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華金の深夜に見る攻めた企画とフジコーズの成長―「オールナイトフジコ」第3回~第10回個人的感想

 こんにちは!
 久しぶりの記事投稿です。
 雨が続いたかと思ったら夏のような暑さ…。体調管理が難しい時期ですが,皆様いかがお過ごしでしょうか?
 今回は以前も紹介したフジテレビで毎週金曜深夜に生放送されている「オールナイトフジコ」の各回ごとの感想を各放送回の個人的MVPと共に紹介したいと思います。それでは参ります!(第1回・第2回放送の感想は以前書いたnoteをご覧ください)

第3回放送 2023.4.28


個人的MVP:安藤 令奈

 出演者やスタッフにコネがあれば誰でも座れるスタジオ後方の“フジコネシート”には元テレビ東京アナウンサーの森 香澄さんが。メインMCの佐久間さんと元テレ東同士の貴重な共演が実現し,面白かったです。
 「生放送で何かしたい人ゴングショー」のコーナーにはなんと一般人に交じって林家三平さんの姿が…。なぞかけを披露するも佐久間さんにゴングを鳴らされてしまいましたが,エンディングではスタジオに入る事が出来,スタジオでもなぞかけを披露していました。
 番組終盤の「オールナイト生ライブ」のコーナで「革命」を熱唱したMOROHAさんのパフォーマンスが印象的で元気をもらえました。
 また,「夢がモリモリ フジコくじ」のコーナーではオープニングで特技の空手蹴りを進行を務める佐野 瑞樹アナにお見舞いしたフジコーズの安藤 令奈さんが教え子と一緒に番組を見ているという早稲田大学の准教授の元へ。スタジオからの悪ノリもあり,准教授にも空手蹴りをお見舞いした安藤さん。どこか見てて痛快でした。

 エンディングでは放送日が誕生日だという沖 玲萌さんに佐久間さんから花束のプレゼントが。スタジオが温かな雰囲気に包まれる中,放送が終了しました。

第4回放送 2023.5.5


個人的MVP:出町 杏奈

 オープニングは佐久間さん・伊藤さん・村重さんが強風が吹くフジテレビ1階・ラフくん前でゴングショーの参加者たちと。
タイトルコールが終わり,佐久間さん達がスタジオに戻って来るまでの森田さんのつなぎトークからもはや面白かったです。
フジコーズのひな壇のさかな(佐藤 佳奈子さん)の裏回しが素晴らしかったです。(生放送で何かしたい人のコーナーのMCも村重さんといいコンビに…)
 なんといっても最大のインパクトを残したのはフジコーズの出町 杏奈さんがさらば青春の光・東ブクロさんの家へ突撃訪問した中継企画。あの2人の組み合わせは,なんだかんだで見てられるし,深夜にしか出来ない内容が生放送のハラハラ感と相まって最高でした。
出町さんはあらゆる形でこの番組にインパクトを与えてくれる起爆剤のような存在だと思います。

 また,森田さんのサウナトークはフジコーズのキャラが分かる企画だからこれからも続けて欲しい。サウナトークの雨宮 凜々子さんのキャラが良かった。今井 陽菜さんもめちゃめちゃピュアなんだなっていうのが伝わってきて素敵でした。
 番組中盤の「鉄棒ぷるぷるコマーシャル」での対決。フジコーズの小杉 怜子さんと2i2の天羽 希純さん,お互いのプライドをかけた対決で,結果は小杉さんが勝利したのですが,それにより天羽さんの所属する2i2のパフォーマンスがお預けに。それに責任を感じた小杉さんが号泣。さらにそれを受けて天羽さんも号泣。正々堂々と戦ったが故に流した涙はどちらもとても素敵でした。

