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フルーツサンドは何故こんなにも愛されるのか

フルーツサンド。

その単語を聞くだけで、ワクワクする人も多いのではないだろうか。
人を惹きつけてやまないそのビジュアルから、多くの人に愛されている。パンと果実と生クリームの三位一体は、多くの人を幸福の渦に巻き込んできたとも言えよう。事実、目黒にあるフルーツサンドが有名なお店では、その味を求め、朝早くから人が訪れる。

最近では、テイクアウトでのフルーツサンドも流行している。パンにこだわる店、クリームのヘルシーさがウリのお店、フルーツのラグジュアリーさが有名なお店、萌え断がインスタ映え不可避なお店…某・中目黒にあるフルーツにこだわったフルーツサンド専門店では、今日も行列ができている。

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しかし私は、今まで「唸るようなフルーツサンドとの出会い」を経験したことがない。また、ふと思い返せば、「XXちゃんXX行ったの!?羨ましい〜!」的な話は思い出せるものの、誰かから「感動するほど美味しかったフルーツサンド」といった話を聞いたこともないことに気付いた。

今回は「フルーツサンドはなぜこんなにも愛されるのか?」というテーマについて、掘り下げて考えていきたいと思う。

そもそも、フルーツサンドとは何か

まずは定義から。フルーツサンドとは、先にも述べた通り、以下のようなものから構成されている。

①パン
②クリーム
③フルーツ

非常にシンプルだ。また、そのバリエーションも、

①パン

・パンの種類:多くの場合食パンだが、そのなかでもブラウン系のパンのこともある。ブリオッシュパンやクロワッサンなどを使うケースもある
・パンの分厚さ:食パンの場合、8枚切りなど薄めのパンから、4枚切りのような分厚目のパンのこともある
・パンの味:塩っ気のあるパンを使うケースもあれば、甘みの強いパンを使うケースもある
・パンの状態:生のもの、焼いたものまで

②クリーム

・クリームの材料:豆乳由来の材料を使ったものから、生クリーム、カスタード、マスカルポーネチーズなど
・クリームの量:あくまでフルーツが主役でつなぎ目の役割を刷るケースから、ほとんどがクリームであるケースまで
・クリームの味:コクを出す役割を担っているだけのこともあれば、甘味を強く出したもの、もったりしたもの

③フルーツ

・フルーツの種類:これは最も幅広い。オーソドックスなものだといちご、キウイ、バナナ。珍しいものだと、みかん、メロン、マンゴー、りんご、ドラゴンフルーツ、
・フルーツの数:複数のフルーツを組み合わせるものもあれば、単品を敷き詰めるものまで
・フルーツの占有率:フルーツサンドにおけるフルーツの占有率が高いものから低いものまで

といったように、様々な要素により構成されていることが分かる。

美味しいフルーツサンドとは何か

ではここで、美味しいフルーツサンドについて考えてみたい。美味しいフルーツサンドをイメージしてみると、さしづめ

<役割>
・フルーツ:クリームの甘ったるさを中和する役割
・クリーム:フルーツとパンをつなぐ役割
・パン:持ち手として機能+全体をまとめる役割

<組み合わせによる味の変化>
・フルーツとクリームの組み合わせ:甘味づけ
・パンとクリームの組み合わせ:なめらかさ
・パンとフルーツ:ケーキ感・非日常感

といったところだろうか。これらを統合して「パン・フルーツ・クリームの三位一体感」と表現されているのだと推測する。

しかし、ここではたと立ち止まる。私のような食パン原理主義者は、ひいてはパンにうるさいタイプの人類は(バターなど、食パンの風味を向上させ、口当たりを良くするものはさておき)できるだけ「小麦み」「パンみ」を感じたいのではないか。

その観点から考えてみると、クリームはパンをベタつかせ、フルーツはパンの味をかき消すくらいには大きな存在だ。少なくとも「パンの美味しさを増幅させる装置ではないのではないか」という疑念すら湧いてきた。
少なくともフルーツサンドを食べているときに「このパン美味しい!!!」という感想にはならないよな、とも思った。

では私達は一体、フルーツサンドを通じて、何を得ているのだろうか。

フルーツサンドは「何屋さん」によって提供されているのか

上記の問いを考える上で、まずは「フルーツサンドの売られ方」について考えてみたい。フルーツサンドが売られているのは、「出店理由(出自)が明らか」であるケースと、そうでないもの、大きく2つに分かれると考えられる。更に詳しく観ていくと、概ね以下のようなお店であると言えるのではないか。

<出自が明らかである場合>

・フルーツ出身:
①青果店(スーパーなども含む)によるもの
例:ダイワスーパー。サイトを見ると「果実へのこだわり」が伝わってくる
②フルーツパーラーによるもの(多くの場合パフェなどもある)
例:果実園リーベルプチモンド

