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対応能力が無い諫早市も見習うべき、 2024年 新年度のパワハラ報道続々と


1、静岡市「ハラスメント撲滅宣言」4/1

2、高知県「非常勤監事からの意見書を受けて設置した第三者委員会の調査でパワハラと認定」4/3

3、福岡県「吉富町が第三者委設置へ」4/11


静岡市が「ハラスメント撲滅宣言」幹部職員によるパワーハラスメント問題の反省から全職員と市議会議員対象に  
       4/1(月) 19:40配信

静岡市で男性幹部職員による部下へのパワーハラスメントがあった問題などを受け、市は1日「ハラスメント撲滅宣言」を出しました。

 静岡市では危機管理総室の50代の男性幹部職員が、自身の部下に対して人前での感情的な叱責や、能力の否定をするなどのパワーハラスメントが確認されています。

 退職者や長期間療養する職員もいて、事態を重く見た静岡市は、改めてハラスメント行為を防ぐため、1日「ハラスメント撲滅宣言」を出しました。

 対象者は難波市長を含めた9776人の全職員と、市議会議員47人です。

 長時間厳しく叱責し続けることや、身体に不用意に接触することなどハラスメント行為にあたる項目を示しました。

 そしてチェック項目を全て確認した上で「絶対に行わないことを誓います」と書かれた宣言書に、パソコン上で名前を記入して、上司に提出します。

 静岡市は「ハラスメント行為を見過ごしたり、黙認したりせず、職員が働きやすい環境をつくりたい」としています。


高知県信用保証協会 会長が“パワハラ”で辞任
「職員を追い詰めたこと重く受け止める」     4/3(水) 19:19配信

高知県信用保証協会の会長が2023年、管理職の職員に対しパワーハラスメントを行ったとして4月3日付で辞任しました。

辞任したのは県信用保証協会の近藤雅宏会長です。

協会によると近藤会長は、専務理事だった2022年12月、企業の経営支援などを担当する管理職の職員を個室に呼び出し、少なくとも2時間にわたって「優秀な人を集めておいてこの実績はない。どうなっているんだ」などと厳しい口調で立て続けに問いただしました。

2023年2月のアンケート調査で「近藤会長や常務によるパワハラがある」という回答が複数あり、協会が調査を開始。その時は「指導は業務上必要だった」などとしてパワハラとは認定されませんでしたが、非常勤監事からの意見書を受けて設置した第三者委員会の調査でパワハラと認定されました。

これを受け近藤会長は「自分の行為が職員を追い詰めたことを重く受け止めている」としていて、4月3日付けで辞任しました。


職員自殺未遂はパワハラか…吉富町が第三者委設置へ  
         福岡| 04/11 23:21

福岡県吉富町の男性職員が去年、町長などからパワハラを受けたと訴える遺書を書き自殺未遂をした問題で、町は11日、第三者委員会を設置して調査する方針を発表しました。

吉富町によりますと、去年9月、20代の男性職員が「町長や一部の上司からパワハラを受けていた」などと遺書を書いて自殺を図りました。

職員は現在、休職して療養しています。

吉富町の花畑明町長は11日午後に開いた記者会見で「(認識の)違い、違いというか、齟齬(そご)が大きすぎて」などと述べ、自殺未遂に関しての直接のパワハラはないと断言しました。

町は、依頼した弁護士が選定する医師と弁護士あわせて3人で構成される第三者委員会を立ち上げる方針で、16日の議会に議案を提出する予定です。


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