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切り抜くジャンル・チャンネルを誤るとYoutubeでは稼げない|収益性の高い切り抜きチャンネルを作るコツ

切り抜きに関わらずYoutubeチャンネルを作る際、参入するジャンルを選ぶことは何よりも重要です。

なぜなら、チャンネルのカテゴリーというのは、再生数に大きく影響し収益を大きく左右するためです。

また、収益だけでなく動画投稿のモチベーションにも関わるので、最初ですべてが決まると言っても過言ではありません。


この記事では、切り抜き元の選定方法と注意点を徹底的に解説します。

これから切り抜きを始めようとしている方、一度挫折し新しいチャンネルを作り始めようとしている方は、ぜひ参考にしてください。


ちなみに、Youtubeで稼ぐ仕組みについて、よく分かっていないという方は、↓の記事を参考にしてみてください。

https://note.com/clipperwriter/n/n4158dfe5e2d8


切り抜くジャンル・チャンネルを誤るとYoutubeでは稼げない|収益性の高い切り抜きチャンネルを作るコツ

それでは、切り抜きジャンルを選ぶコツを次の順番で解説していきます。

・著作権と切り抜きの許可を得るには?
・まずは、自分の好きなチャンネルが切り抜きを許可しているか確認してみる
・再利用されたコンテンツ対策ができるか?
・関連カテゴリー全体で再生数の多いジャンルか?
・切り抜きチャンネルは他にどれほどいるか?


この中にもし一つでも意識していないことがあれば、必ず目を通してみてください。


著作権と切り抜きの許可を得るには?

切り抜くYoutuberを決める前に、まず著作権は必ず意識してください。

著作権について解説すると長くなるので詳しくは書きませんが、動画は当たり前に著作物です。


許可なく転載などすれば、犯罪になります。

アニメやテレビ番組と同じですね。


ですので、切り抜きを始めるにあたって、まずは切り抜き元の許可をとる必要があります。

(※クリエイティブコモンズが設定されていれば話は別ですが、切り抜きでは意識しなくて大丈夫です)


切り抜き元の許可を得る方法とは、次の複数のパターンがあります。


①切り抜きの仲介を専門に取り扱っている会社に申請する

ガジェット通信(https://getnews.jp/mcn/kirinuki)では、切り抜きの許可を出しているYoutuberと切り抜き師を仲介し、収益の分配などを管理しています。

ですので、ガジェット通信に切り抜きの管理を任せているYoutuberは個別に連絡して許可をとる必要がなく、専用のフォームから申請するだけで切り抜き動画の投稿を許可されています。


基本的に収益折半なので、その点は注意してください。

広告収益の半分以上支払う形になると思ったほうがいいです。


また、他にも「The Online Creators」というグループでも、切り抜きの管理をされています。
こちらもおすすめですが、二次創作という側面が強いので、ガイドラインを一度しっかり確認してみてください。

https://onlinecreators.jp/kirinukiguide/


②それぞれの会社や事務所で管理しているパターン

Vtuberグループに多い印象ですね。

たとえば、「ぶいすぽっ!」や「ホロライブ」では、切り抜きチャンネルを始める際は専用のフォームから申請するよう定められています。


また、Vtuberグループは基本的に、個人の二次創作として切り抜きで収益化することを許可しているので、そこは必ずガイドラインを確認してください。

収益分配についても、個々で異なるので注意してください。


③個別に許諾をとる必要があるパターン

所属組織で一括管理されていないYoutuberやVtuberは、個々に許可をとる必要があります。

たとえば、にじさんじや個人Vtuber、ゲームストリーマーなどですね。

その場合は、TwitterであったりYoutubeの概要欄に記載されているメールアドレスなどから連絡してみてください。


自分の好きなチャンネルが切り抜きを許可しているか確認してみる

まずは、自分が好きなYoutuberやTwitch等で配信している配信者が切り抜きの許可を出しているか確認してください。


切り抜きでまず大事なことは、継続です。


切り抜き動画は、1時間以上ある元の配信を見て切り抜かないといけませんし、ある程度詳しい必要があります。

それなりの労力がかかるので、そのジャンルだったりその配信者が好きでないと継続なんてできませんよね?

それに、我慢してやっつけ仕事みたいに適当に切り抜いて適当な編集をしただけでは、視聴者にも伝わるので、チャンネル登録されませんし動画も伸びません。


ですので、まずは自分の好きなYoutubeチャンネルを切り抜くことを最優先してください。

毎日見ていて好きな人、何回見ても飽きない人を切り抜くのです。


再利用されたコンテンツ対策ができるか?

次に再利用されたコンテンツ対策ができるかが、収益化する上で重要になってきます。

どんなにがんばって収益化条件を達成しても、収益化審査に通らなければ意味がありません。


再利用されたコンテンツについては今後解説しますが、大前提として1時間以上のライブ配信を毎日のように頻繁にしているか、ということをまず確認してください。

長いライブ配信だからこそ、その中の見どころとなるワンシーンだけ切り抜くというのは、見る時間のないファンが求めていることですし、そもそも編集されていない動画にテロップをつけたり、複数の配信の似た話題をまとめるといったことをして初めて、付加価値として認められるのです。


ですので、ライブ配信の頻度が少なく、数十分程度の動画しかないチャンネルは切り抜き対象から外してください。

ただし、インスタライブやTwitchなどで配信している可能性もあるので、その場合は逆にチャンスです!

