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第17回目 引き出す質問

こんにちは!!
今回は有効的な質問についてまとめていきます。

さて、内容の前に一つ質問です。

みなさんは普段どのタイミングで質問を使いますか?





そうです!!

考えて頂きありがとうございます。

きっとこのようなシーンがよくあるのではないでしょうか。


『仕事で上司への質問』
『お客様へのヒアリング』
『部下との面談』
『マネジメント』
『面接』

質問は日常的に溢れており
毎日何かしらの質問をしているでしょう。

特にマネジメントの立場の人や
ビジネスマンとして活躍している人であればあるほど相手のニーズを確認する為にも『質問力』が問われると思います。

そこで今回は
『質問の目的』+『活用できるシーン』
こちらをセットにして質問例をご紹介したいと思います。


①センターピンを見つける

<目的>
センターピンとは相手が今1番に大切にしている価値観や考え方の核となる内容を知る

実際の質問例
『将来どんな姿になっていたいですか?』
『理想の働き方はどのようなものになりますか?』
『どうしてそれはそんなに重要なんですか?』
『それを達成する将来どんな影響がありますか?』

<活用シーン>
・目標設定の場
・相手の本質を理解したい時

②現状を見つめる

<目的>
現状理解をし今の満足度を測ることで気持ちのモヤモヤを明確にする

実際の質問例
『目標達成が100%としたら今は何点ですか?』
『どのような問題がありその点数なんですか?』
『目標を達成する上で弊害になっていることはありますか?』
『その点数をつけた1番の要因はなんですか?』

<活用シーン>
・課題発見をしたい時
・相手(クライアント、部下)のニーズを把握したい時

③選択肢を増やす

<目的>
今すでに持っている能力や材料に気づいてもらう

実際の質問例
『制限がなかったら目標達成する為にどうしますか?』
『相手の立場から自分を見るとどう感じますか?』
『尊敬する〇〇さんならどうすると思いますか?』
『成功体験から活かせそうなことはありますか?』

<活用シーン>
・選択の絞り込み(MTG)
・手段や可能性を広げる

④行動の具体化

<目的>
目標計画を立てる

実際の質問例
『決めたことに対して今何ができますか?』
『最初の一歩として何から始めていきますか?』
『いつから始めますか?』
『誰の協力を得て進めていきますか?』

<活用シーン>
・やるべきことに悩んでいる人に対して
・考えがまとまらず身動きが取れない人に対して

⑤本気を引き出す

<目的>
最終的な行動促進につなげる

実際の質問例
『今やらないと今後どうなりそうですか?』
『いつから本気でやれそうですか?』
『達成の為に犠牲にできることはありますか?』

<活用シーン>
・意思決定をした際の確認の場


今回は具体的な質問例を項目に分けてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
普段何気なく使っていた内容も多かったのではないかと思いますがこのように体系化し段階別に分けることでうまく質問をコントロールしながら使い分けが出来るようになってくると思います。

特に部下を持つビジネスマンの方は今回の質問例を用いた上で部下の目標設定を一緒に作ってみて下さい!!

今回の記事はいかがでしたでしょうか? もしサポート頂けましたら自己投資に繋げさらに有益な記事を書いて還元します!!『誰かの何かの役に立つ為に』