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うつ病アラサー会社員の「うつ消し実験」~精神科デイケア編②~

うつ病アラサー会社員が、気分の浮き沈みのある自分と向き合うために行っている試行錯誤(「うつ消し実験」)の数々を紹介する記事。今回は、精神科のデイケアプログラムのうち、前回の記事「精神科デイケア編①」(発達障害向けデイケア)に続き、うつ病患者向けデイケアについて、「精神科デイケア編②」として紹介する。

【うつ病患者向けデイケアプログラム】
私の通っている病院では、土曜日の午後に週1回2時間程度で全4回のデイケアプログラムが用意されている。毎月同じテーマで開講されているので、どの月からでも始めることができる。

このプログラムでは、「認知行動療法」などのテーマについて心理士の講義を受け、グループワーク形式で他の患者と意見交換を行った。
私自身は、「認知行動療法」については、以前から自分でうつ病関連の市販の本を読んでいたので、このプログラムを受ける前から知っていた内容ではあった。だが、その内容を自分自身の思考の仕方として定着させるのは難しいので、プロから直接話を聞いたのは、意味のあることだったと思う。認知行動療法の考え方を日常生活にしみこませるコツとしては、慣れてきたら、すべてのステップをきっちりと紙に書き出すのではなく、頭の中である程度大まかに考えられるようにすることだという。

使用した講義資料のサンプル。

私がこのプログラムを受講してから1年以上がたつが、認知行動療法をプログラムで学んでいても、生理前などはうつ病特有のマイナス思考に陥ってしまう。やはり長年染みついた思考のクセを改善させるのはなかなか難しい。時々、これらの資料を読み返すようにして、少しでも認知行動療法の考え方を自分の思考としてしみこませていきたい。

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