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ボランティア再開に向けて
月末から、夫が元いた知的障害者の生活介護事業所でのボランティアを再開することにして、今朝(6月22日)担当のスタッフの方に連絡を入れました。
最近になって、症状を発しながらも、その原因となった家族との関係が紐解かれて、私は、自分自身を生かしていくことへの興味をより強く感じ考えられるようになり、その中でボランティアの再開という結論に達したのです。
ボランティアを中断する前は、夫がその事業所の所長をしていて、私が精神病の当事者ということをやわらかく受け止めてもらえる環境がありました。知的障害を持つ方たちと優れた支援者に囲まれた生活は、私にある種の安定をもたらしてくれていたと感じています。
今回、再開する予定のプログラムを指導していている方は、精神障がい当事者の親御さんでもあり、私としても安心感があります。
かつてボランティアに通っていたときも、私自身の中にある、精神疾患とは別の傾向(例えば、自閉であったり、発達障害症がであったり)が、誰もがケアをし合うような環境の中で、自然とフォローしてもらえていたということにあったと思います。
ボランティアと言いながら、障がいのある方たちといっしょに制作をしている私は、実はその環境に身を置くことで、自分を癒やしていたのだと気がつきました。
ボランティアといっても、常に支援をするのではなく、障がい者の方たちと同じように、紙や粘土を前に創作をする時間が持てます。
そんなときの私は、彼らとまったく同じように、自分の中の創造力を働かせて、創作に打ち込むことができるのです。
オープンダイアローグと出会って・・・29|ろっくぷーる たあこ|note
この記事に貼ってある写真の絵も、写真を元にではありますが、アートクラブの活動で私が描いたものです。(模写は得意)
もちろん、知的障がい者の方たちへの興味や関心も私を支えてくれます。彼らの忌憚の無い態度は、もっと自由に生きていいんだと私を鼓舞してくれるのです。
アートクラブとポトリクラブ(陶芸)、ハッピーかわせみ(市役所ロビーでの製品販売活動)。
体調のよくなった私が、外に出る一歩になるかと思うと、わくわくが止まりません。
たあこ
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