ゲーム好きなソシャゲ廃人のデブが風俗嬢に恋をした 外伝 ラウジン嬢からのアドバイス
ごくたまにラウンジに連れて行って貰うときがある。
あくまで上司の付き添いなので機会も少ない、4か月に1回ぐらいの割合だ。
しかもちょっといいラウンジなのでしがないサラリーマン風情が1回会うのに2万も3万も払うのはちょっと抵抗がある。
それに頻度も多くないし上司の手前もあるので口説くこともできない。
そうなると喫煙スペースの雑談のようなレベルのやりとりを繰り返していくのであんまり楽しいと思えなかった。
それでもも回数を重ねていくことでさすがに少しは話しがしやすい女の子が出来てついていくときは、その子と話すことが多かった。(キャバ嬢をUちゃんとする)
前より恋愛に少しだけ前向きになったぼくは現状をいろいろとぼかしながらではあるがアドバイスを聞くことにした
まず最初に出た言葉は、Fちゃんと話したことないのでどんな性格かわからないけどど前置きした上で、
「それはパパ活でしょ」
とバッサリいかれた。
根拠その1、「体の相性」というより「心の相性」ならば仲良くはするけどそういう関係にはならない、させない というスタンスかもしれない。
根拠その2、お店が変わった時、最初に言わなかったのはお店を告げればどうやってもサービスを提供しなければいけなくなるからそれを嫌がっているかもしれない。
外で会う方が楽ならそっちを優先する。
根拠その3,ストレートに店外の方が儲かる。
これは自分が極端に書いてはいるが本人はもっと優しく言ってくれた。
そして最後に
「夜職のいうことは基本信じるべきではない」
嫌味とかではない自分を思っての指摘をしてくれたと思う。
注意すべきはこのあと、仲良くなっていった後にお金の無心があるかもしれないからそのときは気を付けてね。
とアドバイスをくれた後、自分のドリンクを一気飲みし
「でもね、あなたがいま楽しいならいいと思う。というよりあなたがどこまでを彼女に求めているかだよね。パパ活も決しては悪くないと思う、結局本人が納得しているなら、、ね。」
と続けた。
「明日私は誰かの彼女」という漫画の主人公の言葉を引用する。
「幸福は麻薬、一度その味を知ってしまうと前じゃいられなくなる」
インスタを知りたい、LINEを知りたい。
彼女の話し相手になりたい、彼女の友人になりたい・・
どんどん欲を出している気がする。
もっと時間をかけて彼女と仲良くなれたらと思っているのに。
「自分の好意よりずっと強い好意をぶつけられるのは苦しい」
これもその漫画からの引用だ。
失敗はしたくない。
距離感を間違えたらいまの関係が終わってしまうかもしれない。
僕はどうしたいんだろう。
鏡の前の自分を見るとただのデブが映る。
それに年齢も自分は倍ほど違う。
身分不相応なのに理解者面している自分はいったいなんなのだ・・
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