見出し画像

「読書酒紀」 6回目 放送後記

※番組が終わるたびに、パーソナリティが番組の感想を語り、番組中に取り上げた本のリンクと紹介をしていきます。

回目リンク

「読書酒紀」第6回、後攻で話をさせていただきました野中です。テーマは写真でしたが、今回は本当に自分が過激派になってしまった回でした。
どうしてこうなってしまったのか…編集をしながら、「口は災いのもと」という言葉が脳裏のずっと浮かんでいました💦
写真についての過激な思いは、本編で話したとおりなのですが、現代社会は本当にありとあらゆるメディアが写真にジャックされているように感じます。この放送をきっかけにしないでも、なんでも良いのでぜひ、皆さんにも意識的に写真を見てほしいと改めて思います(過激派)
今後もこのSNS社会では、写真の圧倒的存在感は、変わらないでしょう。そんな中で写真アンチの過激派としてどこまで自我を保てるのか、自分自身を使った思考実験ができそうだなと思いました(笑)

今回紹介した3冊の本

・『「現代写真」の系譜 写真家たちの肉声から辿る』 圓井 義典 著
戦後の著名な写真家の言説をまとめた書籍です。写真家について、失礼ながらこれほど多くの人がいるのかという新しい発見がたくさんあります。写真を芸術的なものとして捉えようとして、彼らが試行錯誤した系譜を辿れるのもこの本に魅力の一つです。読みやすいことも含め、写真を考えるための初めの一冊としておすすめです‼︎

・『ヴィジョン・イン・モーション』ラースロー・モホリナジ 著 井口壽乃 訳バウハウスについては本編で概要だけ説明しましたが、かなり歴史的にも面白い文化機関であることを改めて共有したいです。「バウハウス叢書」なるシリーズもあるので、詳しく知りたい方はそちらも是非‼︎ なお、本編で話した通り、『ヴィジョン・イン・モーション』は図書館での一読を推奨します。

・『写真論』スーザン・ソンタグ 著 近藤耕人 訳
ソンタグについての説明をほとんど入れてなかったので、Wikipediaだけ載せておきます(Wikipediaリンク。この人の多彩でなんでも書ける感じはほんとに憧れますね。クリアな文章も魅力的な文筆家です。彼女の小説もすごく面白そうなのですが積読になっているので読んだら是非皆さんと共有していきたいなと思っています。

『読書酒紀』番組URL
https://open.spotify.com/show/36X5GlyHQcAavgvrcUvIf2

お便りフォーム(いただいたお便りは必ず番組で紹介します)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf5FXfc1gEew5YN27tg3rdPEa-AZgViEM0khg_QiHzSCQukVw/viewform


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?