそれに見合う努力をしているのか。本気で生き続けている花蓮さんの言葉は、読むたびに襟を正されるものでした。

アンサー請負人、永井雄太郎とは!
clue zemi,するめcafe,余談Lab(ウェブマガジン・フリーペーパー)などの代表を務める、1980年生まれの松坂世代。勉強と遊び、生活をno wallにすべく活動中。使命か本能か。いろいろなことに首を突っ込み、ノーベルやんちゃDE賞を狙う。

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