インド投信に手を出すくらいならインド個別が熱い……けど火傷した
インド投信が各社から販売されており今のところ成績も良いですが、この先どんな風になるか分からないことを考えるとインド投信よりもインドも含まれている全世界の方がまだマシ(リスク的な意味で)だよなぁ、と。
その一方、インド個別銘柄はあまり話題に上がっていない印象を持っています。話題にならない原因はいくつかあるでしょうが、そのうち1つは売買するためには米株口座を持っている必要があるためでしょうか?
……それは置いておいて、インド個別銘柄を紹介します。(通常の取引と同じように売買できますが株とは異なるADR(詳細は検索してください)です)。
現在、以下の7銘柄しかありません。値動きとともに見てみます。
HDB:HDFC Bank Limited(銀行)
IBN:ICICI Bank Limited(銀行)
新コロショックは下がっていますがそれ以降は右肩上がりで他の銘柄と違って2023年中も堅調。
RDY:Dr. Reddy's Laboratories Limited(製薬)
新コロショックからの回復が一番早いのはさすが製薬。
INFY:Infosys Limited(IT)
SIFY:Sify Technologies Limited(インターネット)
インドのGoogleなんて言ってたヤツ出てこいってなる。
WIT:Wipro Limited(ITサービス)
WNS:WNS (Holdings) Limited(業務委託サービス)
人が多いんだからもっと伸びると思ったら案外頭打ち。
以前はTTM(タタモータース)やEROS(インドのNetflixことエロス! 現EMWPF)などがありましたがどちらも上場廃止(ADR終了)となりました。……何が酷いってインド個別銘柄で握ったのがこの2銘柄っていうのがもうね……。
まとめるとこんな値動きになります。
ちなみにADRではなかったので外しましたがインド旅行系のメイクマイトリップ(MMYT)は人口ブーストが効いているのか新コロショック以降の値上がりが想像以上でした。監視していたのにどうして手を出さなかったのか……。
またインドETFもいくつかありますがこんな感じ。
これらの中からどれかを選ぶとなると個別ならIBN、ETFならEPIですが……わざわざハイリスクなインド銘柄に手を出さなくてもいいでしょうに……ってなります。基本的に短期取引はしない主義なので。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
インド個別銘柄やインドETFをそれなりに検討したりインド現地での体験なんかをまとめた電子書籍を販売しているのでそちらも参考にしてください。情報は少し古いですが本稿より詳しく解説しています。
購入はこちらから(楽天Koboへのリンクです)。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?