見出し画像

ただ伝えたいだけ

今のところヴィーガンについての記事ばかり書いていますが

の動画を見てふと自分の考え方を振り返った。


罪のない動物が毎日殺され、人間の身勝手な行動で日々地球が汚染されている現在。

そんな張本人である人間が、テレビやSNSなどに時間を注ぎ

大事なことに目を向けないことに対して腹正しく思っている自分がいつもいた。


情報発信をするようになって、

デタラメなことは書いてはいけないと思い

自分で調べて勉強していたが

私も結局正論を振りかざしている一人だなと。

私の書く記事は怒りとシリアスさがメインになっていた気がする。

結局それでは肉を食べる人vs肉を食べない人という風に

争い、憎しみを生み出してしまい

"世界を良くしたい"という道から外れていってしまう。



つい最近兄と電話をする機会があり気付いたことがあった。

私がヴィーガンを続けていられるのは

今自分がいる環境が大いに関係しているんだなと。


ヴィーガンの話になって、畜産が引き起こす悪影響や現実を軽く話してみた。

兄から返ってきた言葉は

"それでも肉食べるのやめんけどな"

だった。

兄からしてみれば、朝早くから夜遅くまで毎日働き、

仕事場では上司として後輩に教えなければならない。

全く仕事ができない後輩もいるわけで人付き合いには疲れる。

そんな日々を過ごしていると小さいことに対して

思いやりを持つことなんてできない、と。


確かに兄の立場になって考えれば

丸一日仕事してクタクタに帰ってきて

さあ今から環境問題について勉強するか!

とはなかなかならないよなあと。


そうなると人を働かせすぎる社会のせいとなり

社会という根本的なものを変えるしかないという結論に至ってしまう。


私が情報発信する理由は

人が美味しいものを食べたり、服を買ったり、コーヒーを飲んだりしているその裏では

想像もできない過酷な生活を強いられている人々が沢山いるということを

一人でも多くの人に知ってもらい、

みんなの一つ一つの選択によって世界を良くしたいからだ。


伝えるというのは難しい。

伝え方によっては洗脳とも捉えられてしまう。

別に人を洗脳する気なんてさらさらないし

誰かと口論するつもりもない。

こういう考え方もあるんだという気持ちで

これからも読んでほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?