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数学という教科は 「得意だよ!」という人と、 「全然できない…」という人に クッキリ分かれる科目です。 そして学年が上がるごとに その傾向は強くなっていきます。 これはなぜなのか? 数学という教科は いわゆる「積み上げ型」の科目です。 ある一部が不安定だと、 その影響がずーっと続いてしまうのです。 例えば4月から中2になって 「今年こそは数学がんばろう!」 と思った生徒がいるとします。 授業も真剣に聞いて、宿題もまじめにやる。 でもテストで得点できない… というケースは多
こんにちは。 前回「基礎練としての国語」という文書を公開したのですが、今回は「基礎練としての数学」について書いていこうと思います。 数学の基礎練といっても、皆さんの思うとおりの「計算、計算、計算」という感じで、非常に単純な数式を数こなすという内容です。数といっても週100問くらいなのですが… こんな無茶な分量をこなすべきという考えにはきちんと理由が存在します。数学(というか計算を使う学問)は積み上げ型で、最初で躓けばそこで終わりです。歴史の様に「古代が分からないけど近代
こんにちは。今回は数学の「先取り」について書いていきます。 得意な人は、授業でやっている内容と足並みを揃える必要は決してありません。自分のペースで進めても良いと思っています。一方で、前の内容や今の内容が分からないという場合は不用意に先取りなどする必要はなく、既習部分をじっくりやることを勧めます。 それでは具体的なやり方です。中学のものは1問あたりの労力があまりかからないので、先へ先へと進みやすいと思います。また、教科書が終わってから受験本番を迎えるまでが短いので1周目は