・パン出身:パン屋によるもの
例:セントルザベーカリー。Instagramにも時折フルーツサンドが登場する

・クリーム出身:見つけられなかった
例えば:生クリーム専門店であるところのミルクベーカリーは「クリームのみのサンドイッチ」は提供しているものの、そこにフルーツは存在しない

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<出自が明らかでない場合>

・フルーツサンド専門店:フルーツサンドを中心としたメニュー展開
例:GINZA FRUIT BOON by Utsuwaフツウニフルウツ(鎌倉・代官山。舞浜に出張店舗もある)

・サンドイッチ専門店:サンドイッチの甘いバージョンとして置かれている
例:メルヘン

・喫茶店:喫茶店の甘い物メニューとしての存在
例:Fru-Full赤坂店(ここはホットケーキパーラーと称しているので、一概に喫茶店とは言えないかもしれないが…)

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フルーツサンドを食べるのはどんな人/どんな状況なのか

上記で、提供元について考えていったので、次に「フルーツサンドを食べるユーザ」について考えてみたい。思いつく限り、以下のような属性や文脈があるのではないか。

<ユーザのタイプ(属性)>

・味訴求:フルーツ好き、パン好き、生クリーム好き
・見た目訴求:インスタグラムなど写真映えを摂取するユーザ
・マニア心訴求:フルーツサンドマニア(いっぱい種類があるから制覇してみたい的な欲求?)
・雰囲気訴求:フルーツサンドを置く店の雰囲気が好きなユーザ(見た目訴求ユーザとも似ているが、喫茶店の雰囲気を味わいに来ている点で若干の差異があるのではないか)

しかし、フルーツが好きならフルーツパーラーでフルーツパフェを食べればよいし(なんならフルーツ盛りを頼めば良い)、パンが好きなら焼きたての食パンを頬張るほうが有意義なのではないか、あるいはトーストされたもののほうが小麦の味わいが分かるのではないか、などの気持ちにもなる。次は、ユーザの状況について考えていこう。

<ユーザの状況>

・朝活:朝から爽やかに活動を開始したい(朝食ニーズ)
・時間つぶし:時間を潰すカフェなどでついでに可愛いものを注文する
・可愛いもの探求:可愛い雰囲気/可愛いものを探してさまよう、あるいは可愛い自分をアピールしたいときに利用する(可愛いものの隣にいると自然と周囲のものや人も可愛く見えるといった現象←名前あるんか?)
・探究活動:フルーツサンドの深淵を覗こうとする営み
(すいません、フルーツサンドを食べる文脈があまり思いつきませんでした。うまく2軸で切りたかったのですが)

フルーツサンドは誰の何を解決しているのか

次に「どこにどんなペイン/課題があり、何を解決しているのか」という観点で見ていこうと思う。ユーザサイド、提供サイド共にペインはどこにあるのだろうか。

<ユーザサイドの仮説>

・フルーツ・パンを食べたいが、それ単体で外で食べることが出来ない
・クリームを食べたいが、それだけではくどいし、そもそもはしたない

<提供サイドの仮説>

・パン:美味しいパンの活用方法として
(生の食パンだけではその場で食べてもらえないペインの解消?)
・フルーツ:
①フルーツを美味しく食べてもらいたい(上記同様、フルーツだけではその場で食べれてもらえないペインの解消)
②そのとき旬の、だったり、新鮮で美味しいフルーツを気軽に(フルーツ大好きな人でなくても)食べてほしい(間口の拡大)

という状況があるのではないだろうか。
ここまで考えたときに、ユーザサイドの困りごとと、提供サイドの解決したいことの結節点に「フルーツサンド」が存在するのではないか、と考えた。

フルーツサンドがこんなにも愛されるのは何故か

では、ここまでフルーツサンドが人気なのは何故だろう。以下のような仮説を考えた。(これはあくまで妄想なので、これらを検証することを、次回までの課題としたい)

①ルックスが良すぎる説
・写真を撮る際にテンションが上がる。
・見た目の可愛さについて語るだけで時間が過ぎる。
・可愛いものと一緒に撮影すると、なぜか自分も可愛くなった気がする。

②やばいものを食べていることをビジュアルでごまかしている説
・しかしその実、フルーツサンドは果糖、砂糖、脂肪の塊である。
・カロリー爆弾(やばい)を見た目でごまかしているのではないか。

③生クリーム食べたすぎる説
・人々は生クリームを常に欲しているのではないか。
・しかし、生クリームはそのままでは食べられない。まして外などでは論外である。マヨチュッチュならぬ生クリチュッチュ(なんかあまり良くない響きだな…)。
・だからこそ、「生クリーム食べたい」欲求のはけ口が、これまでにも度々変わってきたのではないか(例:原宿のクレープ、エッグスン◯ングスのパンケーキ、マリトッツォetc.)。
※ちなみにこの論法は、「パン食べたすぎる説」にも、「フルーツ食べたすぎる説」にも、当てはまるのは前述の通りである

