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帯揚げと帯締め使いのポイントとコーディネート

みなさま、ごきげんよう。椿伯爵夫人です。

以前にも帯締めと帯揚げのコーディネートで着物の印象が全く違うというお話をしましたが、和装は本当に帯周りの小物使いが大事である、とつくづく感じます。

今日は着物初心者ながらに学んだ、小物使いの気をつけたいポイントをお話しつつ、私のお気に入りの帯周りのコーディネートをご紹介いたします。

ポイント1
着物や帯同様、季節感を大事にする。素材はもちろん、色のトーンが季節を表します。同じ赤系でも春には桜色、秋には柿色やボルドー を使うと、グンと季節感とおしゃれ感が増します。

ポイント2
帯や着物の中の色を選ぶのが基本ですが、それが2色合うとピタッとハマります。個人的には無地場の多い着物や帯に多色の帯締めや帯揚げコーデが好みです。

ブルーとボルドーと黒がピッタリ

ポイント3
あとはとにかく合わせてみること。まずは手持ちのものを合わせるのですが、しっくりこないことがはじめの頃は多く、着物と帯を持参してお店でたくさん合わせました。できれば自分の好みに近い担当さんがいると心強いですよね!

お店にいけない場合や最近は自分でも合わせられるようになったので、私はよく画像で合成してイメージもします。

これらのポイントを踏まえてコーディネートを続けていたら、かなりの数の帯締めと帯揚げになりました。

帯締め17本、帯揚げ16枚

帯締めは好みなのか、持っている着物や帯の色合いなのか、何となくボルドー 、オレンジ、ピンク系が多くなっていました。

帯揚げはどちらかというと、足りない色を補色する役割のため、色もさまざまですし、素材感もさまざまです。

最後に、お気に入りの小物使いをした帯周りを
ご紹介します。

着物の黄色と反対色の紫の帯揚げがポイント
着物の紅型の赤と紺を拾った輪出し帯揚げと
帯に合わせた2色の帯締め
着物の色に合わせた帯締め
着物の椿のピンクと
帯のややパープルがかったトーンの帯揚げ
着物の薔薇のグリーンを帯締め、帯揚げ共に使用

カラーコーディネートを楽しめることが着物の醍醐味のひとつだと私は思っています。

お読みいただきありがとうございました。
次回は〈大人浴衣の選び方〉について
お話したいと思います。

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