ふみうら

なんでもいいから書いてみようと思った ✼••┈┈┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈┈┈••…

ふみうら

なんでもいいから書いてみようと思った ✼••┈┈┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈┈┈••✼ なに書くか決まってないけど、アウトプットしたくて。楽しんで書き続けるを目標に。おひまな時に、よかったら。

最近の記事

ぼくはみずいろ

神様は強い魂を傍に置きたがる。 これは私が好きな小説の中の言葉。 だから、魂の強いやつほど早く天国に行ってしまう。神様が連れて行ってしまう。そんな内容だった。 残された側のどうしようもないやるせなさを、ほんの少し慰める言葉だと思った。 緊急事態宣言の真っ只中にも、同じことを思い出していた。あの時と同じくらい、穴が空いたような心。 ファンと呼ぶにはおこがましい。遠くから、眺めるように、見ていただけだ。直接会ったこともない。画面の中で、本人から発信されているとされている情報

    • アンインスタント

       タイムパフォーマンス、という言葉があるらしい。    時間が止まったかのように見える手品のことかとでも思ったがどうやら違った。コストパフォーマンス、の時間版ということらしいのだ。かけた時間、かかる時間に対する満足の度合いとでも言うのだろうか。  この言葉、何で聞いたかといえば、映画についてだった。映画館で映画を観ることはタイムパフォーマンスが悪い、と宣う人類がいるんだそうで。見る作品と上映時間と自分のスケジュールを合わせ、座席のチケットを買い、その時間に合わせて映画館に赴い

      • 祝福のまどろみ

        「今日はなにかいいことがある気がする。」 そう言ってわたしのパートナーは在宅ワークのパソコンの前へ向かった。 朝、もうすぐ9時を回るところだった。 わたしは勤務先へ持っていく珈琲を片手に彼を見る。 気のすすまない労働に、香りのよいカフェインは必須だ。コンビニコーヒーでは馬力が続かず萎えるので、必ず自宅で珈琲をいれる。酸味の少ない、コク深いやつを。 なんでもない朝の風景にぽん、と置かれたことばがくるりとふり返り、無垢な表情でわたしを見上げている。 わたしはそれが壁に吸い

        • わたしという人間のこと

          毎日同じ電車に乗って 同じ道を歩いて 同じ場所で 同じしごとをして 時々苦しくなったり つかれたり 何も足りてないものはないのに ぼんやりさみしかったり そんな自分が嫌になったり 仕方ないと諦めたり どうにか毎日に満足してみようとして 失敗したり そんな日々を 繰り返して 繰り返して 繰り返して 消費するばかりの 溺れそうな毎日から なんとか這い出したいと思ったので はじめまして、ふみうらです。 フニクリ・フニクラみたいで気に入っています 自分から生まれるも

        ぼくはみずいろ