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〔28〕稽古13回 生剋名と白頭狸の大運2/24

〔28〕有料稽古13回 白頭狸の実例検証と「生剋名」
 本稿の運営方針も少しずつ固まってきました。今後は「時務に関する考察」と「有料稽古(当分は命理学)」を交互に発表していく方針を採りたいと思います。
 時務に関する考察は南光院爾應法師が沙門として行うもので善男善女および善なるLGBT衆には随意の喜捨を乞う次第ですが、有料稽古は白頭狸が術者として会得したる知識を後世に伝授するものです。
 さて、今回はいよいよ生剋名について述べることといたします。生剋名は四柱推命を学ぶ人が真っ先に興味を惹かれるもので、俗流書には「通変星」として表現される「食神」とか「印綬」などの慣れぬ言葉です。
 これらは五行の相生相剋の関係を表わす用語ですから、天文学の星とは全く関係がないので「生剋名」と呼ぶべき、と主張された武田考元先生の教えに白頭狸は従います。
 さて稽古は、命理学の学徒としての白頭狸が生業の一つでもあり、ムダで邪な好奇心の乱入を遮るため、例の如く束脩を申し受けます。

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