見出し画像

Open Labと私の小さな「ものがたり」 ~Open Lab 2021を振り返って~

こんにちは!常葉大学 造形学部 2年の金子ゆりです。
今年から3年生になります、1年がとても早いです…!😳
だいぶ期間が空いてしまいましたが、久しぶりにnoteに書き留めようと思ったことがありました。

3月13日 日曜日、私が所属している「In & Out Lab」が毎年主催する、「Open Lab」が開催されました。
私は今年、「発表者」として参加しました!

そこでの発表も含めた私の気づきや、この気持ちは忘れたくないなぁと感じたことを、ここに書こうと思いました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!


💡はじめに

今年のオープンラボは、3年生の先輩4人が企画と運営をして、私たちを引っ張ってくださいました。

キャラクターになった3年生の先輩たち。かわいい…!

昨年のオープンラボは「グラレコ隊」として参加しただけでした。けれど今年は「発表者」。昨年の先輩方の姿を思い出して、「自分に何か残すことができるのかな…」と、頭の中が不安で埋め尽くされていました。

また、今年は2年生として3年生を支える立場でもありました。
1人1人にそれぞれ役目が与えられ、私は「広報係」でした。昨年、Open Labの裏側でどのような動きがあったのか分からなかったこともあり、「周りに迷惑をかけてしまわないか」心配になりました。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Open Labは無事、成功でした!!
思い出してみると、私の中にOpen Labが上手くいくことに結びつくような、小さな「ものがたり」があったように思います。

🍑 「動こう」という気持ちになったものがたり

まず、私は「動こう」と思わないとなかなか動けない人間だったことに気がついたのです。「とりあえず動いてみよう」と思うことが大事だと頭では分かっているものの、そこに動くためのエネルギーがなければ、やっぱり動けないものなのだなと感じました。

私がOpen Labで「動こう」と思ったきっかけをくれたのは、周りの人たちでした。

□ 3年生の先輩の存在

今年のOpen Labを引っ張ってくれたひとつ上の先輩方から、大きな影響を受けました。分からないところや不安なことを親身になって聴いてくださいました。

3年生のすごいと思ったところは、自分たちがキャラクターとなってイベントの進行や管理を行なったこともそうですが、そのキャラクターを1つ作るのも、このイベントのコンセプトや見にきてくださる方々の心をどのように揺さぶるかなど、細かく考えてあったのです。

ただ闇雲に「これを取り入れてみたら楽しそう」「きっとこうすれば上手くいきそう」とアイデアを出さず、常に「見にきてくださる方々」と「その方々に映る自分たち」の2つの視点を持っていました。

入念な準備と、計画力と、少しの遊び心が、先輩方の強かったところでした。

私はそのような先輩方の姿を見て、「動こう」と思ったのです。
(先輩方がそうでなかったら、私はなかなか動けなかったかもしれないし、動きづらかったかもしれない…。🤔)

↓↓ 広報用に作ったNotion ↓↓

□ まわりの2年生の存在

私と同じ学年だからこその影響力があったように思います。

まず、2年生の中でも1人1人やるべきことは違いました。それでも私が「一緒にがんばろう」と思えたのは、きっとみんなが熱意を持っていたからだと思います。

1人が悩んだらみんなで考えて、上手くできたらみんなで喜びました。

たぶんそれが巡って、みんなとOpen Labの成功のために「動こう」という気持ちになれたのだと思います。(とても良い雰囲気の中で動けたと思う!)

