「SLAM DUNK」の最高のキャラクターは仙道だ！

映画「THE FIRST SLAM DUNK」の公開が待ちきれない！
 
昭和４３年生まれの私も御多分に漏れず大ファンである。
これほどの人気作品、
これまでどうして続編ができなかったのか不思議である。
作者の美学なのだろうと想像している。

おそらく今回の映画は、新たなストーリー展開はないのではないか。
広島インターハイの戦いが描かれると予想している。
ラストはやはり山王工業戦の劇的な勝利、
と考えるのが妥当であろう。
 
映画の話はこれくらいにして、ここからはあくまで私の持論だが、
最高のキャラクターは誰か？
もちろんそれぞれ好みはあると思うが、
私は陵南のエース、仙道を挙げたい。

流川との対比で考えたい。
流川は抜群のセンスの持ち主だが、寡黙な修行僧的なキャラである。
無口でオレ様的。近寄りがたい雰囲気。試合も一人で戦って勝とうとする。
桜木花道に対しては「どあほう」を連発するほど、口も悪い。
 
対して仙道。
流川をしのぐセンス。彦一の姉をとりこにするほどのイケメン。
観察眼もあり、花道の実力をいち早く見抜く。
周囲の信頼も厚い。
海南大付属戦、魚住が退場になった後、
「仙道ならなんとかしてくれる」と周囲の期待を一身に背負う。
練習が休みの時は釣りをする庶民派。愛されキャラ。
そして、湘北戦の敗戦・・・
全国トップレベルの実力を持ちながらその舞台を踏むこともかなわない。
源義経を思わせるような悲劇のヒーロー。

そんな仙道を、私は一押しする。
願わくば映画でも何らかの形で登場してもらいたいものだ。

スラムダンクが今でも圧倒的に愛される納得の訳