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本当にあった不思議な話?霊能者に会ってみた①

私は子供の頃から、不思議な話が大好きだった。
幽霊、妖怪、超能力、UMA、UFO、超古代文明、超常現象、心霊写真、心霊動画などなど。

ゲゲゲの鬼太郎は漫画もアニメも観ていたし、あなたの知らない世界もテレビにかぶりついて観ていた。ムーも読んでたし、ムーからの出版された本も読んでいた。

三子の魂百まで。47のおっさんになっても、それらの話が大好き。未だにそんなテレビがあれば観るし、怪談イベントがあれば行くこともあるし、YouTubeのそれ系も楽しんで観ている。

私自身は霊感が全くないので、不思議な経験はほとんどないのだけれども、周囲の人が体験した話はある。

そんな話を書いていきたい。

まあまあ不思議な話もあるし、気のせいレベルの話もあるので、まあ、話半分で読んでください。

最初なので私が体験した数少ない不思議な話である。

15年ほど前に私の祖父が亡くなった。家族の初めての死に、私はとても悲しくて落ち込んでいた。
その時、ふと霊能者の人に会ってみようと思ったのだ。

もともとそういう話が好きな人間だが、霊能者とかは玉石混交の世界。ニセモンに当たる可能性の方が高い。でも、まあそんなのも良い経験かなとネットを観て、そんなに金額高くないヤツに申し込んだ。

30分ぐらいで5,000円ぐらいだったような。ぐらいぐらいな不確かな感じ、もう朧げな記憶で申し訳ない。

市民会館の個室でやるらしく、一人で向かった。どんなもんかと少し緊張して向かった。

ドアを開けるとメガネをかけた細身のお婆さんが座っていた。

私は名乗ってから、着席し、亡くなった祖父が何か言い残したことがないか知りたいと告げた。

おばあさんは静かに話しだした。

『まこすけさんのお祖父さんは、最後咳をかなりしてますね。肺の病気で亡くなったようですね』

私は驚いた。

祖父は確かに最後咳をよくしていた。
肺の病気、そう肺がんで亡くなったのである。

続く。





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