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"はなかっぱ"が朝の神作品である5つの理由

こんにちは!毎度おなじみ!Eテレ大好き!パン好き人事ことたかおです。

このnoteは何か

最近なかなかnoteを書けていないので、リハビリとして書いています。今回は最近ハマっている"はなかっぱ"について語ってみます。
ちなみに朝のEテレは完全に習慣と化しており、朝6時25分から7時25分までの1時間、

・テレビ体操
・にほんごであそぼ
・えいごであそぼ
・0655
・シャキーン
・はなかっぱ

の順で毎朝観てます。GW明けくらいから習慣化し、Eテレ脳になってだいぶ日が経ちます。

※ちなみに、何故私が毎朝Eテレを見ているかについてはこちらです。

はなかっぱとは何か

<物語の概要>
緑豊かな「やまびこ村」のかっぱ池で暮らす、頭に皿ではなく花が咲く河童のような家族「はなかっぱ一家」やその仲間たちの日常を描いた物語。テレビアニメは、2006年4月から放送された『ぜんまいざむらい』の後継番組として放送される。2013年4月には、初のアニメ劇場版である『映画はなかっぱ 花さけ!パッカ〜ん♪ 蝶の国の大冒険』『ザッツ・はなかっぱミュ一ジカル パンとごはん、どっちなの!?』が公開された。
<TVアニメ版>
テレビアニメは原作本から登場人物や設定を大幅に変更して、10分番組に仕上げたショートアニメ作品。月 - 金曜日の朝7時15分~7時25分に2話分を放送して、同日の夕方に再放送している。

(『ぜんまいざむらい』の後継番組なのは知らなかった…)
というわけで、ここから、私が"はなかっぱ"を推す理由について。

※直近放送回などのあらすじはこちら

# 理由①:はなかっぱの挙動がいちいち可愛い

はなかっぱは天真爛漫で鈍感、ちょっぴりわがままで仲間思いの男の子。彼が主人公なのですが、その掛け声がなんともじわる。

遊んでいる時などに「はいはいは~い」「それそれそれ~」といった擬態語?をやたらと繰り出し、開花させたいときには「春夏秋冬朝昼ば〜ん(ここで変顔)!花咲け!パッカ〜ん♪う〜っ…開花!」のこれまた中毒性のある踊り。

テンションの高すぎない、でも、素朴で可愛らしい挙動に朝から癒やされること間違いなし。

# 理由②:登場人物の設定がいちいち良い

はなかっぱにはたくさんの友人がいるのだが、彼らのキャラがそれぞれ立っていて(でも別に変な尖り方をしているわけではない)癒やし。もはや箱推し。

例えば、ちょっと自意識過剰なヒロインことももかっぱちゃん。実は実家がパン屋でお父さんが店長だったり、そのくせ料理は下手だったり、いわゆる「キモ可愛い」物が大好きだったり…ヒロインっぽくない笑(ちなみに私はアゲルちゃん派←ぼそっ)

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いつもてれますねがトレードマークのてれてれぼうずくんの特技は意外にも詩の作成(本当にうまい)。佐藤先生に「詩人」と褒められるレベル。しかしこれまた意外なことに、ガリゾー扮するガリ子ちゃんに一目惚れしており、会えない期間が続くとげっそり痩せてしまったりする(ピュアかよ…)

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私の最推しはつねなり。博識にも関わらずいつも図鑑を持っていてマイペース。しかし意外にも文武両道で、やまびこ村グランプリ・縄跳び大会・二人三脚大会・やまびこ飛行機グランプリでの優勝経験もある。

みろりんは絵を描くと過集中になり、不眠不休で絵を描き続けた結果三日間続けて学校を休むこともある(やばい)。

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それぞれちょっとずつ抜けててちょっつずつ狂気的で、でもそれがチャーミングなのだ。

# 理由③:家族のエピソードがやたらと人間臭い

はなかっぱは祖父母、両親と5人暮らしなのだが、その1人1人が実に人間臭い。特に推せるのがお父さんの若い頃のエピソード、そして祖父母仲。

まずお父さん。現在こそ大柄で力持ちで通っているが、なんでも幼少期には小柄で痩せており、頭の花も小さく帽子で隠していたらしい。そして必死に体を鍛えて現在の大きく立派なヒマワリを咲かせたという努力家(この頃の体型はとても筋骨質だったが、現在は肥満気味で本人も気にしているらしい(がそんな風には見えない))。

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次にはなかっぱ祖父母の恋仲感。「かすみちゃん」と「はす次郎さん」と呼び合い、かつてのデート先を2人で訪れたり、かと思えばはす次郎が突然浮気に走ろうとしたり(未遂で終わる)、なんとも人間臭い

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# 理由④:悪役に悪役感がない

私がはなかっぱを愛好する理由の一番はこれかもしれない。元々私は、勧善懲悪とか、正義と悪の二元論があまり好きではないのだが、この物語では悪役とされるキャラクターに人間味があるばかりではなく、実際に主人公たちとも信頼関係を構築している点がとても魅力的だと思う。

