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リスクの期待値

業務で何らかのトラブルが発生し(しょっちゅうある)、その打ち手についてメンバーと議論していると、「言ってることは正しいんだけど、自分がイメージする解決策からずれがあるな」と感じることが、よくあるんじゃないかなと思います。

ともすると「センスが無い」とか「経験が浅い、よく分かっていない」とかで片付けちゃいがちなんだけど、これってよく考えると、メンバーとリスクに対する期待値の見積もりに違いがあるからなんだな、って最近考えるようになりました。

リスクが顕在化した時のダメージの大きさと、実際にそれが起きる確率ですね。

これ、現実にはなかなかデジタルに計算できるものではないですが、おそらくマネジメント層はこれを頭の中で計算するために、たくさんの情報を集めているんですよね。

ここに気づいてから、自分はこれらをどのように見積もって、どう判断したのか、この軸でみなさんに説明するようにしています。
そうすると、少しづつ感覚のずれが狭まっていく、あるいは、ずれがあってもどこが違っていたのかが良く分かるようになってきました。

また、このようなコミュニケーションを取っていると、メンバーにきちんと情報を共有することが、彼らのパフォーマンスにとっていかに大事かを身に染みて感じるようになりました。
結局は自分の情報流通が悪かったんだなと反省することも多々ありな感じです。


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