【日本1細かい?】第100回箱根駅伝区間エントリー予想【中央大学】


今回は12/11に発表された中央大学のエントリーメンバーから実際に走る10人とその区間を予想していきます

戦力分析


大学のエントリーは以下の通りです

この中では10人目の候補になりそうな4年生たちが外れる形になりました。今季1万m28分台を出した大澤健人、7区を走った経験のある居田優太、1年生のころからエントリーメンバー入りの経験を持つ伊東大翔らになります。
また東海林宏一や山口大輔らも外れましたが今季あまり調子が良くなく順当といえるでしょう。

エース・往路候補

エース3番柱は全日本で1区~3区を走った3人。吉居大和吉居駿恭の吉居兄弟に中野翔太です。それぞれ28分一桁のタイムを持ちいつでも27分台を出せる選手だと思います。吉居大和と中野は2人とも昨年の箱根主力区間となる2区と3区で区間賞を獲得しています。
あとは往路候補に挙がる選手は2人です。湯浅仁溜池一太になります。湯浅はMARCH対抗戦で青学のエース達と競り合い、全日本7区で平林と競り合い互角の戦いを見せており、その力は他校のエースと比肩するレベルにあるといえます。
溜池は今年2戦は中間区間を担当。昨年の箱根1区で見せた強さとは別の強さを見せており、今年は箱根でも4区や7区など中間区間での起用も考えられます。全日本4区のような走りを期待したくなりますね。

特殊区間、5区・6区

中大の5区は過去2年経験のある阿部陽樹が有力候補です。1年生から主力として活躍し2年生の箱根では藤原正和現監督の中大記録を更新しました。また5区の控え要員として挙がるのは山崎草太でしょう。中大の戦略としてはおそらく阿部が70分20秒程度では考えているのではないかなと思いますから、もし同程度で走れる選手が見つかった場合は阿部を5区から降ろし平地区間で起用することも考えられるでしょう。
対して6区は有力候補としては浦田優斗があげられると思います。昨年まで4年連続で走った若林陽大選手が抜けたなかでできれば58分30秒は優勝を考えると切りたいところでしょう。

復路7区~10区を走りそうな選手たち

往路候補に挙げた選手と阿部の中でだれか1人は必ず復路で使うでしょう。そしてその中で復路で候補となりそうなのは吉中祐太本間颯白川陽大山平怜生の4人になると思います。吉中と本間は全日本の5区、6区つなぎ区間でまずまずの走りを見せた選手。白川山平は下級生のころから長い距離で活躍した選手です。特に山平は関東インカレでの実績もあるため暑さが懸念される今年キーマンになるのではないでしょうか。あとは病気から戻ってきた園木大斗も注目ですね。

予想


1区 吉居駿恭 2区 中野翔太 3区 吉居大和
4区 湯浅仁  5区 阿部陽樹
6区 浦田優斗 7区 溜池一太 8区 本間颯
9区 山平怜生 10区 白川陽大
中大のエース達の力を見ますとこれは往路につぎ込むしかないと思いますし、藤原監督もその考えのようです。復路も自信のある選手から7区につぎ込んでいくのではないかなと思っています。
あとは9区に暑さに強い山平、10区に暑さにも寒さにも対応できそうな白川を予想してみました。

展望

往路にエースをつぎ込むでしょうから往路優勝しないと優勝はないと思います。そのため吉居駿、中野の区間を駒澤とトントンでいって吉居大和で1分差をつけ湯浅デもう1分差をつける戦略だと考えています。
5区は30秒程度負けることはある程度織り込み済みでしょうから4区までに差をつけておきたいところでしょう。
もしくは1区に吉居大和を起用して98回のような大逃げの戦略もあり得るかとは思います。なんにしても優勝に向けては往路優勝はマストになるでしょうし、復路小田原で20秒でいいから先行したいと考えているでしょう。そこから7区で1分程度まで広げれば十分総合優勝も見えてくるはずです。

あとがき


いかがだったでしょうか今回は中央大学の戦力分析とそれによる区間予想と戦略、展望について語らせてもらいました。この記事が良いなと思った方は「好きボタン」お願いします
また次の記事ではついにラスト駒澤大学の戦力分析と区間予想、戦略、展望について語る記事を書かせていただきたいと思います。次回の記事もよろしくお願いします。

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