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

他にもたくさんの方々が私の原動力となる力をくれました。感謝します。

🍑「やってよかった」とその先の未来を考えられたものがたり

私が発表したのは、昨年の夏休みに2年生と1年生が一緒に行った「お茶プロジェクト」。発表の準備がなかなか思うように進まず、本番が近づくにつれて、自分の発表に自信が持てなくなりました。
(発表は事前に収録したデータを流す予定だったので、Open Lab当日の2日前くらいに撮りました。)

「見にきてくれた方はどんな気持ちで聴いたのだろう…」
「がっかりするような内容だったらどうすればいいんだろう…」
ハラハラしました。

しかし現実はそんな心配はなく、卒業した先輩方を始め、他大学の先生方、4年生の先輩方が就職する企業の方々、現場で活躍しているデザイナーさんなど、たくさんの方々が、温かい言葉をかけてくれました。

「素直にぶつかるところにぶつかっているところが好感をもてる!」

「"なぜ"を問う大切さに気づけてすごいよ!」

などなど、本当に数々の勇気の出る言葉をいただきました。(涙腺が脆くなりました。)
「自分がやってきたことは、成果としてはまだまだだったけれど、無駄なことじゃなかったんだな」と思えたのです。

その気持ちが今度は、「これからはこういう姿勢で学んでいこう」という未来まで考えられる力になりました。「やってよかった」で終わってしまうのはもったいないです。

🍑「まだまだ」のものがたり

今回のOpen Labでは、私の弱さに気づく良い機会でもありました。
上でも少し書いた、「発表の準備がなかなか思うように進まず」の理由です。

私は今回の発表で、
「プロセスを含めて、作ったサービス」、「そこで分かったこと」、「自分たちがこれから乗り越えなければならない壁」についてを主に発表しました。
(私ともう1人の子と一緒に発表したので、"自分たち")

しかし、発表の準備はあまり上手く進みませんでした。

私は「抽象的な言葉を使ってしまう」という欠点に直面しました。抽象的な言葉を意図せず選んでしまうのです。

先生「抽象的な言葉って、安心するんですよね〜」

たしかに「その通りだ!」と思いました。
具体的な言葉よりもいくらか良いことを言っているような気持ちになるし、「自分はこの言葉を使えているから、なんとなくだいじょうぶだろう」という気持ちにもなります。

わざと抽象的な言葉を使っているわけではないし、具体的な言葉を避けているわけでもありません。
これは、本当に私の無意識下で生まれた欠点でした。

具体的な言葉を使うこととして、1つ1つの言葉が持つ意味を理解する力と、状況を細かく噛み砕いて考える力それを表現する力がほしくなると思いました。(私個人の意見です。)

私に今できることは「本を読む」ことだと思います。(ちなみに発表の中でも言いました。)
私が理解しようとしていなかっただけで、学ぶためのヒントは意外と近くにあるかもしれないのです。

このOpen Labは、そのことを、実感を引き連れて気付かせてくれました。


💡さいごに

私の「ものがたり」はまだ細かく見ればたくさんあります。(今回は一部割愛…!)
ここに書き残しておいて、来年のOpen Labを引っ張っていくときに、また読んでみるつもりです。今年と同じような胸がパチパチするような感動を、また感じられるように。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

たくさんの方々が、私たちの発表に、温かい言葉をくださいました。

「次はこうしてみたら良さそうだね」
「この部分が少し甘いかな」

具体的なこれからの道筋を示してくださった方もいらっしゃいました。

このOpen Labがなかったら、私の学びは「終わった」まま、「閉じられた」ままでした。終わったからこそ、もう1度学びを開けてみることの大切さに気づきました。

また、自分自身は「ぜんぜんできていなかった」と思っていても、「何ができていなくて、どこを強くしていきたいか」をちゃんと言葉にすれば、周りの人はそれに正面から向き合ってくれるんだということも実感しました。

発表をご視聴いただき、コメントを書いてくださったり、身になる言葉をかけてくださったりした方々には、本当に感謝の思いでいっぱいです。ありがとうございました。

発表の準備へアドバイスをくれた先生、私たちの動きを見守ってくださった4年生の先輩方、このOpen Labを引っ張ってくださった3年生の先輩方、いつも温かく励まして、最後まで一緒に挑んでくれた周りの2年生の子たち…

たくさんの方々に支えられました。ありがとうございました!!

当日のmiroの様子(2年生の女の子がmiroの島を作ってくれました!すごい!)

長文になってしまいましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございます😌
来年のOpen Labも、よろしくお願いします!😊

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?