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子ども達との距離とか関係とか

子ども達3人は自立している。
長男独身、次男夫婦には子どもが1人、末っ子長女は旦那さんと2人暮らし。
私は1人暮らし。

子ども達は母が1人でいることを若干心配している様子ではあるが、私自身はやっときた静かな時間を楽しんでいるところである。

20歳で結婚した私は40代後半で人生で初めての一人暮らしを始めた。
自分一人分の家事の気楽さや自由時間に感動なのよ。

とは言っても、20歳から40代後半までの人生に後悔はない。
大変な時期はあったけど、すべて今の私を形成した経験となっている。
逆に大成功じゃない?(今思えばね)


子ども達のことは世界で一番愛おしく思っているし、健やかに生きていてくれればそれでいい。

自分以外の人間に対して、自分以上に大切に思うことってあるんだ…という経験をさせてくれてありがとう。

ほんと感謝♡

3人とも自分の居場所で生きている。
時には苦しいこともあるんだろうな…と思うけど自分で選んだ人生を歩んでいる。
3人とも私にはできないことをやっている。

人としてほんとに尊敬している。

そんな感謝と尊敬の気持ちを持ちつつ、それぞれが元気な時にはそれぞれの人生を歩もうよ…という気持ちで子ども達と関わりを持っている。

もちろん一生ママだから「助けて!」ってことがあれば駆けつけるし、幸せな気持ちの時には分かち合いたい。
それができる状態になっていたいというのも私の目標の一つ。

今でも子ども達の存在は偉大なのである。
私の生きる目標になってるんだもん。
人生でそんな人に出会うことある?

でも。
もしかしたら普通のお母さんより子どもとの距離があるのかもしれないなぁ…と時々考える。
「距離がある」というか「気にしていない」というか…


それは、子ども達がある程度成長した頃から「あなたの人生はあなたのもの」と線引きをしていたからかもしれない。
「私にあなたの選んだ人生を反対する権利はありません」と思っている。

もっとさかのぼると、離婚した時「子ども達が父親とどんな関係を築いていくかは子ども達が決めること」と考えていたし、私がやるべきことは父親と離れ離れにしてしまった責任をとるために父となり母となり、子ども達を育てることと覚悟した。
(と…、立派なこと書いたけど、自分の感情のコントロールができずにブチギレることも度々あったし、ご存知の通り末っ子長女にはトラウマを植えつけるほど理不尽な言動をぶつけた)ニンゲンダモノ…

まぁ。いろんな経験をしながらではあるが
人間が自分以外の人間の人生について口を出すことは変だよね?って考えにたどりついている。
他人同士はもちろん、親子であってもね。
違う人格を持った人間同士なのである。

それは今も変わらず思っている。

でもね。
せっかく「親子」というご縁で出会っているのでそれは本当に大切に大切にしていきたい。





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