④値段が手頃説
・フルーツや生クリームを摂取する手段として、パフェは値段が高い。
・フルーツサンドであれば、満足度高く、金額的にも抑えられる。
・また、お持たせのお土産としてもちょうどよいのではないか(人数が分からない場合、ケーキなどよりも持ち込みやすい?安いので個数もそこまで気にせずに買えるし)。

⑤フルーツ、パン、クリームの相互依存感がメンヘラ心を掻き立てる説
・以上を見て分かるように、フルーツサンドの3要素は、それぞれが独立することなく、共依存することによって成立している(よく言えばマリアージュ、悪く言えば共依存だ。交響曲のような音楽を奏でていると言っても良い)
・単体だと特徴にならないところに光を当てる事ができるのもまた、フルーツサンドの特徴である。もしくは単体だと強すぎるものに登場機会を与えているのもフルーツサンドの役割かもしれない。
・それらのことから、そのような「食べ物の在り方」によって、メンヘラ心を持った乙女がその気持ちを何らかの形でくすぐられるのではないか。
(こ、これは苦しい)

※なお、調査の手法としては、「過去3ヶ月以内に一度以上フルーツサンドを食べた人に、そのきっかけや、手にとった理由、購入目的、回答者にとってのフルーツサンドとは」といった質問を定量調査(アンケート)にて行うことで明らかにしていく。特殊なケースや象徴的なケースでは定性調査も検討する。

フルーツサンドを好きな人はたくさんいるのに、なぜ「絶品のフルーツサンド」について語られることがないのか

ここで話が少し横道にそれるが、冒頭の発話に戻りたい。

「絶品のフルーツサンド」というのは難しい。なぜなら、パンやフルーツが秀逸だった場合に「それ単体で食べればいいじゃないか」という議論になるからだ。

個人としても、なかなか「フルーツサンドとして」美味しいのかは判断に悩む。フルーツが美味しいこともあるし、パンが美味しかったのだろうなとイメージすることもあるが、それが統合した「フルーツサンドの美味しさ」なのかは自信がない。フルーツサンドの美味しさを語ることはとても難しいと感じる。

もしかしたら、フルーツサンドユーザは「これはとても美味しい果物/パン/クリームだ」と言うことは出来ても、それが「フルーツサンドの美味しさ」であるかどうかは、判断することが非常に難しいのではないか。
そして、もしかしたらフルーツサンドは「存在が尊い」ものであり、「美味しさの多寡」はそもそも問われないのではないか

(パンの主張が強すぎたり、乾燥していたりするとだめだし、クリームが濃すぎると食パンに合わないし…など思ったが、実際にそういう評価をしているレビューなどにはあまり出会ったことがない。いずれかのプラス加点になる要素を拾ってもらえているような印象がある。。。偏見かもしれない)

フルーツサンドの謎を解き明かす〜残論点〜

上記まで、あくまで仮説ベースではあるが、フルーツサンドを好きであるとはどういうことなのかを検証しようという試みを行った。
調査は今後に譲るとして、以下は、そもそも初期の検証自体が不十分だったり、答えの仮説が十分に得られなかった項目を列挙しておく。

・フルーツサンドはそもそも何故おしゃれに見えるのか
(フルーツは色、クリームは結節させる接着剤、ふわふわしたものの代表、パンは持ち手、あるいはレトロ感を出すためのフォントなのか?)

・フルーツサンドの持ち帰り利用は何故起きるのか
(パン・フルーツ・クリームともに持ち帰ることによって鮮度が下がり、崩れて映え度が低まるリスクもある。味・映え双方における意味合いが薄れるようにも見えるが、なぜフルーツサンドは持ち帰り店舗も多く出店されているのか?お土産用?)

・フルーツ好きでもフルーツサンドを食べることがあるのか、あるいはどういうときなのか(これはパンであっても同様だが)
(パンが本当に好きな人はそこまでフルーツサンドを食べない気がするが、フルーツ好きに関してはどうなのか)

・フルサン専門店が増えている経緯は何か
(何屋さん起点か?果物専門店?それとも全然関係のない新規参入がメインなのか?)