 これらのインパクトが強すぎて友恵 温香さんの中継企画(フジコを探せ=都内某所のバーにいる友恵さんを視聴者が探し出す企画。一番最初に探せた人が友恵さんと一緒に飲める権利を獲得)が時々忘れ去られてる気がして残念だったけど,面白い試みだなと思いました。
 フジテレビのゴールデンウィークのアンバサダーを務めたコムドットの5人が生放送終盤に集結。当初はリーダーのやまとさんのみの出演でしたが,佐久間さんのムチャ振りにより急遽,生放送中に他のメンバーを緊急招集することに…
(その様子はコムドットの冠番組「コムドットって何?」で放送された)
やまとさんとレギュラーの峯岸 みなみさん(ライバルのYouTuber・東海オンエア てつやさんの奥さん)のクロストークは面白かったです。
コムドットの皆さん,「めざましテレビ」から丸一日の電波ジャック本当にお疲れ様でした!
特にひゅうがさんは番組終了まで10分を切ったタイミングでの到着にも関わらず,ひゅうがさんのファンだというフジコーズの安藤さんの願いまで叶えてスマートでカッコ良かったです!
 「オールナイト生ライブ」ではano(あの)さんがアニメ「チェンソーマン」のエンディングテーマとして話題になった「ちゅ、多様性。」を生披露。振り付けに合わせて踊っているフジコーズもいたりして,とても素敵でした!
今回の放送はいつもよりスタッフが少なかったのかバタバタしてたし「鉄棒ぷるぷるコマーシャル」の前のCM明けスタッフのカウントとか入ってたりしたけど生放送ならではで面白かったです。少数精鋭であるがゆえのハプニングこれからも楽しみです。

第5回放送 2023.5.19


個人的MVP:和智 日菜子

 オープニングのドッキリ(フジコ達には生放送が始まっていると知らせずに生放送がスタート。本番前のフリートークをしている様子をMC陣がスタジオ上のサブから見守りスタジオのスタッフに質問を投げ掛けてフジコーズの本音を引き出す)企画は佐藤さんが筋金入りのさらばのファンだって分かった他,出町さんは“王林の弟子”のポジション(出町さんは青森県出身)を狙ってるとか,和智さんは人見知り(のちにそのイメージが覆されることに…)とかフジコーズの本音とか素の性格が引き出せたのでまたやって欲しいです。2時間たっぷりフジコーズにスポットを当てた企画だったのが良かったです。
 写真週刊誌のFLASHから番組にコラボのオファーが。このコーナーでの峯岸さん・村重さんのアイドル時代の経験を元にしたフォローが見ていて安心感がありました。
アピールタイムでの和智さんの「男が好きなカラダ」というコメントとそれに対応した沖さんの「女も好きなカラダ」というコメントが印象的でした。誰よりも水着グラビアをやりたがっていた出町さんのポージングと友恵さんのポージングが素敵だった。(出町さんは週刊プレイボーイで18年ぶりの貝殻水着に挑戦)
また,ああいう場面で自分の意思で周りに流されずにきっぱりと水着NGって断れる小杉さんもすごいと思いました。
 フジコーズの鈴木 心緒さん・髙村 栞里さんが「(グラビアに手を挙げなければ)やる気がないって思われるんじゃないか」って号泣してたけれど,
水着を着る=やる気がある
っていう証明になるとは限らないし,その逆もまた然りだと思う。そのときにすぐさま一旦CMを入れて2人を落ち着かせてから話を聞いた佐久間さんのフォローが流石で,学校の先生のようで安心感がありました。
水着に手を挙げなかった子がテレビに映るようにひな壇で頑張ってその子達の気持ちを代弁したり体を張ってくれた佐藤さんも素晴らしかったです。“フジコーズを引っ張っていくぞ”という気概と責任感を感じました。(ちょっと空回りする部分はあったけど…)

 その後のフジコーズの生コマーシャルで小杉さんが鈴木さん・髙村さんに試食のハンバーグをお裾分けしていたシーンは小杉さんの優しさにグッときました。(特に小杉さん・鈴木さんは同じ大学(青山学院大学)の同級生)
 また,森田さんのフジコーズの楽屋突撃企画は深夜にしか出来ないテンション。かなりギリギリを攻める感じが面白かったです。安藤さんのミンティアを食べるところから始まり,最後は沖さんの歯ブラシを咥えて鈴木さんの歯みがき粉を直に…。絶妙に炎上しそうなラインが見ててスリリングで面白かったです。
また,エンディングで和智さんが「ようやく自分のいる意味が見いだせた」という趣旨のコメントをしていたのが印象的でした。フジコーズの中でも“売れたい!”という強い気持ちが伝わってきたので今後が楽しみです。

