【読後感想】ひとまず上出来 ジェーン・スー
今回はエッセイを読んでみました。度々、話題になるジェーン・スーさんの本を初めて読みました。軽やかでスルスルと情景や気持ちが入ってくる、のど越しならぬ読み越しがよい文章でした。
ひとまず上出来 著:ジェーン・スー
エッセイ集なので50本のエッセイが詰まっている本。
くすっと笑えたり、ちょっとだけ元気がでる話がほとんど。
世代あるあるも織り交ぜて、自虐的?いや最後は希望的な話になる。
ジェーン・スーさんがどれくらいの世代の人が知らずに読んだので、思ったより全然年上でびっくり。
でも加齢を楽しむ、変化を楽しむ姿勢がちりばめられていてあるあるも「そーなったら私もこうしよう」と未来の自分へのメモとなった。
特に「加齢×ボディ」や「女性らしさ、男性らしさ」などのエッセイが多いと思う。
それぞれの価値観があり、ジェーン・スーさんの価値観が表現されていることを前提に読んでほしい。
ふらっと立ち寄ったカフェで隣のおばさまたちが面白い話をしているのを聞いて、仲間に入れてほしい、一緒に笑ってしまうそんな風に感じれる本だ。
そしてジェーン・スーさんと同じように、誰かとおしゃべりしたくなっちゃう。
ぜひ友達に会いに行くときやちょっとした隙間時間にどうぞ。
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