見出し画像

「ポチッと」なって変わってきたコト

「定年」が近づき考える

現在、57歳以上で、定年まで3年を切った人は何を考えるのか?
55歳で役職定年を迎えた人は何を考えているのか?
若い頃、見ていた定年間際の人はもっと弱々しく活気がなかったように目には映っていた。
カラダも動きもしんどそうで、「無理はしないでくださいね」「手伝いましょうか?」など近くて仕事をしながら気を配っていたと思います。
どうやら最近は、違うようだ。

その年齢になった自分が考えること

意外にも元気なんです
夜ふかしができなくなって、目が疲れてるぐらいだろうか。
私以外で、趣味がウォーキングとかジョギングなどという人は、下手な若者よりも数倍、持久力があり、バネがある。
本人もびっくりするほど元気なのである。

自動車と人

昔の車は、5万キロで50%、10万キロを超えると査定はゼロと言われた。
国産車などは、ポンコツと言われていた。
しかし、今の車は10万キロを超えても元気に走る。
年次点検や車検時に劣化状態を確認して、メンテナンスをして、手入れしていれば何の問題もない。
人間も健康診断をして、人間ドックに行って、血圧が高ければ気にして、胡麻茶やウーロン茶を飲む。
病気の疑いがあれば検査を受けて、治療をする。
そのようにして長く健康で過ごせているのである。
さらに健康への関心が高いため、以前の高齢者(おじいさん、おばあさん)とは比べ物にならないほどに丈夫になっている。

ガタがきているのは

暴飲暴食、過度な偏食、不摂生な生活をしていれば高齢者でなくても体にガタはくる。オンラインゲームなどは座りっぱなしで、コーラとポテチだけで数時間、夢中になってやり込むという。
動かなければ、本来のものとは違ってしまう。
元々は、ものを運ぶために必然的に動いていた。つまり「運動」。
今は『ポチッと』すればものが届く。
便利になった分、「体を動かすことを考えているか」が重要になる。
印象としては、年齢が高いほど小まめなチェックをして、適度の運動を心がけている。
つまり、意識をしている高齢者は下手な若者よりもずっと元気で、丈夫で、よく動く。しかも、経験則から得られたリスクに対する感性の高さというオプションまでついているのだ。
インドア・アウトドアの二極化、食事や生活時間の節制と不摂生の二極化などなど社会生活者全体で二極化が起きているのだ。

高齢者はミスをする?

高齢者の自動車事故も多発しているが、油断と慢心、油断と自己管理能力の低さなどから起因しているものも多い。
これは、本人も周りの人も社会の仕組みも、今までは大丈夫だったからなどの曖昧な認識の中で起こってしまったと言えなくもない。
つまり、高齢者が多くなるからミスが増えるのではなく、高齢者も若者も二極化している中で、中途半端な社会制度や仕事の変化、システムを導入しても「最後のツメはヒト任せ」などのように、ズレが出ている分、社会生活者も多様化しているのである。
コロナをきっかけに拍車がかかり、人の生活価値観が二極化しているから、今まで通りには行かなくなっている。

考えるポイントを間違えてはいけない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?