就活と転職、企業に求める条件の変化は?
毎日平均2回は「転職」の2文字がチラつく今日この頃。大学4年生の就活の時は、手探りで会社を探していたが、1年半社会人を経験して少しずつ自分の譲れるところ譲れないところが見えてきた。
1.企業選び条件 就活編
就活時はとにかくホワイト企業を探していた。
業績が安定していて年間休日120日以上。
そこに重きを置いていたため、正直現職に休日数の不満や会社の安定感等に不満を覚えたことはない。
ただしかし、安定とは激務によるものとは思っていなかった。
現職は、基本ルート営業。こちらからアプローチせずともお客さんの方から依頼が来る。
その量が捌ききれん。
圧倒的な仕事量をこなさなければならない。故に自分の残業時間は55時間を裕に超えた。
また、そんな多忙な会社には自ずと昭和精神と体育会精神の地獄のミックスみたいな人が集まる。(そういう人しか残らない。)教育方法は場数と経験。十分な教育はなくとりあえず当たって砕けろ。無理な量の仕事を任されても断ることが悪とされる雰囲気。そしてこなせないと詰められる。ホワイト企業を探し求めて就活をしたのに、じぶんはどうやら黒寄りの企業に就職してしまったようだった。
2.企業選びの条件 転職編
挙げてみると随分と増えたな…と実感する。やっぱり働いてこそ分かることがある。
だいたい未経験の世界に飛び込んで一発で一生物の仕事を見つけられる方が珍しいだろうよ。
だから就活ってめっちゃ難しいし、3年目までの定着率が悪いのは普通なのかなと思う。
さて、新たに挙がった条件を大きく2つに分けてみた。1つ目は今の会社のいいところで継続させたい働き方。2つ目は今の会社の苦手な部分で転職では避けたい働き方。
2.1.今の会社のいいところで継続させたい働き方
休みの日に友達や家族と予定が合わないのは想像以上に辛い。まわりのサービス業の友人を見るとそう思う。社会人になってカレンダー通りの出勤の重要性に気がついた。
また、同じく転勤がないことがどれだけ楽か社会人になってから気がついた。転勤があれば、毎年決まったときにドキドキしなくてはならない。結婚とかも考えるといろんなところを転々とするのは正直避けたいところである。
また、休みの数もやっぱり譲れない。となると、夏季休暇の制度などしっかりあるところがいい。
今の生活水準から落としたくないため給与も大事。
また、昔から満員電車に乗るとお腹が痛くなってしまうほど苦手なので次回も避けたい。(でも、東京で就職するなら難しいとも思う)
そして、最近思うのは、じぶんは事務作業が本当に苦手。得意、不得意の話しではなくて、とにかく性に合わない。事務作業は毎日座りっぱなしでPCと睨めっこしながら単純作業を繰り返す。これを毎日続けているとこの時間私の人生に必要か?って思えてきてしまってキツイ。じぶんにはある程度想像力の必要な仕事がいいと思った。
だからと言って、裁量あるベンチャー(特にスタートアップ)で激務と責任に押しつぶされるのはもうお腹いっぱいと思っているので、今回も避けようと思う…。
2.2.今の会社の苦手な部分で転職では避けたい働き方
まず、フレックスとリモートワークは譲りたくない条件の中でもかなり上位。とにかく社会人は出勤することが何よりも億劫。だからそれが合法的に遅らせられたり減らせたりすることができるのは最高すぎる。
客の質がいいところも転職時には譲れない…。 いまの職場で学んだのは、Bto Bの営業だからといって決して安牌ではない、ということ。そもそもじぶんが相手にするお客さんは業界的に結構野蛮な感じの人が多い。今まで関わったことない人で、じぶんの常識が通じず、結果おじさんに突然キレられたり、ナンパされたりする。本当に勘弁。
時間外出勤と屋外勤務は文字だけ見たらそこまで大変じゃなさそうだけど、やってみると結構大変。転職した先では10:00出社&空調の効いた部屋で働きたい。
そして、今回声を大にして言いたいのは自分と似たような人がいるのってすごい大事だということ。
今は異性が多い上に年上の人が大半という職場環境。考え方が根本から違うことから生まれる気遣いやトラブルがストレスの要因になる。退職理由の一番が人間関係と言われているけど、面接や会社説明会だけではわからない!だからこそ、性別や年齢、出身大学など自分と似たような人がいるところを探すことが一つの解決策になるかもしれない。
3.まとめ
コンサルをやっている友達が、どんな有名企業でももっている悩みは一緒。完璧な企業なんてない。といっていた。みんな不完全だからじぶんに完全にあっている企業を見つけるのは難しい。
(というか働きやすい職場があるなら、既存社員が辞めずに結果、新しく人を雇ったりはしないのでは?とも思う。)
もし就活生やじぶんと同じく転職を考えているひとがこれを読んでいるなら、
じぶんのしかばねを超えていいところで働いてくれ!、と願うばかりである。
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