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越の国大王がいた足跡を辿る       六呂瀬山古墳群 (坂井市)vol.71

こんにちは Kurochanです!

坂井市丸岡町上久米田の
石川県山中温泉に向かう国道364号線沿いに
六呂瀬山古墳群(ろくろせやまこふんぐん)があります。

古墳入口
案内板

4世紀〜5世紀の北陸を代表する古墳群で
当時の越の国を治めていた
大王の墓といわれています。

前方後円墳2基、方墳2基が確認されています。

昭和53年(1978)国道365号線の
建設工事の遺跡分布調査で発見され、
家形埴輪も見つかっています。
国道は保全のため建設計画を変更して
古墳の下にトンネルを通すことになったそうです。

その後昭和60年(1985)、平成21年(2009)に
行われた調査では
葺石と円筒埴輪が発見されています。

平成2年(1990)5月には国の史跡に指定されました。

石碑


駐車場から歩いて古墳に向かいます。

歩道を進む

急斜面で転び落ちそうな道を
足を踏み締めながら歩き進めて
古墳の頂上に到着です。

墳頂


福井平野方面は木々に隠れて見えにくい
古墳らしい形が見て取れる
古墳の上には多くの松の木が伸びている

古墳らしい盛り上がりがありました。
しっかり前方後円墳の形をしています!

木々で埋もれていますが、
ここからの眺めは福井平野を一望出来る
最高の場所だったに違いありません!

当時の農村からも目立って見え、
権威の象徴だったのかも知れません。

墳頂には松の木が生えていました。
なにか時が来るの待ちながら
ひっそりと眠っている感じがしました。

この土地の深い結び付きを物語っています!


●六呂瀬山古墳群
 坂井市丸岡町上久米田



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