第6回放送 2023.5.26


個人的MVP:佐藤 佳奈子

 一言で言うと今までで一番カオスな回でした。オープニングの森田さんとの中継コーナーで森田さんの懐にグイグイ入って番組を盛り上げている和智さんと森田さんの絡みが面白かったです。ここ最近の放送で和智さんの存在感がどんどん増してて面白いし,また見たい組み合わせだなと思いました。
 森田さんの欠席により急遽開催された代打MCリレー。生放送で電話をかけてフジテレビまで来てもらう企画はライブ感があって見ていて楽しかったです。見事一番乗りした極楽とんぼ・山本さんはまるでフジコーズ達を見守るお父さんみたいな立ち位置で見ていて安定感がありました。(佐久間さんは先生感)
 また,後半になるにつれて同じくMCリレーでやって来たレインボーのジャンボさんが理性を失っていく展開が最高でした。
BKB(バイク川崎バイク)さんとフジコーズの友恵 温香さん(BKBが好き)のツーショットはただただ眼福でしたし,今回の放送で唯一幸せだなと感じる瞬間でした。
 「ギルガメッシュNIGHT」などの深夜番組で活躍したイジリーさんが代打で来てより深夜感が増した感じがしたし,コンプラにギリ引っ掛かりそうな企画の攻め具合にスタッフ陣の覚悟を感じました。イジリーさんにスマホを舐められてた時の佐藤さんの表情が最高だったし,最後の最後で最悪な目に遭った笠野さんも本当にお疲れ様でした。
 フジコーズのスマホの中身を覗き見るコーナーはよりフジコーズの人となりがわかる企画だからこれから先もあってもいいかも(舐めるのはなしで!)松尾さんも今井さんも番組に真剣に向き合っている様子が伝わって好感が持てました。(今井さんと笠野さんのライバル関係?も気になるところ…)
 コーナーのタイトルコールをフジコ達に任せたのは良かったと思いました。(「オールナイト生ライブ」の笠野さん・「フジコマーシャル」の上杉さん)
 生コマーシャルにスタッフのムチャ振りが追加されてて面白かったです。この場面では焼肉の味を顔でリポートした安藤さんがピカイチでした。
 そして,ゴングショーのコーナーは「パンツ見せます」の子達(JKブランドが捨てられない)のインパクトが強すぎました。番組マスコットの仮装をしてきた芸人さんも印象的でしたし,今回からコーナーMCを担当した雨宮さんのMCも良かった。あのコーナーはフジコ達の登竜門になりそうだなと思ったし,佐藤さんに続く逸材が出るか楽しみです。一般人の中で特に印象的だったのは雨宮さんの前で彼女の魅力を熱弁したひしおさん。もっとアピールして欲しかったけどゴングが鳴らされてしまい,残念でした。またどこかの機会で続きを聞きたいなと思います。
 フジコマーシャルのぷるぷるマシーンの説明(スタッフの私物で彼女にあげたけどフラれた時に突き返された)は毎回聞いてて失礼ながら面白いです。スタッフの陰ながらの努力やバタバタ感が見られるのも生放送ならではなので面白いなと思います。

第7回放送 2023.6.2


個人的MVP:和智 日菜子

 フジテレビ前からのオープニングで毎週ゴングショーのコーナーに来ているエキストラの帝王さんをいじったシーンも面白かったし,タイトルコール後のスタジオでの生突撃後の森田さんと和智さんの後日談トークも良かったです。
フジコーズの友恵 温香さんが台風の影響により欠席。スタジオから同じくフジコーズの関西勢で仲が良い笠野 咲藍さんが電話を掛けましたが,うまく繋がらず…
 「さらば森田のサウナトーク」は好評につき第3弾。今回が今までの中で一番良かったです。
 今回,森田さんと一緒にサウナに入ったのはFLASHの水着グラビアの回で「やる気がないんじゃないか」と思われる…と号泣した鈴木 心緒さんと髙村 栞里さん。今まで鈴木さんは推しフジコの一人でしたが,正直人となりはあまり良く分からなかったのですが,今回のサウナトークでとても明るく活発で元気なおしゃべりな子なんだなと分かってより応援したくなりました。鈴木さんの「彼氏が欲しい」という話(理由は許可なくハグできる人が欲しいから)から終盤の森田さんへのバックハグの展開は驚いたけど無邪気な感じで良かったし可愛かったです。


