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英語多読レビュー:生と死を捜査する、科学捜査班の仕事

On the Scene a CSI's Life
レベル:2  YL:2.0-2.2  総語数:3552語

※大人の英語初級者におすすめ

いつもドキュメンタリー番組ばかり見ている私でも、CSIという名前の人気海外ドラマがあることは知っていました。
この作品は、現実のCSIがどのような捜査を行っているかを紹介しています。
ちなみにCSIは「Crime Scene Investigator(有名なドラマではInvestigation)」の略だそうです。

指紋やタイヤ痕などの有名どころの証拠をどのように集めるか、といった説明から、遺体に集まった虫で事件発生の日時を推測する手法まで、かなり詳しく書かれていました。
このTime for Kids シリーズではおなじみの情報ぎっしりコラムページでは「死体の状態がどのように変化していくか」をイラスト付きで紹介していて、「この本って何歳ぐらいの読者を想定しているんだろう?」と驚きました。

海外の犯罪捜査や動物病院のドキュメンタリーを見ていると、傷口や虫、血痕などを、かなりがっつり鮮明に映すので、日本とは違うな~と感じます。
子供の教育を目的としたこの作品でも、それが表れていて、国によっての違いを感じました。

シリーズ:Time for Kids Nonfiction Readers
出版社:Teacher Created Materials
著者:Diana Herweck

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