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歴代最高かつ最低かつ最高と思われる年下男と別れた女の徒然16

歩いたり走ったりしてきた。22:00に外に出てさっき戻ってきた。
満月がすこし欠けていた。思ったより低い位置に佇んでいて、見上げなくてもそこに存在してくれていた。
ありがとう。見えなくなっていただけだった。消えてしまったわけじゃない。いつもそこに存在していた。
わたしが見てなかっただけ。
汗ばんだ背中が季節の変わり目をきちんと教えてくれてる。
今年は冬が短かったな。起こってないことを悩むのはやめよう。ちゃんと移りゆくのだから。

徒然16
前述したけど、彼はお店を経営していて、仕事面での知り合いがイコールしてプライベートでの知り合いになることが多いひとだった。
性格的なのか、意識してがんばっていたのか、それはきっとどっちもなんだろうけど、
わたしにも飲み込めることと、戸惑うことと、飲み込めなかったけど受け入れたことと、考えることをやめようと遮断したことと、
最後は自分でもよくわからない感情に陥ってしまったことと、
とにかくいろいろあった。簡単に言えば。

たとえば、まだ付き合う前の会話の一部で、
お店のお客さん(女性)と飲みに行くことや、彼の家に泊まったことがあることを聞かされた。
彼は特に意識せずわたしとの会話で言ってたから、たぶん彼のなかでは全然おかしいこととかではなくて、ごく普通のことなんだと思う。
飲みに行くことは、わたしのなかでは許容できた。
ふたりきりだとしても、まぁ実際付き合う前の話だし、そこはべつにいいけど、ってかんじだったけど、
家に泊めんの、え。お客さんでしょ、っていうかお客さんもすげーなそれ。え、お店のひととしてどうなんだ、、って思ったけどね。
思ったけど、
まぁ実際付き合う前の話だし、いっか。って許容はしてみた。一応してみた。一応。

わたしも接客業で、飲みに行こうとお客さんに言われることもないわけではないし、
実際、お付き合いの飲み会とかそれなりにあったりもしたけど、
たぶん、彼の飲み会とは趣旨がちがうと思う。たぶんね。ごめんだけど。
あのひとも経営者だし、自分にとって不利なことはもちろんしないだろうし、それはお客さん側もおなじだろうけど、
そんなもんなのかなぁ。そこまで仲良くなれるってことはある意味すごいいいことなのかなぁ。ちいさい店だし、お客さん大事にしたいって言ったりしてるし、その一部なんだろうなぁ。
とか、いい方向に考えるようにもしてみたりした。
これがよかったのかよくなかったのかはいまもちゃんとこたえは出せないけど。

わたしが言ったところで、自分の行動を変えるタイプでもないし、とりあえず静観。
一応、これに落ち着くわけだけど、
こういう一つひとつが積み重なって戻れないところまで蓄積され続けてしまったのは、
よくなかったんだろうなっていまはすこしこたえとして出せてる。

彼が別にわるいわけでもなく、わたしがわるかったとも思いたくない部分もあるのだけど、
合わなかった。合わせることもちがったんだろうし、合わせてと求めることもちがった。
わたしたちは、ヒートテックと白湯みたいな
どっちもあたためてくれるけど、本体がちがうみたいな、それだけのこと。
フライパンと鍋でもいいや。やめよう、例えが下手すぎる、、
それは、いまもこたえは出せない。一年経っても。

たのしいこともなかったわけじゃない。
はじめて泊まりに行くことになるわけだけど、、

#シリーズ
#最高かつ最低かつ最高
#夜ラン
#これでも
#元陸上部

#例えが下手です
#ヒートテック  と
#白湯  って笑
#これでも
#人文科高校 &国文科短大卒

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