 一方の髙村さんの方はほとんど喋らなかったけれど,静かな場面が似合う髙村さんの魅力がより伝わった気がしました。あの画は長時間見てても飽きない画でした。
二人とも見事に水着グラビアの時の雪辱を果たしてやる気がある!というのを証明してくれたと思うし,髙村さんと鈴木さんの静と動の対比も見ていて面白かったです。
 出町 杏奈さんに週刊プレイボーイから青木さやかさん以来18年ぶりとなる単独での貝殻水着グラビアのオファー。(証拠VTRあったけど,FLASHの時にしっかりと「貝殻やります」って言ってた…)やる気はあるけど躊躇いもある出町さんの感情の流れを生放送を使って見事に映し出していたように感じたし,お父さんへの相談の電話のほとんどが津軽弁で出町さんの通訳が入る展開だったのは面白かったです。
番組のエンディングで実際に貝殻水着を着た姿(パンツ見せますの子達(JKブランドが捨てられないの人)が実際に貝殻水着を着ることに…))を見て改めてOKしたのに番組を盛り上げるための覚悟を感じたし,改めてグラビアが楽しみになりました。
 番組後半のメイン企画は「フジコを知ろう」の企画の一環としてフジコーズの中に歌姫がいるのかどうかを探る「歌うまフジコ決定戦」と「フジコカラオケパーティ」。
 森高 千里さんの代表曲「私がオバサンになっても」を歌った沖 玲萌さんは振り付け込みで歌っててとてもキュートで可愛かったし,歌声も好きでした。
 乃木坂46の「君の名は希望」を歌った今井 陽菜さんは振り付けこそなかったものの,歌声や表情が素敵でした。
 今井さんと同じく乃木坂46の「サヨナラの意味」を歌って優勝したのは(予選も1位だったので完全優勝)和智 日菜子さん。歌の間,和智さんのオンステージで,圧倒的な表現力と歌声でした。扁桃腺が腫れて直前まで体調不良が続いてた中,ここに出るために東京に早めに来たという和智さん。その努力が実った優勝だったように感じます。

 予選ハイライトのVTR皆楽しそうで素敵でした。個人的には佐藤 佳奈子さんの「天城越え」(石川 さゆり),鈴木さんの「MajiでKoiする5秒前」(広末 涼子),上杉 真央さんの「君は天然色」(大瀧 詠一),雨宮 凜々子さんの「三日月」(絢香)はフルで聞きたかったなと思いました。個人的には鈴木さんが歌唱中にカメラ目線でポーズしたシーンがあったのですが,そこがすごい可愛かったです!
 続くカラオケパーティで深夜の時間に中森明菜さんの「スローモーション」を選曲してくる髙村さんのセンスが良かったし,歌も素敵でした。
 また,佐藤さんが宝塚時代から憧れていたという朝夏まなとさんとデュエット。朝夏さんは勿論のこと,佐藤さんが緊張していたにも関わらず堂々としててすごかったです。10年越しの夢が叶った瞬間に思わずグッと来ました。
 松尾 実李果さんもゲストの中川 晃教さんと「ホール・ニュー・ワールド」をデュエット。ミュージカル界のレジェンドと共演できる機会はなかなかないし素敵なコラボでした。大学でミュージカル専攻という松尾さんの歌声も素敵だった。
 元HKT48でレギュラーの村重さんとゲストの田中 美久さんの「メロンジュース」は深夜に盛り上がったし貴重なコラボで見ていて楽しかったです。永久保存版のような回だと思います。
(大トリで歌った朝夏さんの歌を酔いしれるように聞く佐藤さんの姿も印象的でした)
 毎回恒例のフジコーズによる生コマーシャルコーナー。いつもよりグダグダ感はなく,フジコ達の素敵な部分が出ていて良かったと思います。今井さんの食レポは上手かったし,上杉さんのリツイートポーズも可愛かったです。エブラヒミ 椎菜さんは地元の沖縄で通ってた店の紹介だったのでこなれ感があって良かったですし,カラオケのせいか少し嗄れたようにも聞こえた安藤 令奈さんの声もいつもと違ってまた良かったです。
 カラオケパーティーはまたやって欲しい企画。今度はフジコーズに加えて佐久間さんや伊藤さん・森田さん・佐野アナの歌とかも聞いてみたいなと思いました。

 なお,「歌うまフジコ決定戦」の予選・最終順位と「フジコカラオケパーティー」のセットリストは以下の通りです。

「歌うまフジコ決定戦」
予選順位・最終順位一覧
フジコカラオケパーティー セットリスト

 FLASHの回で佐久間さんが言ってた「たまたま今回は出番がないだけで…出番って必ず回ってくる」っていうコメントがまさに現実となった回。鈴木さん・髙村さんは今回MVP級の活躍をしたと思います。
 また,フジコネシートには以前,「ぽかぽか」の「ぽいぽいトーク」のコーナーで小杉さんのファンであることを公言したさとう珠緒さんが。さとうさんと小杉さんの“ぷんぷん”は最高でしたし,幸せな時間でした。

