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「かしましめし」のあのレシピを作りたい


最近ようやく読んだのですよ。おかざき真里先生の「かしましめし」を。


読むと感想を言いたくなるし、他の読者の感想も読んでみたくなる。
感想を検索し読んでいると、「かしましめしのチキンライスを作った」という記事に出会った。


おかざき先生の繊細で表現力豊かな絵で描かれたチキンライスが、
なんと実写でなんとも美味しそうに再現されているのを見ると、「作らねば」という衝動がもうとまりません。

早速、お昼休憩時にチキンライスを仕込みます。
朝から解凍しておいた鶏肉を一口サイズに切り、お米、分量の水、鶏肉、コンソメ、生姜の摺り下ろしを順にいれて炊飯タイマーをセット。

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夕方近くなるころに炊飯が始まり、鶏肉や生姜の良い香りが仕事をしているリビングまで漂ってくるのでたまりません。
さて、いよいよ夕食の支度。平日の夕食準備は本当に時間勝負の段取り勝負。この日は「かしましめし」のオムライスをメインに、副菜を2品とスープを作る。リビングにはすでに空腹絶頂の小学生が2名、まさに時間勝負まったなし。


鍋二つに水をいれて火にかける。ひとつはブロッコリーを茹でるため、ひとつはスープを作るため。
料理のスタートは、まず鍋で湯を沸かす。湯を沸かす間に野菜を切り、調味料の調合までできる。

具材を切り終え、調味料の軽量と調合がちょうど終わることに湯が沸く。大きめの鍋にブロッコリーを投入してキッチンタイマーを2分セット、小さめの鍋にはベーコン、野菜、コンソメをいれてスープを作る。
ザルを出し、アルミホイルを切って箱型に成型する。キッチンタイマーがなり、ブロッコリーをザルにあげる。

水をきったブロッコリーをごま和えにし、成型したホイルの中に鱈とえのきを敷き、だし醤油とバターを落としグリル並べ火をいれる。スープの味を見ながら塩胡椒。

勉強している子供達にそろそろご飯よと声をかけ、テーブルセッティングをする。このくらいでようやく炊飯器の蓋をあけ、ご飯を混ぜながらほぐしケチャップをこれでもかと投入してチキンライスの仕上げをする。


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ホイル焼き、胡麻和え、チキンライスを皿にもったところで卵を焼きチキンライスをくるめる。スープを器に注ぎ、すべての料理をテーブルへ。


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普段の作り方と違ったオムライスへの家族の反応をドキドキしながら見ていると、「美味しい!」とのこと。よかった。ちなみに、我が家は普段チキンライスは鶏肉ではなくスパムをカリカリに焼いて作ります。

完全なる私の「やってみたい!」でしたが、少しだけ「かしましめし」のせかいに入れた気持ちになり楽しかった。また別のレシピも挑戦してみよう。普段料理は無心(むしろ面倒な気持ち)でやっているけど、こういう目的だとワクワクと達成感が大きく久しぶりに料理が楽しかった。


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