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自立したら終わり、じゃないよね

自立自立って…

書きたいことが多すぎて
あたまの中でまとまらなくて
ずいぶんと間が空いちゃった…

過日病院へ行った時また言われたので
自立ってキーワードから書いてみようかな
確かに特性持ちは自立が一つの目標だけど

オトナになって解った私にとって
自立ってすごく便利な言葉だなって思う
だって散々いわれたもの

『自立してるからもういいでしょ』

特性持ちに向き合うのが辛いとか
理解してあげられないとか
上手く支援してあげられないとか

そういうことを周りに伝えても
わたしの事は全然聞いて貰えなくて
自立してるんだからもう大丈夫でしょって返されて

結局何の助けにもならない
子供らの時間はどんどん過ぎていくのに
思ったような支援をしてあげられない

普通のお母さんだったらよかったのに
何度そう思ったか解らない
私も特性持ちだからって何度訴えても

自立出来てるから大丈夫ですよ

大丈夫じゃないのに
当たり前が当たり前にできないのに
何が大丈夫なんだろう

旦那の場合は特性を感じつつもテストを受けたことが無い
子供らと上手く付き合うためにもWAISを受けたいって言ったら
『自立出来てるのに今更必要ないでしょ』と笑われた

私も旦那も、旦那は上の子と似てると思う
だけどテストを受けてないのでハッキリしたベクトルが解らない
子供たちと衝突する事が多くて私は結構なストレス

因みに私は下の子と似てるところが多い
そして上の子とは真逆
殆ど合わなくてツライ…

親も特性持ち、だからって、何にもなんない

お母さんが特性持ちなら
お父さんが特性持ちなら
お子さんの気持ちよく解るでしょ

お子さんたちはラッキーだわ
理解して貰えるから
早く支援して貰えるから

そんな風にも言われてきたけれど
全然そんなことない
ベクトルの違う子を受け入れるのがどれだけしんどいか

そして
普通の事を普通に出来ない親が
同じような子の支援をするのがどんなに難しいか

理解はできるかもしれない
でもベクトルの違う特性は無理
全然解ってあげられない

よく父親の方が受け入れきれず離婚してしまう
そんな話を聞くけれどうちはそんなことなかった
その部分だけはお互い特性持ちでよかったかもしれない

子供たちの特性が解った時点で
わたしの特性も分かったけれど
既にガッツリ二次障害を起こしていて

それもしんどさの原因なのかな
普通の親と違う所なのかな
いくらアドバイス貰っても実行できない

特性持ちの親だからってさ
良いことはないと思うよ
出来ないこと一杯だもの

ホントに支援級の担任か?

上の子が初めて通った支援級
当時はまだ情緒級自体開設してる学校が少なくて
引越しで転校した翌年に開設されたんだけども

まだまだ情緒級の先生が足りてなかった
そう言われてしまえばそうなんだろうけど
じゃどうやって担任を選んでいたのか…

適正とかはどうだったんだろう
子供らも私もトラウマまみれになって
何のための情緒級かって思う

出来ないことはやらなくていい
出来ないからやらせない
あなたには無理だから

こんなの支援って言うんだろうか
確かにできないことは一杯あったけど
出来ることさえも無理と言われたりしていた

先生には色々と話をしたけれど
全然改善されないし私もメンタルやられていくし
自分の体験から色々なアプローチをして欲しいと言ったら

『お母さんはIQ高いタイプだから出来て当然でしょ』
『高校行って大学行って卒業して就職して結婚して子供産んで』
『もう自立出来たんだし十分じゃないですか』

毎回こんな風に返ってきた
挙句
『上のお子さんにお母さんと同じようなことは無理』って…

繰り上がり繰り下がりが苦手だったけど
学年が進むとすんなりできるようになったし
中学の数学はボロボロだったけど高校の数学は理解できた

習う順番と出来るようになる順番が違う子もいる
そういうことを言いたかったのに
例えば、掛け算出来ないのに割り算が出来るわけないの一点張り

親子そろってあの数年間がすっかりトラウマ
自立すればいいみたいな言い方されると蘇ってくる
自立しても生き辛さは続くのに

子供たちは強く生きて行ってくれるだろうか…

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