第8回放送 2023.6.9


個人的MVP:小杉 怜子

今回は番組ほぼ全編を二十歳を迎えたフジコーズの今井 陽菜さんにスポットを当てて放送。
今井さんが初めて生ビールを飲むところから番組がスタート。初めて本格的にお酒を飲む今井さんの初々しさが良かったです。
番組が進むにつれて番組の雰囲気とノリと酔いも相まって清楚な今井さんが合コンの雰囲気に飲まれていく展開は見ていて面白かったですし,合コン企画は面白かったのでまたやって欲しい。
今井さんの自宅と中継を結んでご両親も登場。
までは良かったのですが,まさかのイジリー岡田さんが…。
先々週の放送と同様に“ペロペロ芸”を披露したのですが,ちょっと今回はやり過ぎだったかなと思いました。イジリーさんも腹くくってやってるとは思いますが,今井さんの私物をペロペロ舐める姿はさすがに見てられなかったですし,不快とすら感じた。ご両親が笑顔だったから救われたものの…といった感じでした。これ以上やると番組の存続に関わる気がするので控えるかやめて欲しいと強く思います。(イジリーさん自体は嫌いではないですが…)
番組随所で今井さんの自宅の映像に切り替わる場面があったのですが,そのタイミングが毎回絶妙でスイッチャーの高瀬さんの腕が光っていたように感じました。
今回も森田さんが大阪でのライブの関係で欠席。代打MCを務めたレインボーのジャンボたかおさんはバーテンダーの純情のアフィリア・渚カオリさんの手伝いから合コンの盛り上げまで幅広くこなしてて毎週来て欲しいくらいの安心感とこなれ感があって良かったです。以前の理性を失ってた時と比べて何倍もジャンボさんらしさが際立ってて最高でした。合コン企画の時はマストだと思いました。
(特にジャンボさんがフジコ達を鼓舞している時の峯岸さんの「女子バレー部の監督じゃん」というツッコミが秀逸でした)
社長を含めたグレープカンパニー軍団(お見送り芸人しんいち・TCクラクション(坂本No.1・古家 曇天)・カカロニ栗谷)も合コンを盛り上げてくれました。
しんいちさんが本番中に爆睡(CM明けの提供クレジットのバックでその様子が抜かれていた)してたのと川崎鷹也さんの生ライブのあとにオリジナルソングでレギュラーの村重さんをディスる流れは最高でした。カカロニの栗谷さんは少しイジリーさんのような雰囲気を感じるのでちょっと今後が気になりました。
TCクラクションのお二人は坂本さんが終始フジコ達を気遣っている様子が印象的で,曇天さんのキャラもしっかり立っていて良かったです。
さかな(佐藤 佳奈子)さんは合コンでもひな壇でも場を盛り上げてくれて毎回すごいなと思う。番組になくてはならない存在。(誰よりも飲んでそうだった)また,エブラヒミ椎菜さんの眼鏡姿も素敵でした。
生コマーシャルコーナーで食べ過ぎてコメント出来なくなってる椎菜さんも愛嬌があって良かった。(そのお陰で髙村 栞里さんの出番が出来たという点でも)
上杉 真央さん・沖 玲萌さんペアは慣れて来たように感じた。(特に上杉さん)
「オールナイト生ライブ」は川崎鷹也さんが「ぬくもり」を生披露。ライブ前に妹が川崎さんのファンだというフジコーズの鈴木 心緒さんが興奮気味にライブグッズのギターピックの話とかをしていたのに曲が終わってCMジングルが流れた時には涙。今回は以前の涙(水着グラビアの時)と違って素敵な涙でした。改めて鈴木さんの素敵な一面を垣間見られた気がしました。
FLASH水着グラビアの舞台裏のVTRは見ごたえがありました。オープニングのVTRから少しずつ撮影の様子は流れていたのですが,VTRで見るとより臨場感があるし最初は躊躇いや戸惑いがあったけれど,段々乗り気になっていくフジコ達の感情の動きとかが伝わってきました。未経験の新たな分野に挑戦して自分の可能性を切り開いた雨宮 凜々子さん,今井さん,笠野 咲藍さん,友恵 温香さん,和智 日菜子さん,撮影お疲れ様でした!皆さん本当に素敵なグラビアでした。
(雨宮さんのスタイルの良さと和智さんの“男が好きなカラダ”ぶりに驚き。友恵さんの撮影前のコメントも好きだったし可愛かった。)
なんといっても最後に忘れてはならないのはフジコーズの小杉 怜子さんの生放送での料理コーナー。
料理初心者の小杉さんの手さばきはハラハラしてまるでかつて「噂の東京マガジン」(BS-TBS)でやってた「やってTRY!」のコーナーを見ているようだった。お酒のおつまみとして当初は棒々鶏を作るはずが全く違うもの(鶏肉を素揚げして醤油とにんにく・わさびをかけチーズをかけてレンチンしたもの)が出来てしまったけれどまさかの味はめちゃめちゃ美味しいという結果オーライ。(最初に試食した伊藤さんの「うめぇものにうめぇものかけてるんだからうまいんすよ」というコメントが的確だった。)奇跡って起こるんだなと改めて思ったし,途中小杉さんの愛嬌と可愛らしさで画が持ってた場面も多く,小杉さんの魅力が伝わるコーナーになったと思う。(小杉さんいわく“料理は愛情”。)
レシピをTwitterに上げている熱心なファンもいたので機会があれば作ってみたいです。小杉さんの料理企画は続編希望です。

