見出し画像

ジュリアの夏の思い出

お空組のジュリアが生きていた頃のこと。私たちは、丹沢にあるバウアーハウスというキャンプ場を何回か利用しました。

キャンプサイトの脇に川が流れていて、ダムの下ではないので、大雨が降っても心配なくて(隣接するキャンプ場で痛ましい事故はあったが、キャンプサイトの設定ミス、誘導ミスであると思われる)・・・・。

その頃の私たちは家を建てたばかりで、私の病気もあり、貧しくて、ジュリアを連れての旅行もままならない有様でした。そこで、ふと思い立ち調べてみると、テント他一式揃えても、ペンションを利用するより安いということに気づきました。

そこで、道具を一式揃えて、後にダッチオーブンなども導入して、過敏性大腸が心配だから下道を使って、3時間くらいのドライブをなんとか耐えて、ジュリアを連れてキャンプに行ったのです。

(ロコは、1度行ったか行ってないか・・・よく覚えてません。末っ子三文安いのですw)

焚き火台は借りて、薪もいっしょに買って、炭は自分たちで持って行って、食材は、車に積んであったものと、途中で買ったもの。

ある年などは、近くの釣り堀に行って、そこでつり上げたイワナとヤマメを七輪で焼いて食べました。すっごく美味しかったです。

この日のためにと用意した生協のブランド牛肉が、一切れ落ちたので、ジュリアにお相伴させたり。あのときのうれしそうな顔ったらなかったです。病気がちで貧しさから、野菜とヨーグルト、ペットフードしか与えられてなかったのです。(それが健康の秘訣でしたが)

いつもは、1階で1頭で寝ているジュリアと、同じ目線で眠れるのもうれしかったです。

ただ、ジュリアは、どこでもマーキングをしてしまう犬だったので、クレートを持たずに行った時などは、シュラフにおしっこされてしまい、もうどうしたらいいのという感じでした。

2回目以降は、クレートで寝ていただきました。ワンコ用の小さなテントもあるんですけどね。おとなしく入っていてくれるような子ではなかったので。w

けれど、ある年、キャンプ中に台風が来て、キャンプサイトの横を流れる川で、岩がゴロゴロ鳴り続けて、土砂降りの雨が降り続けるという体験をしました。当然、不安で眠れなくて、小雨になったところを見計らって、テントをなんとか畳んで、キャンプ場のご厚意でお風呂をというのも、疲れたからお断りして、家路につきました。

その年以来、オートキャンプは行かなくなりました。テント類は、災害用に倉庫に眠っていますが。たまにダッチオーブンで燻製を作りますが。ダッチオーブンは重いので、最近は、スキレットしか使わなくなりました。

キャンプサイト脇の川も、水が澄んでいて、冷たくて気持ちよかったです。

ロコくんは、放っておくとがんがん泳ぐジュリアと違ってお水が嫌いなので、アウトドアにはあまり向かない犬なのです。自分の足に水かきがあるって知らないみたいです。www

一度、青木湖でカヤックドッグデビューを利用したときに、ロコの金槌が判明しましたw。白馬のペンション、フェニックスウィングのワンコ風呂も、深さがあるから大騒ぎしてすぐ出てしまったという。。。

さすがに海は、洗うと乾かすのに時間がかかる犬種なので、館山のしぶごえのときも入らなかったけど。

もうロコくんとは、水辺はむーりー。ということで、白馬の平川と松川で遊ぶだけにしています。

ことしは、まだ予約取ってないけど、水遊びできる季節に行けるかなぁ?

行けるといいね。

たあこ






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?