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どんな人と結婚するのが正解か分からなくなってしまった人へ【前編】

これは婚活中の女性に(もちろん男性にも)、ぜひとも呼んで欲しい内容なんだけど。

私が長年婚活をしていて、1番悩んだのがこのテーマ。

「どんな人を結婚相手に選ぶのが正解ルートなの?」

これはもう何万回も考えた。

かつてこのnoteで連載した、『100日以内にプロポーズする女』という連載も、結局のところそれを突き詰めるための自己分析のようなエッセイだったし、

毎日合コンだの相席だのマッチングアプリだの婚活パーティーだの友達の紹介だので異性との出会いの限りを尽くしていた当時の私にとって、「無数の男性の中からアタリ(=結婚して幸せになれる相手)を選ぶ」というイベントは、大学受験なんかよりも相当難しいことのように思えた。

頭でどれだけ考えても分からなかった。

・真面目で誠実な人
・優しい人
・収入が多く安定した職についてる人
・高学歴で頭がいい人

どれも巷で良しとされている条件だけど、婚活中にこの手の条件で相手を選んでも好きになるのが難しかった。

こんな気持ちで付き合って結婚して、本当に幸せになれるの?

そう思ったから、Googleの検索窓に【結婚相手 選ぶべき人】とか打ち込んで、数年間に渡って何千回も正解を調べた。

ほとんどの人が同じことを言っている。
結婚は恋愛感覚で好きな人を選ぶのではなく、長い目で見て条件で決めろと。

金が大事だ、スペックが大事だ、性格の相性もまぁ大事だ、でも顔は関係ない、異性として好きな気持ちもそこまで要らない。

それが世の中的にオススメされる男性の選び方だった。

たしかに一理あると思った。

でもどこか疑問だった。

そんなに割り切って選んだ相手、何か嫌なところがあったら即許せなくなるじゃん、と。

「女は愛されたほうが幸せ」とか「好きな人ではなく自分を愛してくれる人を選べ」みたいな定説だって、自分が心から惹かれる魅力的な異性から同じだけの愛を返されなかった人間の虚しい言い訳なんじゃないの?と。

巷の定説に対する疑問は、婚活を終える直前まで消えることがなかった。

だけど婚約した今、私は「自分の中ではこれが正解だったな」と思える考え方を持っている。

結婚相手を選ぶ上で、自分にとって1番大事な価値観はこれだった。

そこには巷の定説とは真逆の考え方もあれば、共通している部分もある。

これを婚活中に分かっていれば、もっと早くに結婚を決められたのになぁ…と思うくらい、あの頃の私が知りたかった価値観だ。

だから今そんな壁にぶち当たってる人に向けて、結婚直前のひとりの女の視点から、「結婚相手を選ぶ際に大事だと思うこと」を書いてみる。

少しでも参考になって、読んでくれた人の相手選びの効率が上がったらいいな。


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