第9回放送 2023.6.24


個人的MVP:和智 日菜子・出町パパ

今までで一番バラエティに富んでて面白い回でした。なこっぺ(和智さん)が大活躍した回。
オープニングの出町パパ(出町さんのお父様がフジコネシートに登場)から始まって,

MC陣がなこっぺの歌をけなす→泣く・不機嫌→アフロさん(MOROHA)が慰めるも響かず…→エンディングで伏線回収

まで全てがいい流れになってました!
出町パパのキャラ本当に面白くて好きでした。(ダーツの旅の村人みたいな雰囲気)
蒼井そらさんと渚さんに囲まれて幸せそうにしているところとかが普通のおじさんみたいな感じがしてそれもまた良かったです。フジコネシートの常連としてまた来て欲しいです。
そして出町さんのグラビアが載る「週刊プレイボーイ」も楽しみです。
「フジコエモうた歌謡祭」は決勝に残った3人のエピソードがどれも良すぎてグッと来ました。
特に友恵さんのエピソード(ピアノの練習で上手くいかずイライラしていた時におばあちゃんがケーキを持ってきてくれたにもかかわらず,八つ当たりしてしまった。そんなおばあちゃんがその後すぐに亡くなってしまった…)では泣けた。アメリリ(雨宮さん)の歌声が上手すぎて印象的。今度なこっぺと対決して欲しいなと思いました。
優勝した椎菜さんも「sweet」,そしてモデルに対する愛と強い憧れが感じられて素敵でした。優勝おめでとうございます!
 予選ダイジェストではカメラワークまで使って表現するなこっぺと「アルマゲドン」のテーマソング「Don't Want to Miss a Thing」を歌った沖さん,それに毎回素敵な選曲をする(歌うまフジコ(乃木坂の「光合成希望」)・フジコカラオケパーティー(中森明菜の「スローモーション」),今回はリトグリの「好きだ。」を選曲)髙村さんが印象的でした。

 アフロさんとなこっぺの絡みは何回見ても面白いし,伊藤さんの冷静なMCと何回もアフロさんにコメントを振って,そのコメントがなこっぺに全然響かないというのとアフロさんとの2画面は抱腹絶倒だったし,2時間をたっぷり使って1つのコントを作り上げたなこっぺのスター性を感じました。

