CLOWN D.I.Y.
お道具（プロップ）やお衣装（コスチューム）を自分で作るヒント。
今回はピンキーが担当します。
ロングシャツ
はーいみなさーんこんにちは、衣装はほとんど手作りのピンキーです。
クラウンギャグの最中に何かの拍子にシャツが脱げて、引っ張ると、しゅる〜んしゅる〜んと伸びていくあの長いシャツ、おかしくてダイナミックなアレ、通称「ロングシャツ」！
今回はそんなロングシャツを作るポイントを伝授しちゃいまーす♡
参考にしてね。
トップのシャツは型紙から作ってもいいけど、既製品のシャツから作ってもいいよ。
トップのシャツの生地は、柔らかすぎたりペラペラだと引っ張りにくいし、破れちゃうといけないからしっかりめの生地にするか裏地をつけて補強しておくといいね。
何度も使うことを考えると引っ張っても破れにくい丈夫な生地がいいです。
そしてサイズは大きめにしましょう。
たくしあげたシャツを中に着るからモコモコになるし、小さいと肩や頭に引っかかって脱ぎにくいからだよ。ウィッグの大きさも考慮してね。
襟ぐりは広めにあけて、襟元から下を切ってスナップかマジックテープにします。
おすすめは襟元をスナップにしてあとはマジックテープ。
襟元をスナップにしておくとギャグの途中ではだける心配がなくて安心だよ。
そして深目に割れるようにしておきましょう。
ここでも脱ぐときに肩や頭やウィッグが引っかからないように考慮してね。
（↑大事だぞー）
切れ目の下のとこは裂けないようにミシンで補強しとくといいかも。
長いシャツの部分は、好きな生地を繋げてただ伸ばしていけばいいんだけど、生地の素材選びに注意が二つあるよ。
安い生地には派手でカラフルなのが多いからつい選びたくなるけど、ポリエステルの割合が多いと摩擦で静電気が起こるからNGです。静電気はマジ危ないです。しゅる〜んしゅる〜んと引っ張られている間にシャツの中で死ぬ思いするから。
経験者は語る。
痛い思いをして（させて）作り直しました。
少しなら大丈夫だけど綿100%が理想です。
あと、重ね着するので、分厚い生地、かさばる生地はNGだよ。
ロングシャツを使うステージが決まっているなら、ステージの横幅に合わせて長く、あるいは短く作ってもいいね。
ポイントをおさらい
①トップのシャツは大きめ、丈夫な生地、切り込みは深め
②長くする部分の生地は、静電気が起きないもの、分厚くないものを使う
これだけだよ！
あとは、見えてしまうクラウンパンツを最大限キュートに作ってね♡
ド派手で愛くるしいクラウンパンツは市販の型紙をアレンジして作れるよ。「ウェストゴムショートパンツ」「ゴムで履く短パン」の型紙だと元々ゆったり目だから使いやすいよ。一番簡単な作り方は、自分のサイズより大きめのサイズで作ればそれでok！！！
超簡単すぎます！
男子ならそのままでトランクス風でもいいね。
裾の部分にゴムを入れるとブルマー風になって可愛いし、裾にレースをつけたり、裾から5〜10cm上にゴムをつけて裾を広げたりするとドロワーズ（ズロース）みたいでそれもとってもプリティ♡
長さも自分のキャラクターや衣装に合わせて調節してね。
足元まで長くしてゴムを入れればアラジン風パンツも作れるし、クラウンパンツって万能だね☆
え？クランパンツの写真が見たいって？
それは、だって、ダメよダメダメ、見ちゃいやーん☆
今回書いたのは、
ピンキー
ロングシャツは2着作ったことあるよ。
クラウンパンツは友達の分も入れると10枚以上縫ったかな。
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