話の構造自体は、主にはなかっぱの「わか蘭」が欲しいガリゾーたちにいたずらや何らかの仕掛けをされるが、うまく行かず退散する、というものなのだが、その流れ自体は(某パンアニメのような)「悪事を働く/やっつける」の対立構造ではない。むしろ作戦途中で失敗して素早く退散したり、素性が明らかになりそうになったタイミングで逃げるので誰も傷つかない(強いて言えばガリゾーのおやつが抜きになることくらいか…)。

また、悪役のドンであるところの黒羽屋蝶兵衛も、昔はスターだったが今は中年太りを極めており、欲深く人間臭くてちょっと心弱めという、なんとも憎めないキャラ。街に出ると子供たちに好かれやすいインターフェイスなのも愛らしさを増長させている

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悪役の株を上げまくっているのは、その「わか蘭」を狙うガリゾーとアゲルちゃんだ。
まずそもそもアゲルちゃんはとにかく可愛い。まずそもそもおじいちゃまから愛されているという小悪魔的な側面もあるし、失敗したりおじいちゃまから怒られているガリゾーを助ける献身性もある。かといって、村にいる友だちともある種の余裕を持って友情関係を構築しているようにも見える(ももかっぱちゃんとはライバル関係にあるようだが…)。ていうか冷静に考えて、祖父が元スター俳優で、父母が共働き、かつピアニストとオペラ歌手で海外遠征中ってすごすぎやろ…(ちなみにヘルメットを取ると長髪美少女)

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また、いたずらを仕掛ける当の本人であるガリゾーも、根は悪人ではない。住み込みで家事を担っていたり(しかも家事全般めちゃ得意)、ももかっぱちゃんが引っ越すと聞いて涙を流して寂しがったり、アゲルちゃんが風邪を引いた時に「アゲルちゃんのために何か花を咲かせてあげてほしい」とはなかっぱに頭を下げて頼んだり、はなかっぱに申し訳無さを感じて謝ったりなど、実のところ素直で良い子なのである。

# 理由⑤:いちいち示唆的で泣ける

大人にも"はなかっぱ"が愛されるのは、間違いなくここだろうと思う。この年になってEテレで泣くと思わなかった。

・「おばあちゃんのお父さん」は亡くなった曾祖父に花を通じて出会うお話。最後の余韻感がすごくてガチ泣きした。
・「蝶兵衛、若返り大作戦」は、アゲルちゃんが「わか蘭に頼らず自助努力をせよ」と正論をぶちかまし頑張るものの、若者趣味には馴染めず囲碁に興じるという人間臭さ全開のほっこり物語で、ついつい推せちゃう。
・「二度目の冒険」は、はなかっぱの祖父母がかつてのようにもう一度探検に出るが、夕日を見逃してしまうシーンでのはなかっぱの行動がマジで出来たやつすぎて泣ける。
・「花が咲さかなくなっちゃった?!」は、はなかっぱの花が咲かなくなってしまうのだが、心配したアゲルちゃんとガリゾーが自信を取り戻させるまでの一連の流れ、そして最後に咲かせた花の花言葉、それに気づくアゲルちゃんの純粋さなどに泣かずにはいられない。
・「いらんいらん」は、何事に対しても「いらんいらん」と言ってしまう花を咲かせてしまったはなかっぱが、周囲から孤立していく様子を描いており、家族とも揉めてしまうという胸が苦しくなる回。

これも直近の、ごく一部。こうやって観ていくと、3日に1回くらいは泣かせにかかってくる

というわけで以上5つが、"はなかっぱ"が朝の神推し番組である所以である。見たことない人には、是非観て欲しいです!(毎週平日の朝7時15分~25分だよ!シャキーンの後!)

この後に、おまけとしてもう3点、このアニメの推しポイントを紹介して、今日は終わりにすることとする。

# おまけ①:テーマソングが可愛い

オープニングソングには実は踊りがあるらしい。とっても可愛い。

# おまけ②:最終回への壮絶な想像がすごい

これは膝を打つ最終回予想だったので、はなかっぱファンの方にはぜひ一度読んで欲しい。↓

# おまけ③:Wikipedia編集者誰だよってカー

超長文のプロフィールに愛しか感じない。多分これはガチオタおる

以上です!とりとめのない記事でしたが、共感してくれる人がいると嬉しさの極み…(真顔)。

(ちなみに~Eテレ大好きシリーズその①~と銘打っているので、いつかその②以降も書きます。おそらくシャキーン!→えいごであそぼ→0655→にほんごであそぼ→コレナンデ商会の順かな…)


というわけで、次回もお目にかかれるのを楽しみにしています!毎日こんな感じの気づきなどをつぶやくアカウントはこちら↓。人事・マーケティング・キャリア・パン・恋愛・人間観察などについて書いてます!

次回こそ!Twitter道場卒業論文を書こうと思います…!

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UXコンサル、BtoBマーケ、人事を経てコミュニケーションマネージャー(広報、マーケ、採用広報、組織開発)なう。 書くこと:パン偏愛、可愛いもの布教、働くこと、生きること、1日1考、新サービス考察、旅行、読書録、銭湯、恋愛。 頂いたサポートは、もれなくパンの研究に使われます。