再利用されたコンテンツ対策については、↓の記事に書いています。

https://note.com/clipperwriter/n/nfb2861d4cf98?magazine_key=m448fd7825096


関連カテゴリー全体で再生数の多いジャンルか?

次に収益を得る上で重要なのは、再生がとれるジャンルかどうかです。
つまり、視聴者人口が多いかどうかということ。


たとえば私は、視聴者人口の非常に多いジャンルで切り抜き動画を投稿しているので、チャンネル登録者が3000人でも、5万回再生以上の動画をたくさん出すことができています。たまに10万回再生も…

しかも、ライバルチャンネルが数百あるのにも関わらずです。


これがなぜかというと、そのジャンル全体が盛り上がっているため、他のチャンネルの関連動画に載ることでチャンネル登録者以外のユーザーにも再生されるためです。
(ちなみに、私の動画を見ているユーザーの99%はチャンネル未登録者です笑)


 切り抜きはただのライバルというわけではありません

 切り抜きや切り抜き元、そのジャンルが全体的に盛り上がることで、どんどんインプレションが上がっていくのです。
(※インプレッション → 視聴者に動画が表示されること)


これを調べるのにおすすめの方法は、次の3つです。


1、切り抜きチャンネルのチャンネル登録者数より、再生数が多いか

まずは、切り抜きたいチャンネルの他の切り抜きチャンネルを調べてください。


もし、チャンネル登録者が数百人とかでも再生数が1万再生を超えている切り抜き動画がたくさんあって、そういったチャンネルが複数あれば、チャンスがあります。

Vtuberやゲーム配信者の切り抜きに多い傾向ですね。


調べ方としては、例としてひろゆきさんの切り抜きをしたいと思っている場合、Youtubeで「○○ 切り抜き」と検索。

検索結果で、「フィルタ」を選択。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

すると、ソートや条件選択ができるので「チャンネル」を選択。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

これで対象の切り抜きチャンネルを一覧で探すことができます。

登録者数が1000人を超えていないチャンネルを複数見て、動画の再生数が1万回を超えているものが同チャンネル内複数あると、チャンスかもしれません。

もちろん今はもう、ひろゆきさんの切り抜きチャンネルはおすすめしませんが…


とりあえず、これだけでもまずは調べておくことをおすすめします。


2、メインキーワードの検索ボリュームを調べる

たとえば、Vtuberの切り抜きをしたいのなら、「Vtuber」やそのVtuber名、グループ名といったキーワードの月間検索ボリュームを調べてください。

Ahrefsなら無料で簡単にできます。
(検索の横の国を必ず「Japan」にしておいてください)

https://ahrefs.com/ja/youtube-keyword-tool


Ahrefsで出てこなかったら、vidiqの「キーワード」でも調べてみてください。

https://vidiq.com/


ここで、他の切り抜きジャンルのキーワードと比較して、検索ボリュームが多ければなお良いです。


3、直近の月間登録者増加率が多いYoutuberのジャンルを分析する。

ユーチェラというサイトで、今勢いのあるジャンルを調べることができます。

https://yutura.net/ranking/mon/?mode=subscriber_rate


「ランキング」→「月間」→「登録者増加率」

これで、今どんなジャンルのYoutubeチャンネルが伸びやすいのか分析するのがおすすめです!


ちなみに、ビジネス系は伸びづらく、エンタメ、時事ネタ、ゲーム実況などが伸びやすいのが事実としてあります。


切り抜きチャンネルは他にどれほどいるか?

できれば、切り抜き元が伸びているのに、切り抜きチャンネルが少ないところを見つけるのがベスト。

ジャンルの規模にもよりますが、同じ切り抜き元のチャンネルで、登録者数が1万人以上のチャンネルが10チャンネル以上あると、少し注意しておいた方がいいです。


また、チャンネルの伸び率は、ノックスインフルエンサーというツールを利用すれば調べることができます。

https://jp.noxinfluencer.com/


さすがに、上記で解説したすべてに当てはまるチャンネルを見つけるのはキツイので、とりあえず自分が好きで切り抜きたいチャンネルを複数候補として用意して、それぞれ徹底的に調べて比較してください。


切り抜き師としての心構え

最後に、切り抜きをする上での注意点です。


人として当たり前のことですが、切り抜き元の魅力をより広く伝えるという心意気がとても大事。

ただ自分が稼ぐためだけに、本人が言ってもないことをサムネに書いたり、誤解を招くような悪質なサムネを作ったりして、炎上すれすれの切り抜きをしていると、切り抜き元は躊躇なく切り抜きの禁止を判断します。


そういった例を今までたくさん見てきました。

Vtuber、インフルエンサーしかり。


そして、切り抜き元への愛をもって作れば、視聴者にも伝わるので、切り抜きをしている自分のファンにもなってくれる。

お金は後からついてきます


まとめ

切り抜きチャンネルにおいて、切り抜き元の選定は非常に重要です。

これだけで、将来的にどれくらい稼げるのかが大きく変わるのですから。


まだ切り抜きを始めていない人は、必ず次の5点に注意して切り抜きチャンネルを作ってください。

①    著作権と切り抜きの許可を得る
②    自分の好きなチャンネルが切り抜きを許可しているか?
③    再利用されたコンテンツ対策ができるか?
④    関連カテゴリー全体で再生数の多いジャンルか?
⑤    切り抜きチャンネルは他にどれほどいるか?


次は切り抜き動画の作り方から、投稿方法までを解説します!

https://note.com/clipperwriter/n/n3157d730462f


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