HER2陽性乳がん🌸記録⑯『ドセタキセル』初回投与
2023年6月15日
『ドセタキセル』初回投与の日がやってきた。
EC療法の副作用は想像していたより軽く感じたが、唯一《ジーラスタ注射の全身痛》と抗がん剤《エピルビシンによる静脈炎の血管痛》は辛い記憶として残っている。
『ドセタキセル』はどうだろう?
結構キツい副作用が出るみたいだし…
不安な気持ちで支度を終えて、しびれ予防策グッズ(着圧ソックス&メディキュット)を持って病院へ。
【1日の流れ】
血液検査:異常なし(貧血は改善)
↓
診察:CVポート刺し
↓
化学療法室:分子標的薬+ドセタキセル投与
↓
会計
↓
処方箋薬局
診察時、主治医がCVポートに点滴用の針を刺す。一瞬チクッとするが、外れないように透明の保護テープで固定して終了。
しびれ予防策で看護師さんが用意してくれた「手術用手袋」2セットを手にはめようとしたが、パツパツで全然入らない💦
え~どうしよう😨と焦る私。
看護師さんが
「それぐらいキツくないと意味ないからね」
と言いながら〈ベビーパウダー〉を両手に振りかけてくれた。
手をすり合わせてもう一度挑戦すると、すんなりはまる🙂
次は足…着圧ソックス上手く履けるかな…と不安な気持ちで化学療法室に向かった。
点滴の用意が出来るまでの時間で準備万端にしようと思っていたのに、リクライニングチェアに座っての体勢では難しい。
左足は何とか履けたが、可動制限(変形性関節症)がある右足に四苦八苦していると「〇〇さん、点滴の用意ができましたよ」と看護師さんの声。
「やばっ💦まだ履けてない」
その状況を見た看護師さんが手伝ってくれて、何とか着圧ソックス+メディキュット(ロング)の2枚重ね履き完了。
分子標的薬
パージェタ
↓
ハーセプチン
↓
吐き気止め
↓
抗がん剤
ドセタキセル
↓
生理食塩液(洗い流し)
・終了まで約4時間
同じ体勢で長くいると右足に痛みが出てきて結構辛い。救いなのはCVポートのお陰で両手が自由✨
リクライニングチェアのリモコンで足元を上げたり背もたれを倒したり少しでも楽な位置を探す。
なかなかベストポジションが決まらない😑
股関節・膝・足首…3ヵ所が同時に楽になる位置を探すのは難しい。見つかっても少し時間が経つと、どこかが痛くなる。
そんな事をしているうちに分子標的薬投与が終了し、いよいよ『ドセタキセル』の番がやってきた。
点滴時間は60分。開始してからしばらくは緊張していたが、体調の変化もなく検温・血圧も正常でひと安心。
スマホで時間を潰しているうちに問題なく投与終了、会計に向かった。
多少フラフラする感じはあるが、辛くはない。
あとは、これからやってく副作用がどうなるのか…
『ドセタキセル』は【蓄積型】で初回の副作用は軽くても回を重ねるごとに症状が強く出たり、数ヶ月経ってから出る場合もあるという。
怖いな…
「どうか手足のしびれだけは出ませんように」
結局、祈りも虚しく次々と副作用が出現…😱
次回、詳細をお話します。
最後まで読んで頂きありがとうございました🍀
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