安井金比羅宮にお参りしてきました。

かねてよりSNSでその噂はよく目にしていた安井金比羅宮。
半年ほど前から人間関係の悩みが続いていて、自分で自分の気持ちが制御できずにずっと心が不安定な状態でした。
人の行動に一喜一憂してルンルンになったり死にたいと思ったりすることに疲れて、普段はあまりスピリチュアルを信じる方ではないのですが少しの希望と、気持ちを切り替えるきっかけになればと思って行ってみることにしました。

阪急京都河原町駅から徒歩10分くらい、八坂神社の近く。
ちょうど数週間前に友人の結婚式で訪れたばかりの京都河原町でしたが、今回の目的が目的だけになんだか全然違う街のように感じながらもGoogleマップを頼りに目的地まで向かいます。

今まで祇園は外国人観光客や着物を着た女性、カップル、家族などで人がごった返している印象しかなかったのですが、本当に驚くほど人が少なかったです。歩いていてちらほらすれ違う程度。
通りも休業や時短営業の張り紙をしているお店ばかりで、事の深刻さがひしひしと伝わってきました。観光するにはかなり快適ではありましたが・・・。

途中でメイン通りから離れ、京都らしい町屋街を歩いていると鳥居と”悪縁を切り両縁を結ぶ”と書かれた幕が見えてきました。
いよいよ来てしまった、と少し緊張と不安の混じった気持ちで鳥居をくぐり抜けます。
ネットで言われていたイメージとは違い、特に重い空気なんかもなく普通の神社でした。まだ午前中なのと自分に霊感の類が全くないからなのかもしれませんが。

道中には人が全然いなかったのですが、境内には10名ほどお参りに来ている方がいらっしゃいました。平日だったので並んだりするほどではなかったです。

本殿の少し手前にお賽銭箱と鐘があったのでまずそこでお賽銭を済ませてから本殿の前へ行きます。
本殿を前にかしこまった気持ちで願い事をし、おふだに同じ内容を書き、（ここでもお賽銭が必要でした）おふだを持ったまま碑に空いている穴のくぐり抜けを行いました。
表から裏へ抜けるときに悪縁が切れ、裏から表へ帰ってくるときに両縁を結ぶそうです。
特に太っているわけでもないのですが意外と狭くて大変でした。何人かで行かれる方はかばん持ってもらったほうがいいです。
くぐり抜けが終わったら糊で碑に自分のおふだを貼り、そのまま隣のお守りコーナーへ。

縁みくじ（三百円）、絵馬（三百円）、心機一転御守（千円）を購入しました。
えんむすびや縁切りの他にも交通安全や金運なんかのお守りも売ってました。

私が購入した心機一転御守はこれまでとは違った自分に変わり何かをはじめようとするときに良いとのことだったのでこれだ！と思い選びました。触った感じ中に輪っかがはいっているみたいで、輪をくぐり抜ける自分をイメージすると良いそうです。生成色の生地に金の刺繍で見た目も可愛いので気に入りました。

で、気になる縁みくじなのですが・・・
末吉で、あなたがご縁を持っている方との悪縁度がなんと60％。

周囲に変化が多く、波乱の兆しが見えています。

とのことでした。60％か・・・まあ40％は良縁なのかななんて呑気に考えていましたがTwitterで悪縁度で検索して他の方の数値を見たらおそらく60％が一番高いみたいで結構ショックを受けました（泣）

でも、しっかりお参りをしておふだも絵馬も書いてきたのできっと大丈夫だと自分に言い聞かせました。ネガティブでいることが一番良くないと思うんですよね。（思っていてもついつい悪い方向に考えてしまうのですが）
お参りの直接的な効果があるかはまだわかりませんが自分の中で折り合いが付けられたので行ってよかったです。明日からまた仕事なので弱い自分とは今日でお別れして、心機一転ポジティブな自分になろうと思います。

帰りに寄った八坂神社でひいた通常おみくじでも待ち人が牛歩の歩みとのことだったのでまだ少し時間がかかるのかな、と思いますががそれまで自分が成長するために必要な時間だと割り切ってマイペースに生きていけたらなと考えています。
今回のお参りに関することで進捗があればまた記事にします！