ご報告

恥ずかしながらコロナ禍のあおりを食らい失職しまして、8月より出版社の晶文社にてフルタイムで書籍編集の仕事をすることになりました。ほかの版元さんからも企画協力などの仕事をいただく予定でおります。

編集の仕事は新人だった国書刊行会以来25年ぶりであり、はたして私などにつとまるのかどうか不安でいっぱいですが、決まったものはしかたがない。せいぜいがんばります。

編集者から著者になるケースは多いが、著者から編集者になるケースは聞いたことがない、とよく言われます。左翼から右翼への転向はよくあるが、右翼から左翼への転向はあまり聞かない、というのと同じでしょうか。違うか……。

それはともかく。

出版・ウェブ関係者のみなさま、今後いろいろとお尋ねすることもあるかと存じます。ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

研究者やライターやクリエイターのみなさま、おもしろくて(そこそこ)売れる本をつくっていきたいと考えております。なにかお心当たりがありましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。

私自身の物書き仕事も従来どおり続けていく所存です。もともとフルタイム業務のかたわらで物を書いてきましたので、それほど影響はないのではないかと楽観的に考えております。ただ、しばらくはテンパっていろいろ滞るかもしれません。

みなさまといつかお仕事をご一緒する機会がありましたらさいわいに存じます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

吉川浩満

追伸:次の更新は最初の担当書ができあがるころでしょうか。更新できることを祈ります。

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