 今回もコーナーのタイトルコールをフジコ達に任せてたのは良かったと思います。
「オールナイト生ライブ」の梅田サイファーさんは元気が出て盛り上がる曲だったし,T字路sさんもグッと心に響くものがある曲でどちらも素敵でした。
「生放送で何かしたい人」のコーナーには陣内智則さんのネタ映像等を手掛ける原田専門家さんが登場。思わぬタイミングで真央ちゃん(上杉さん)のファンだということを暴露する展開も面白かったです。
生コマーシャルコーナーは特にさかな(佐藤)さん・髙村さんペアがさかなさんが髙村さんの良さを引き立てている感じで良かったです。
「佐久間・伊藤とこすこ(小杉さん)を笑わせろ!」このコーナーは面白かったので何回もやって欲しいです。No.ナオトさん(ものまね芸人,代表的なネタはかまいたち濱家・オズワルド伊藤など…)が不発だったのでまた来て本域のネタも見てみたいなと思いました。
友恵・BKB(バイク川崎バイク)ペアのネタはお互いがファンであるというのも合わさってより面白かったです。友恵さんの最後の全力の「BKBヒィーア!」は爆笑しました。
フルーツポンチの村上さん・なこっぺペアは冒頭のなこっぺの「あのね,千鳥足田愛菜だよ」はカウンターを食らったような気分で最高でした。前半にピークが来たので後半まで持たなかったのは残念でした。
エンディングのアフロ・なこっぺペアは今までの流れが最大のフリになってて無条件で笑えました。こすこには何かしらのお笑い賞レースの審査員とかやって欲しいなと思いました。

エンディングで編集長の判断で「sweet」になこっぺと真央ちゃんが追加掲載が決定。おめでたいし,椎菜さんと合わせて3人が出る「sweet」の発売も楽しみになりました。

第10回放送 2023.6.30


個人的MVP:髙村 栞里

 記念すべき第10回目の放送は過去の放送の名場面を振り返るVTRからスタート。出町さんのサウナトークや東ブクロさん宅への突撃訪問,和智さんが優勝した「歌うまフジコ決定戦」等…10回の放送で様々な名場面が生まれたんだなと改めて感じさせられるVTRでした。

 その後,フジコーズ全員で番組テーマソングの「Friday overnight」を歌唱。間奏中の松尾さんのバレエとアメリリ(雨宮さん)の韓国仕込みのダンスはキレキレでとてもかっこ良かったです。和智さんのソロパート(歌詞で言うと「何も先のことなんか考えていなかったんだ」の部分)も素敵な歌声でした。

 番組がスタートすると佐久間さん・森田さんから先週の放送(フジコエモうた歌謡祭)でフジコーズ達が少しギクシャクしたからスタッフがオープニングで最終回のような演出(名場面集と生歌)にしたと説明が…。熾烈な戦いが繰り広げられた後のフジコ達の舞台裏が垣間見られたような気がして面白かったです。
 放送日が誕生日だった陰キャに悩んでいるというしおりん(髙村さん)を陽キャにするべく,DJ KOOさんがスタジオに登場。TRFの代表曲「Ez Do Dance」でスタジオを盛り上げます。なかなか空気感に慣れないしおりんのためにフロアの煽り方をKOOさんが伝授。それを受けてしおりんがどんどん明るくなっていく様子はしおりんの殻がむける瞬間が見られた気がして嬉しかったです。
 その後,KOOさんの衣装とサングラス・ヘッドフォンをつけたしおりん。DJブースへと案内されると続いて47年間陰キャだという佐久間さんが「Ez Do Dance」を歌い,それをしおりんが盛り上げることに。貴重な佐久間さんの歌唱シーンが見られて面白かったですし,歌唱後に「今すぐこの番組から降ろしてくれ」と言っていたのも印象的でした。
 さらにしおりんの気持ちをアゲるべくTikTokがきっかけで大ファンになったという俳優の森 愁斗さんがサプライズ登場。憧れの人との対面にガチでパニックになってる姿は普段見られないしおりんの姿が垣間見られて素敵でした。その後,しおりんと森さんのツーショットトークに。緊張からかなかなか話せないしおりんにパスを出すMC陣。最初はMC陣は口出ししないというルールでしたが,伊藤さん曰く「テレビ見てるような感覚でついツッコんでしまった」とのこと。見ている側としてはもどかしさを感じる場面も多かったですが,どこか微笑ましかったです。トークの終盤に森さんにして欲しいことを尋ねられた場面ではその前の村重さんの「どこまで大丈夫ですか?」というコメントの流れを汲んだコメントが秀逸で気分がアガってきているんだなというのが伝わってきて面白かったです。