・萌え断と近接する概念なのか
(映えとは何が違うのか)

・懐かしさと新奇性の狭間で、フルーツサンドはどのように展開・生き残りを行っていくのか
(メルヘンなどの台頭、高級生食パン店のサンドイッチ・フルーツサンドイッチ展開への移行など、目まぐるしく変わるフルーツサンド事情のなかで、今後の展開としてはどのようなものがあるのだろうか)

【まとめ】とはいえフルーツサンドが幸福を運ぶのは間違いない

ここまでわかっていることは、フルーツサンドが美味しい、おすすめと言われるためには、

・具材(果物>クリーム>パン)が美味しい
・自分たちのストーリーを相手に伝えられている
・とにかく映える

のいずれかであるといえる。

また、何をどう味わいたいかによって、行くべきお店は異なるため、事前のリサーチ、および店頭でのヒアリングなどを通じて、フルサンライフのQOLを上げることが可能になるのではないか。

雑な結論ではあるが、ここまで人を魅了するフルーツサンドが幸福を運んでくれるのはまず間違いない。たぶん、上記の事なんてなんにも考えずに、ほわほわの生クリームと、ふんわりとした食パン、それから甘酸っぱいフルーツのマリアージュを楽しむ、というのがベストアンサーであり、至高の時間だと思う。

今後も目ざとく「一口に世界が凝縮されている」かのような気持ちにさせてくれるフルーツサンドを探し、見つけ、研鑽に励んでいきたい。

【おまけ】おすすめのフルーツサンドのお店7選

とは言いつつおすすめのフルーツサンドをご紹介します。私は「パン>生クリーム>フルーツ」の順で重要なので、その順番で書いていこうと思います。

①CENTRE THE BAKERY(パン部門)
こちらのフルーツサンドは、パンも甘めで美味しいには美味しいのだけど、トーストのほうが美味しい!と感じてしまうのであまり食べる機会がない食べ物…といった印象。でも、フルサンもちゃんと美味しい!

②フツウニフルウツ(パン部門)
フツウニフルウツのパンはたしかぶ厚めで、耳も残っていて、食べごたえあり。パンもフルーツも食べたい!であれば、こちらがおすすめ。

③VIKING BAKERY F(クリーム部門)
マスカルポーネの、軽くて甘すぎないのクリームが美味しかった。特におすすめなのは、イチゴとマスカルポーネサンド。日にちが経つとパンがふんわり感を失ってしまうものの、クリームの美味しさが繋ぎ止めてくれます!

④フルーツボックス代官山(生クリーム・フルーツ部門)
ここはとにかくコクがすごい生クリームが印象的!季節限定のいろいろな味(旬に合わせてりんごサンド、柿サンド、バナナサンド、シャインマスカットサンド、安納芋サンド(!)、いちご大福サンド、メロンサンド、マンゴーサンド、ピーチサンド、ピオーネサンド、みかんサンドなど…!)があるので、楽しめると思います!

⑤フルーツ アンド シーズン(フルーツ部門)
愛知県の「ダイワスーパー」からフルーツが運ばれているというこだわり!クリームは豆乳をベースにした自家製、パンも豆乳を使用したオリジナルらしく、カロリーにも配慮されているというダイエッターにも嬉しい仕様!

⑥はまの屋パーラー(フルーツ部門)
フルーツを食べたい人であれば、こちらもおすすめ。レトロ可愛い感じの、有楽町/日比谷の2店舗存在する、老舗の喫茶店。パンが少しぽそっとしてるかな?という記憶である一方、フルーツの量が多かった記憶があるような気もしたり。食いしん坊集まれ!(因みに、個人的にははまの屋パーラーはたまごサンドが一番美味しいですw)
以下に、お店の紹介文を掲載します。とても良いですね(語彙の喪失)。

2011年、45年の歴史に幕を下ろした「はまの屋」。
2012年、前店主から続く大人気のサンドゥイッチ、レシピと技、そして心を受け継ぎスタッフ、メニューと一新し再スタートさせて頂きました。「はまの屋ブレンド」ハワイの自社農場で作られたハワイコナをはじめとするブレンド豆を使用し、美味しいコーヒーをハンドドリップで淹れています。
自家製ジンジャエール、レモンスカッシュ、クリームソーダ、などその他ドリンク。あんみつなどもご用意しております。

⑦MARUICHI BAGEL(やっぱり!パン部門)
順番に書くと言いながら、我慢できずに入れてしまった…ここはとにかくずるいのが、ニューヨーク式ベーグルの美味しさ。というのも、作成の手法はニューヨークでも一番おいしいと自他ともに認めるEss-a-Bagelのものを踏襲しているそうで、それや美味しいに決まってる!あんバターのインパクト、ベジタブルのうず高く積まれた様子なども圧巻だけど、フルーツサンドもパンチの効いたビジュアルで良い&当然に美味しい。

というわけで、かなり東京エリア中心ですが、紹介させていただきました。
(ちなみにメルヘンは普段使い的にはとても好きで、品川の駅ナカでよくフルサンを買って食べてしまいたい欲求と戦い、勝ったり負けたりしている)

以上!フルサンについて思ったこと色々でした。定量調査・定性調査をしたら、また報告します!

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