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欲しいなあメモ④

アイウェア

アラレちゃんみたいな大ぶりのメガネが欲しい。
顔が服に負けがちなので、インパクトがいるときに役に立ってくれる。入院前にドタバタと駆け込みで買った眼鏡は気に入っているけれど、試着は全然できなかった。
伊達メガネも欲しい。今使っているのはもう何年も前に雑貨屋で買ったものなので、そろそろ耐久性の限界。目が悪いから眼鏡は実用品で、おしゃれを求めるものではなかったのだけど、人生の半分をコンタクトか眼鏡で過ごすのだし、生活に洒落っ気を差し込んでみてもいいんじゃないかなと思った。
そして、印象を左右するアイテムだ。
わたしどんな印象を持たれたいのだろう?
フレームの細いものだと、オフィシャル感が出る。仕事用の自分が出る。大人で落ち着いた雰囲気。真面目さ。知的。シャープな空気。
フレームの太いものは、反対だ。わたしの生活だと、プライベート感が強く出る。個性的。インドアで映画や本を読んで休日を楽しんでいそう。リラックス。抜け感。
ふむふむ。30年眼鏡を使ってきているのに、どうやらわたしは眼鏡に対して全然深堀したことがないのがわかってきた。それは、自分をどう見せたいのか、にも通じる気がする。どんな自分を演出したい?それって眼鏡じゃなくちゃ、だめ?
眼鏡を必要としてるのに、同時にちょっとだけ憎んでもいるのは気が付いていたけれど。そんなとき、知ったのがこちらだった。


NOCHINO #1 GLOSS BLACK × CLEAR TO GREY (調光モデル)

満月ではなく満月の1つ手前 満ちる一つ前の月を良きとする日本人の心。不足の美、未完の美、余白の美。
13番目の月、後の月不足によってこそ、完全や満足という物ではあらわせないことが出現するとみなす。
不足をいかに美しくするかということによって、
人々の中に満足の美というものを感じさせる。
眼鏡は13番目の月すなわち後の月と同様、職人の手を離れた時点は不完全。私たちの提供する製品を13番目の月として。
源氏物語が生まれた平安時代、
季節を敏感に感じて”季に合いたる”色をまとい、
生活の中に取り入れることは貴族の嗜みだった。
現代に季に合いたる色をまとう嗜みを楽しみ、
一人ひとり異なる持ち主と吻合した時点で完成される

NOCHINO OPTICAL コンセプトより


アイウェアといったら鯖江でしょう、とHPを見に行って、コンセプトに痺れてしまった。眼鏡と持ち主が合致して、初めて完成する。
それって運命ってことじゃないか。
視力検査が嫌いで、目が悪いことを自分の欠けた部分のように扱って来たけれど、欠けた場所にぴったりと嵌まる欠片がこの世にはあるんだ。スペインのことわざ「あなたはわたしのオレンジの片割れ」のような眼鏡。消耗品じゃなくて、一生涯忘れられない眼鏡を所有できるかもしれないって可能性に初めて出会ってしまった。もしも、試してみて似合わなかったら仕方がないけれど、ピタリと合う眼鏡が自分を完成させるってコンセプトを知れたのは、とってもとっても良かったなあと思う。
今使ってる眼鏡も大切にしようって気持ちも湧いて来た。欠けたところを埋めてくれるってことは、それもわたしの一部ということ。眼鏡のほうから手を差し伸べてくれた気がする。その手を掴んで自分のことも大切にしてみよう。眼鏡について考えていたら、自分を大切にすることに繋がるなんて、自問自答って、すごい。


ちなみに、「カジュアル、お洒落、抜け感」をキーワードにして選んでみたものはこちら。伊達メガネとして使いたいな。


JINS CLASSIC Slim UCF-22A-185


JINS CLASSIC Bold UCF-22A-176


【Konstantin Grcic TYPE CARTOON】 URF-18S-344


Quick Fit bold MGF-23A-028

https://www.jins.com/jp/


今日の手帳


このたたずまい、好きすぎる


好きな手帳系YouTuberさんの影響で、鉛筆で書くことにハマっている。マイブックの紙質に鉛筆の相性が良すぎてずっと書いていたくなるし、何気ないことを受け止めてくれる。何を書いたっていい。オススメ。


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