 しおりんの企画の後は7月10日に発売される週刊プレイボーイで青木さやかさん以来18年ぶりに単独での貝殻水着グラビアに挑戦する出町さんの撮影風景に密着したドキュメント。熟練のカメラマンからグラビアの技を伝授された出町さん。VTR明けのスタジオトークではその慣れてない用語を津軽弁で喋る姿はどこか面白かったです。今まで見たことのない大人な出町さんの魅力が満載の撮影風景でした。どんな誌面になるのか楽しみです。
 番組中盤では年末年始に向けた大型企画が始動。(この時点で10月期の改編はクリア)それは,フジコ達がかくし芸を練習し,それを披露する「フジコかくし芸大会」というもの。フジテレビで1964年から2010年まで放送された長寿番組「新春かくし芸大会」の事実上後継となる企画です。それに向けてどんな企画が出来るかの話し合いを行いました。案として出たのがれもにーぬ(沖さん)の「ブランコとかの柵の上を一生歩ける」(その後の森田さんの「『一生』っていうのがアホっぽいな~」というツッコミが面白かった),アメリリの似顔絵(上手くはないけど,その人の特徴を捉えた似顔絵が描ける),和智さんのギター(アメリリの似顔絵中に披露し,似顔絵が完成したら強制終了)とどれも個性豊かなものばかり。その中でも特に印象的だったのが鈴木さんの「ひとりジブリ」。「となりのトトロ」で自身がお気に入りのシーンを何役にも分けてひとりで演じるというもの。さながら柳沢慎吾さんの「ひとり甲子園」や霜降り明星・せいやさんがラジオの中で披露した「ひとり『笑っていいとも!』」のようでした。主人公のサツキとメイやおばあちゃん,山羊に至るまで全て演じていて鈴木さんの演技力の高さが伺えると共にシュールで面白かったです。


 こすここと小杉さんの料理コーナー(棒々鶏)が好評だったことから冠コーナーの新企画に。その名も題して「こすこすこクッキング」。料理初心やのこすこ(小杉さん)が視聴者にこすこすこ(好き)となってもらうべく料理を作るというもので,スタジオに用意されたメニュー表の中からフジコネシートにいるメンバーが料理を注文。今回はロールキャベツのオーダーが。初っぱなからレタスを選んだり,挽き肉の加熱をレンチンのみで済ませたりと,今回もこすこが大暴れ。今回は以前と違い,スタジオの音声を遮断した状態で料理に挑んだこすこ。途中から助っ人?として加わったしおりん(DJ KOOさんオーダーのだし巻き玉子を作るためにキッチンへ)との狭いキッチンでのやり取りもまた面白かったです。気になる味は「悪かない」(森さん)と今回も棒々鶏に続く奇跡が。生放送ならではのハラハラ感も楽しめるレギュラー化希望のコーナーです。


 「生放送で何かしたい人」のコーナーは森田さん(予定していたサウナトークが急遽中止に)と村重さんが担当。毎週フジテレビに来ていたベイビークレヨンの皆さんがいよいよアピールタイムゲット。それよりも何よりも印象的だったのはドラゴンボールのキャラクターの仮装をして来た人。アピールタイムでは早々に佐久間さんにゴングを鳴らされてしまいましたが,大きなインパクトがありました。
 「フジコマーシャル」と「フジコの休日」はどのフジコもとても素敵でした。特に普段から仲良しというさかな(佐藤さん)・すぎ(上杉さん)ペアは息が合っていて良かったです。
 「オールナイト生ライブ」はカンニング竹山さん率いる異業種のユニット・竹森ゴウさん。不倫をテーマにした曲で竹山さんは今回こそ最後まで歌い切りました。(第2回放送で最後まで歌わせてもらえず強制終了)
 エンディングの締めコメントはアゲアゲのしおりん。いつもと違った姿が見られて新鮮でしたし,これからの更なる活躍に期待したいなと思いました。 


 なお,各回の個人的MVPは以下の通りです。 


「オールナイトフジコ」放送回別個人的MVP

 ということで,ここまで第3回~第10回までの「オールナイトフジコ」の個人的な感想を綴りました。いかがでしたか?
 見れば見るほど,フジコーズの人となりが分かってきて推しフジコが増えていく…そんな素敵な番組です。(エロ要素強めな回があるのでそこは何とかして欲しいが…)華の金曜日の深夜の2時間,そんなひたむきなフジコ達に癒されてみてはいかがでしょうか?
 今回も最後までお読み頂き,誠にありがとうございました。皆様,お体ご自愛ください。それではまた。

※ このnoteは僕がTwitterやInstagramにあげた番組の感想に加筆訂正を加えて再構成したものです。

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