取扱説明(開梱と使い方)|CLOSER FINEMIX
本記事では新発売予定の調理用乳化デバイス「CLOSER FINEMIX」の組立と使用方法をご紹介いたします!構造は非常にシンプルで、直観的にご使用いただける商品かと思いますので、この記事では使い方の事例も含めて画像を中心にご説明させていただきます。商品に同封している取扱説明書と合わせてご利用ください。
まずはパッケージからご紹介します。
1.パッケージと内容物
まずはパッケージボックスを開いていただき、内容物を確認ください。
2.各部の名称
主要品の構成と名称を下記に示します。
3.組み立て方
下記の写真の通りシンプルなパーツ構成になっています。
ポンプへボトルをセットして、ふたをして本体ベースにセットすれば組立は完了です。
それでは電源を入れてみましょう!ACアダプターをコンセントに繋ぎ、DCプラグを本体ベースに接続してください。LEDが3秒点灯し、ブザーが1回鳴り、その後、電源がON状態になります。
また、ノズルには上部からのエアの吸込み防止用のカバーが付属品で用意されています。特に、液量が100ml以下で少ない場合や、泡立ちを防止したい時にこのカバーを使ってください。(量が多い場合でも付けて使っていただいても問題ありません。)
4.使い方
(1)MCTオイル入りコーヒー
それではさっそく使ってみましょう!今回はホットコーヒー120mlとMCTオイル5mlを使って乳化コーヒーを作ってみます。コーヒーとMCTオイルは相性が良いと思います。その他、えごま油や米油なども意外とイケます。フレーバーオイルを少し香りづけに使うと乳化により香りが増し、コーヒーの楽しみ方が広がると思います。
まずは、ホットコーヒー120mlとMCTオイル5mlを入れてふたをします。
今回は1分間の運転で混ぜます。ふたを押さえながら「1分」のボタンを押します。(1分間のタイマー運転がスタートします。)
運転がスタートすると数秒で、黒色のコーヒーが乳化してミルクコーヒー色に変わっていきます。
1分間の乳化終了後、そのままコーヒーカップに注ぎます。
同じレシピでスプーンで手混ぜしたものと、クローザーで混ぜたものの比較写真です。飲み比べてみても、明らかにクローザーで混ぜたものは油感が少なく、まろやかになっていると思います。是非、味わってみてください。
(2)ガーリックトマトソース
次にソース系を作ってみましょう!材料は、
・トマトジュース 40ml
・ウスターソース 5ml
・ガーリックオイル 30ml
・塩、こしょう 少々((注)粒こしょうは使わない。使いたい場合乳化の後で加えてください。)
それぞれをクローザーの容器に注ぎ3分間の乳化で完成です。この時、液レベルが低い(量が少ない)ので、ノズルエア巻き込み防止カバーを取り付けて乳化を行います。
非常にガーリックの香りが広がる深みのあるソースが出来ました。ソース差しなどに注ぎ、今回はローストチキンのソースとして使いました。
5.洗浄方法
(1)使用(乳化)後の洗浄
使用後は、ボトル(容器)をモーター部にセットした状態で、”ぬるま湯”または”水”を250ml程度入れて、ふたを押さえながら「洗浄」ボタンを押してください。以下の写真はMCTオイル入りコーヒを作った後の洗浄の様子です。
「洗浄」ボタンを押します。モーターが逆転・正転を繰り返し約1分間洗浄します(途中で止めても問題ありません)。終わると、汚れた液を捨てて、新たにきれいな水(またはぬるま湯)を入れて再度、1,2回洗浄モードで運転してください。
終了後、ボトル(容器)とふたは取り外し柔らかいスポンジ等で食器と同じように洗って下さい。必要に応じてノズルも取り外して(手で取れない時は、付属のスパナを利用下さい。)同様に洗浄してください。モーター部上部はキッチンペーパーで軽く拭き取って下さい。
(2)除菌洗浄・定期メンテナンス
ここでは、定期的(週に1回程度)に行っていただきたい除菌洗浄方法について説明します。油汚れがひどい時、匂いが付いて取れなかったりした時も同様の方法の洗浄をお勧めしています。
●台所用漂白剤(キッチンハイター等)による除菌洗浄
約250mlのぬるま湯を入れ約5mlのキッチンハイターを加えます。洗浄モードで1回(1分)洗浄を行い、20~30分間そのままにしておきます。
●20~30分放置後の濯ぎ
漂白剤の入った除菌液を捨て、水道水250mlを入れて洗浄モードで1分間回す。この作業を2,3回行いハイター等の匂いが取れていること確認する。(匂いが残っている時は更に洗浄を繰り返す。)
●部品の洗浄
ボトル(容器)、ふた、ノズルを取り外し、中性洗剤で洗浄する。
●モーター部(ボデー)の洗浄
モーター部に油などで汚れてしまった際の洗浄方法として、ボトル(容器)のふたを防水カバーにして水洗いする方法をご紹介します。
モーター部の底を上にして、ボトルふたを下記の写真のようにして電気コネクター部を完全にふさぎます。
このことにより、外部からの水の侵入が防げます(注:完全な防水構造ではありませんので、モーター部を水の中に浸けて洗浄や、食器洗い機で洗浄することは絶対に止めてください)。この状態で下図で示す通り、モーター部ケースの汚れを洗い流してください。
モータ部の水洗い洗浄方法ポンプ内部は既に除菌洗浄できていますが、ポンプ内部に液が残っていますので、写真のようにモーター部上部をキッチンペーパーなどで覆い、「洗浄」ボタンを押して、10秒ほど動かしてください。(10秒ほどで再度「洗浄」ボタンを押して止める)