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『ノーコードツールは絵の具屋さん!?』NoCode JapanCEO中川さんインタビュー

Clickコミュニティ運営チームです。
本日はclickを開発されているNoCode Japanの代表取締役である中川さんに、Clickの今後の展望やコミュニティへのメッセージを取材しました。

オンラインにてインタビューさせていただきました

まず初めに中川さんの経歴を教えていただいてもよろしいでしょうか?

中川: 
元々ベトナムに住んでいて、今まで7社ほど経営してきました。
ベトナムでは、中古のバイク販売や日本の和牛ビジネスを展開していました。

7社ですか、すごいですね笑 そこからどのような経緯でノーコードツールで起業しようと言うことになったのでしょうか?

中川: 
直前にやっていたのが『HAKOBIYA』というビジネスで、外国に住んでいる方と旅行者をマッチングさせて荷物を運んでもらうサービスだったのですが、コロナでストップしてしまって。

時間があると色々チャレンジしてみたくなる性格で、コロナ禍で時間があったこともあり、次のビジネスのタネを探している中、ノーコードツールに出会いました。

『HAKOBIYA』を起業する際に、アプリの開発に当初の予定では400万円程度の予算だったのですが、最終的に3000万円程度になってしまったという苦い経験があり、自分のアイデアをすぐに形にできるノーコードツールに夢中になりました。

何ができるかわからないけどとにかく触ろうということで、bubbleやadaloを使い、そこで学んだことを情報発信しているうちに気がつくとインフルエンサーになっていました。「ノーコードのことがわからなければとりあえずあの人に聞いておけばいい」と言っていただけるようになりました笑

中川さん自身も元々はノーコードツールのヘビーユーザーだったんですね。

中川:
そうなんです。決定的なきっかけとなったのが僕のAdaloで作ったアプリが売却されたことです。それが日本で最初の、ノーコードツールで作成されたアプリの売却だったんですよ。

すごい!

中川:
メディア取材や、Adaloの社長の方と面談する時間もいただきました。ただ、その時Adaloが目指している世界と僕の描いていた世界に少し違いがあって。「なら自分で作るか!」と言うことでClickの作成に取り掛かりました。

目指している世界の違いですか?詳しく教えていただけますか?

中川:
誰もがアイデアを形にできる世界を作りたいという思いは共通していたのですが、Adaloはどちらかというと『開発』のフェーズに留まっていました。

今までの起業の経験からも、アプリを作ってからの拡大や運用といったビジネス面が僕は重要だと思っています。ノーコードツールには売却ができるほどのポテンシャルがあるので、より拡大・運用にも力を入れたプラットフォームを作りたいと言う想いからClickをはじめました。

ありがとうございます。Clickの思い描く世界というお話になりましたが、今後の展望についてお伺いできますでしょうか?

中川:

起業したタイミングがノーコードプラットフォームの中では後発組だったので、まずこの3年はClickを開発することに注力してきました。3年経過し、ある程度形になってきているので、そろそろ次のフェーズに入る頃だろうと考えています。

次の課題は何かというと、ノーコードツールによってコードを書く必要が無くなったとはいえ、ロジックの組み方の部分など、まだ多くの方は難しいと感じています。また、アプリを開発しても、例えばそこからアップルやGoogleのアプリストアに出そうとすると煩雑な手続きが必要です。

そのような課題を解消するため、ClickにAIを組み込んだり、独自のアプリプラットフォームを開発し、真の意味でエンジニア以外の99.7%がアプリを作れる時代を作っていきたいと考えています。


ワクワクする未来が待っていますね!
最後にclickユーザーやコミュニティの皆さんにコメントをお願いします。

中川:

僕たちは例えていうと、絵の具屋さんだと思ってます。絵を書いていただくのは使っていただいている皆さんなんですね。僕がAdaloで開発をしていた時も、「こんなことができるのか!」とAdaloの代表に驚いていただくことがあって笑

我々プラットフォーマーが想像もしていないようなアイデアが生まれてくるようなコミュニティになればいいなと思っています。

加えて今まで3年間もコミュニティの皆さんとともに、Clickを作り上げてきたという実感が僕たちには強くあります。なのでこれからも皆さんの力を借りながら、Clickを作り上げていきたいと思っています。

また今コミュニティにいらっしゃる方はデジタルへの感度がとても高い方々ですので、将来使ってくださるユーザーの方々にコミュニティで蓄積されてきたノウハウや躓きやすい部分を見つけていく、そんな役割を僕たちと一緒にになっていただけたらなと思っています。

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