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フリーランスに向き不向きはある?フリーランス7年目で改めて考えてみた

妻のミオです。今年でフリーランス歴7年目に入ります。

フリーランスは個人の能力やスキルがものをいう世界なので、人によってフリーランス向き不向きはどうしても出てきますよね。

とは言っても、フリーランスが良くて、会社員やバイトがダメというわけでは決してありません。

ただ、仕事の仕方を考えていく上で、自分はフリーランス向きなのか、もし不向きタイプだとしても、自分のタイプを踏まえた上で変わっていくのは十分可能だと思います。

ということで、独立7年目、いろいろなフリーランスを見た経験を踏まえて、考えをまとめてみたいと思います。

フリーランスのメリット・デメリット

まず最初に、フリーランスになるメリット・デメリットを簡単にみていきましょう。

◎フリーランスのメリット・いいところ

  • 仕事の時間を自由に決められる

  • 毎日の通勤が不要

  • 好きなこと得意なことを仕事にできる

  • 人間関係のストレスが少ない

  • やり方次第で収入倍増

▲フリーランスのデメリット・注意点

  • 働いた分だけの収入になる(不安定)

  • 税などの事務処理が面倒

  • 社会保険がない

  • 会社員よりも信用が下がる

  • 一人でなんでも決めないといけない

フリーランスに向いているのはどんな人?

それでは続いて、上のメリット・デメリットを踏まえた上で、フリーランス向きの人の特徴をみていきましょう。

生活面

  • 家賃や生活費を抑えられる環境(実家・既婚・シェアハウスなど)◎

  • ある程度の貯金がある

スキル面

  • 技術職の資格を持っている

  • 2〜3年会社で働いた経験がある

  • 得意なスキルが複数ある

  • 営業力(伝える力)がある

  • コネクション・人脈がある

  • 自己管理能力がある

性格面

  • 判断力がある◎

  • マルチタスクができる

  • 好奇心旺盛

  • コミュニケーション能力が高い◎

  • 責任感がある◎

  • 一つのことをコツコツ続けられる

生活面・スキル面・性格面と3つの分野でフリーランスに向いている人のタイプをあげてみましたが、必ずしも全てに当てはまっている必要はありません。

ちなみに太字の◎は、私自身が創業時に当てはまっていたものです。

少なくともフリーランスになりたいという強い想いがあれば、スキル面は努力次第でいくらでもカバーできます。

生活面はどうしようもない時もありますが、それ以上に重要なのが性格面。フリーランス向きの性格であるかどうか、は仕事を順調に続けていく上で非常に大切です。

フリーランスに不向きなのはどんな人?

では、フリーランスに向いていないのはどんな人なのか、私の経験上感じた不向き5つのタイプを紹介します。

①安定した収入や福利厚生を重要視する人

フリーランスの一番のデメリットとも言えるのが、収入の不安定さ

そして社会保険や厚生年金などにも加入できないので、国民年金・保険で一気に負担が大きくなります。

フリーランス一本で生活できるようになるにはある程度の時間がかかるので、その間の生活費をキープするのが大変です。

(私は創業1年目は平均月収8〜10万円程度でしたが、書いた分だけ記事執筆料をもらえる形だったので、1ヶ月休みなしだった時は20万円くらいいきました。)

②仕事とプライベートをきっちり分けたい人

仕事が軌道にのるまでは仕事とプライベートの境目がわからなくなります。自分でビジネスを作って動かすわけですから、常に頭の中ではビジネスのことを考えます。

プライベートの時間を削って仕事をしなければいけない時も出てきます。というか、最初のうちはプライベートなんてほぼなくなります。

仕事のことを忘れる時間、切り替えが欲しい人にとっては辛いかもしれません。

③補佐役や管理職で力を発揮するタイプの人

会社員時代、上司の補佐役や、人の間に入るマネージャー職(管理職)を経験して、それなりにやりがいを感じていた人は、フリーランスの仕事は向かない可能性があります。

会社に所属していないフリーランスは、自分との闘いです。

煩わしい人間関係がない代わりに、助けてくれる人も協力し合う人も基本的にはいないと思っておいた方がいいでしょう。

また、会社内での中間業務よりも、対企業の営業職の経験者の方が、自分のビジネスのアピールが必須なフリーランスとして力を発揮できそうですね。

ちなみにですが、うちの夫はこの③に当てはまるタイプで、補佐役やマネジメントは得意だけど、一人で決断して行動するのが大の苦手。なので、うちは法人化して夫を会社の社員にして、私の補佐にしました(笑)パートナーが③のタイプのフリーランス不向きさんなら、会社を作って会社員にしてしまうという方法もありますよ。

④飽きっぽい性格の人

フリーランスの仕事は信頼を得るまでに時間がかかります。専門職の人でさえも、個人として名前を売るまでには時間も努力も必要。

この分野で頑張る、と決めたらとことん続けていく力が大切なので、飽きっぽくてすぐに辞めてしまう人には向きません。

転職を繰り返しがちな人は、たとえフリーランスになっても、成功する前に辞めてしまうことが多いようです。

⑤ただラクしたい、自由になりたいからフリーランスになりたい人

最後に、フリーランスになったら一番危険なのがこのタイプの人です。

会社やルールに縛られず、自由にラクに働けるのがフリーランスだと思っているなら、痛い目を見る前にやめておいた方がいいでしょう。

フリーランスの仕事は、決して楽しいことだけではありません

楽しい、ラクなことばかりやっていては収入が得られない。
勉強して常にスキルアップを目指さないと他に追い抜かれる。
そして一度自由になってしまったら、責任も全て自分にかかってきます。

ラクに、自由に暮らしているフリーランスも、数年間の努力の結果、ようやく勝ち取れたものなんですよ。

自己マネジメントと続ける力があれば、フリーランスでいける!

個人によって向き・不向きはあるものの、結論としては自己マネジメント力と継続力がフリーランスとして成功する大きな鍵になるかな、と感じます。

  • 自分の身は自分で守らなければならない

  • 仕事やお金を自ら作り出さなければ食べていけない

  • めんどくさいことも全て自分で請け負わなければならない

  • 仕事が軌道にのるまでは自分との闘い

などなど、大変なことも山ほどあるフリーランス。
でも、その分…

  • 自分のやりたいことをビジネスにできる

  • 個人としての能力を最大限に活かせる

  • 働く時間や場所にとらわれない

  • 家族や子どもとの時間を作り出せる

  • 基本的な経理知識が身につく

  • 経費を上手く利用して税金を調整できる

  • ビジネスの範囲が無限大にある

フリーランスだからこそ味わえる魅力もたくさんありますよ^^

ぜひ、フリーランスを目指している方は参考にしてみてください!

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