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【考察】『鏡の家 - House of mirrors』【フェイクドキュメンタリー「Q」】


はじめに

皆さん、こんにちは。葉月めまいです。

本稿では『フェイクドキュメンタリー「Q」』のYouTube動画、
『鏡の家 - House of mirrors』を考察していきます。
ネタバレを含みますので、視聴後に読んで頂けると幸いです。

↓元動画 ホラーなので苦手な方は注意。










では、ここからネタバレ有りで考察していきます。

今回の主な疑問点は、
①“知らない家族”とは何者だったのか?
②おばあさんはどこへ消えたのか?

という2点だと思います。1つずつ、紐解いていきましょう。


矛盾

……と、疑問点を解消する前に。

この動画に潜む大仕掛けについて、指摘しておきましょう。
タカハシさんが撮影した映像、全て左右反転していますよね?

終盤で映る段ボール箱や、ラップのパッケージが分かりやすいと思います。

この点には、タカハシさんもインタビュアーも触れないので、
おそらくどちらも気付いていないのだと考えられます。

Qスタッフが意図的に編集した可能性もありますが、
そのような作為を示す根拠は、見当たりません。


仮説

スタッフによる捏造の可能性を排除するなら、
タカハシさんは鏡の世界へ実際に行ったことになります。

よって、映像に映っている“鏡の中”は、現実世界だと考えられます。
つまり“知らない家族”は現実世界にいたのです。

例えば、空き家であることを利用して、
不法に住み着いていた父娘なのではないでしょうか。

いずれにせよ、現実世界にいるのですから、
超常的な存在ではないと思います。


結論

となると、「おばあさんが鏡に映っていない」からと言って、
「おばあさんが鏡の中にいない」とは限らないわけです。

タカハシさんは鏡を撮って回りましたが、
鏡の置いていない部屋までは調べていない可能性があります。

奥さんの証言も考え合わせるならば、
むしろ、おばあさんは今も鏡の世界にいると考える方が妥当でしょう。

以上が、葉月の解釈となります。


補遺

えー、葉月は「おばあさんはタカハシさんの善意によって、
永遠に鏡の世界に閉じ込められてしまった
」という結論になりました……。

切ない……。悲しい……。

しかしそれはそれとして、
今回のQ:5、かなりストレートな意味怖の味がして美味しいですね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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