果てしなきバッグ
「演歌バッグ」
好きな言葉です。
人生の山場で演歌を歌うように、人生を語るバッグが欲しい。
仕事を辞めたり、鬱になったり、手術をしたりと山場は沢山踏んできているのに、なかなかバッグには辿りついていないのが現状だ。
何故かというと、試着に全然行けてないから。
現物を見ずに欲しいものを決めるだなんて、無理難題にも程がある。
あと、現実問題としては、先立つものがないから……!
鬱でほぼ無職(一応アルバイトはしているが、お小遣い程度しか稼げていない)なので、懐の寂しさといったら……。
一応目標として、この二年の間に現状を変え、試着をし、演歌バッグを手に入れたらいいなあと思っている。
人生を変えてバッグが欲しい。
バッグを手に入れて人生が変わった人もいらっしゃるかもしれないけど、多分わたしはそのタイプではない。変えてからじゃないときっとダメだ。
今のわたしはかなりしょっぱい。
実家に世話になりながら、焼けるような自立への憧れでもって自分を痛めつけている。わたしに余裕なくさせているのは焦り。刻一刻と年を取り、治るかわからない病気と常に戦っている。
激しい希死念慮とプロレスの如き叩き合いをし、人並みになれない苛立ちをどうにかなだめて、今このときを生きることに懸命になっている。
現状の焦り嘆き悲しみをどうにか前進するエネルギーに変えたい。
全ての歯車が前進の方向に回り始めたとき、きっと視界が開け、目から入ってきた光を受け止めた脳が新しい光景をわたしに見せてくれるはずだ。
大きな期待は持たない方がいいだろう。(鬱ってそんな病気だ)
でも、いずれ、脳が洗浄されるような眩しい光を見つけたいと願っている。
きっとその時見つけたバッグはピカピカに輝いていると信じる。
自分を変えてからじゃないとダメな理由はこれだ。
「演歌バッグ」については、あきやあさみさんのこちらの記事を参照してね
かわいい!!!!美しい!!!!
レース!デザイン!完璧!
汚したらどうしよう、ひっかけてレースがダメになってしまったらどうするの、という脳内にいるお節介さんの声を全部無視できる。
何も入らないのでは……?いいのだ、この可憐さが全てだ!
そう、わたしはグッチが好き……。
何も入らなくてもいい。私がバッグだ(?)ミニバッグのかわりにわたしが荷物を持ち運ぶ。
封筒みたいな形!中央で牙をむく猫ちゃん(だよね?)
かわい……愛でたい……シャーシャーの猫ちゃん……
上記のバッグとは系統が違うけど、仕事に行く時に持って歩いたら素敵だろうな~~~~!と思ったのでピックアップした。丸みを帯びた形、深みのある緑。かわいい、かっこいい。
これも仕事で使っている人がいたら、釘づけになってしまうと思う。
ころんとした形。球形のクロージャー。大きさもいい。
当然ながら、バッグを作っているブランド果てしなく多い。
サイトを見に行くと、最新のスプリングサマーのコレクションも見てしまうし、バッグ自体もとんでもない量が出てくる。時間が溶ける。
ちょこちょこチェックして、いいと思ったものの備忘録をnoteにまとめていけたらいいな。
この間旅行で使いたいショルダーバッグを探したんだけど、演歌バッグで旅行に行っちゃいけないという掟はあるまい……と思ったりした。沢山チェックしよ。
ちなみに今使っているバッグはミナペルホネンのパニーニバッグ。
ミナペルホネン/皆川明 つづく展で購入した。
何回か通って何回も試着して思い切って買ったので、これもわたしの演歌バッグといえるだろう。くたくたになっているけど、とてもかわいい。
沢山物が入るし、濃いグリーンが服と合わせやすい。今のスタメン。一番愛されているバッグなので、演歌バッグはこのこに並ばなくてはいけないのだ。選抜の道は厳しい。
今日の手帳
黒い手帳を使いたいときと、カラフルなものがいいときがある。
今年はカラフル期。
ほぼ日カズンのミナペルホネンカバーが好きすぎて、本体は買わずにカバーだけ買った。めちゃくちゃ好き。明るい気持ちになるね。
このカバーと同じ柄のパニーニバッグを持っている。そう、わたしは展覧会でバッグを二個購入した女……。
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